3月2日から開催!光山明展で境町の記憶をたどるアート体験

光山明展開催

開催期間:3月2日〜3月30日

光山明展開催
光山明展って何が展示されるの?
光山明展では、境町の歴史や人々の記憶をテーマにした映像作品や道具・民具を用いたインスタレーションが展示されます。
関連イベントはどんな内容なの?
上映会やギャラリートークが開催され、境町出身の監督作品や取材の過程についてのトークがあります。

「光山明展 記憶、つむぐ物語」の開催概要

茨城県境町に位置するS-Gallery粛粲寶美術館にて、2025年3月2日(水)から3月30日(日)まで、境町アートプロジェクトによる企画展「光山明展 記憶、つむぐ物語」が開催されます。この展覧会は、境町の歴史や人々の記憶をテーマにしたもので、地域の文化や歴史を振り返り、未来に向けた新しい視点を提供します。

本展は、境町の住民へのインタビューを通じて収集された「記憶」を基に構成されており、90代から50代までの町民の方々の様々な体験や思い出が語られます。これにより、地域の歴史がどのように形成されてきたのかを探求する機会となります。

【茨城県境町】「光山明展 記憶、つむぐ物語」開催決定 画像 2

展示内容とアート作品の紹介

展示の中心となるのは、映像作品と道具・民具を用いたインスタレーションです。これらの作品は、境町とその住民が共に歩んできた物語を表現しています。特に、先人たちが使用した道具や民具には、それぞれの時代の記憶が刻まれており、これらを視覚的に表現することで、語られない歴史を可視化する試みがなされています。

また、境町と利根川の深い関係にもスポットを当て、利根川水系の多様な景観を独自の視点で捉えた作品群が展示されます。これにより、利根川の風景が持つ新たな意味や価値が提案されることになります。

関連イベントの詳細

本展では、いくつかの関連イベントも予定されています。特に注目すべきは、以下の二つのイベントです。

  • 上映会「記憶を消さないために」
    日時:2025年3月8日(土)14:00~15:30
    場所:S-Gallery粛粲寶美術館
    内容:境町出身の仲村淳監督による「23通のありふれたラブレター」と光山明の「足利爆撃の記憶」を上映。上映後には、仲村監督と光山明のトークセッションが行われます。
  • ギャラリートーク「この町の小さな歴史」
    日時:2025年3月16日(日)14:00~15:00
    場所:S-Gallery粛粲寶美術館
    内容:境町での取材や制作過程についてのトークが行われます。聞き手は内海聖史氏です。

入館情報とアクセス

「光山明展 記憶、つむぐ物語」の入館情報は以下の通りです。

項目 詳細
会期 2025年3月2日(水)~3月30日(日)
会場 S-Gallery粛粲寶美術館
開館時間 午前:10:00~12:00(入館11:30まで)
午後:13:15~17:00(入館16:30まで)
休館日 毎週月・火曜日
入館料 330円(18歳未満、65歳以上は無料、年齢確認ができるものを提示)
障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料

境町のアートプロジェクトは、地域の文化や歴史を再評価し、次世代に伝える重要な役割を果たしています。今回の「光山明展 記憶、つむぐ物語」は、境町の住民が持つ多様な記憶を集約し、地域の魅力を再発見する機会となるでしょう。

この展覧会を通じて、境町の歴史や文化に対する理解を深めることができると期待されます。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。