愛知県豊橋市でパンをテーマにした体験型展示「ここにこベーカリー」開催中！

愛知・豊橋市こども未来館ここにこで体験型展示「ここにこベーカリー」開催中

愛知県豊橋市にある「こども未来館ここにこ」では、食生活に欠かせない身近な「パン」をテーマにした体験型展示「ここにこベーカリー」が開催されています。この展示は、2025年4月3日から始まり、6月1日（日）までの期間限定で行われています。子供たちが楽しみながらパンについて学べる内容が盛りだくさんで、特に子育て世代に人気を集めています。

展示は館内の「体験‧発見プラザ」内の「まち空間」で実施されており、入場料が必要です。入り口には、片側に120センチまでの身長を測れるフランスパンの背比べパネル、もう片側にはパン屋さんの顔出しパネルが設置されており、訪れた人々が早速撮影を楽しむことができるスポットとなっています。

パン屋さんの疑似体験

「ここにこベーカリー」では、こどもたちがパン屋さんになりきれるような体験が用意されています。展示内には「パン屋さん」が設けられ、子供たちは実際に「ソーセージパン」や「くまパン」、「かめパン」、「いちごクリームデニッシュ」など、10種類以上の本物そっくりなパンを見て、注文を受けることができます。子供たちがコック服やコック帽を着て、保護者からの注文を受ける和やかな光景が広がります。

このような疑似体験を通じて、子供たちはパン作りや販売の楽しさを体感することができ、親子でのコミュニケーションの場ともなっています。

パンができるまでを学べる「パン工場」

さらに、展示の一環として「パン工場」が設けられており、子供たちは見たり遊んだりしながらパンができるまでの工程を学ぶことができます。山崎製パン株式会社の協力により、パン工場の動画が流れ、パンや学校給食の団体の協力でパンの栄養や学校給食のパンの種類についても知ることができます。

また、製造工程の一部を模造した「動く工場ライン」があり、子供たちが本物そっくりなパンをラインに載せて遊ぶことができるため、楽しみながら学べる環境が整っています。さらに、食育の模擬体験として、フェルトで作られたパンのサンドイッチ作りやロールパンを作る遊びも用意されており、手洗いから始まり、パンの温度を調整して焼くまでの工程を学ぶことができます。

地域のパン屋さんの情報提供

「ここにこベーカリー」では、地域のパン屋さんの情報を伝えるコーナーも設けられています。豊橋市内の社会福祉事業所が運営する、障がいのある方々が就労している3事業所のパン屋さんの紹介や、こども未来館ここにこ近くにあるパン屋さん3店舗も取り上げられており、地域のパン文化を知る良い機会となっています。

さらに、こどもたちが描いた「たべてみたいパン」の絵も展示されており、子供たちの豊かな創造力を感じることができる展示となっています。

来場者の声と展示の魅力

「ここにこベーカリー」は3月1日（土）から始まり、初日から好評を博しています。保護者からは、「パン屋さんの衣装を着て、注文や商品渡し、支払い体験などもでき、親子で楽しめました」「パン工場の製造工程は勉強になりました」といった声が寄せられています。

また、会場にあるパンや食品などの遊び道具、ハンバーガー工作、動く工場ラインなどは、端材や不用品を活用してスタッフが手作りしたもので、温かみがあります。スタッフが工夫を凝らした、見どころがいっぱいの体験型展示「ここにこベーカリー」は、子育て世代の親子が「パン」を通して、夢を膨らませる場となっています。

開催情報

このように、愛知・豊橋市のこども未来館ここにこで行われている「ここにこベーカリー」は、親子で楽しむことができる体験型展示です。子供たちがパンについて学びながら遊ぶことができる貴重な機会であり、地域のパン文化にも触れることができます。興味のある方は、ぜひ訪れてみることをお勧めします。