増本淳の小説『フロントライン』が5月29日発売、初版限定特典も
ベストカレンダー編集部
2025年4月9日 10:29
フロントライン小説発売
開催日:5月29日

小説版『フロントライン』の発売について
株式会社サンマーク出版は、2025年5月29日に小説『フロントライン』を刊行することを発表しました。この作品は、日本中で話題となった豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号における新型コロナウイルス感染症の実態を描いた衝撃のデビュー作です。著者は、数々の大ヒットドラマを手がけてきた名プロデューサーの増本淳氏です。
本書では、2020年2月に横浜に入港したダイヤモンド・プリンセス号の船内で、3700人の乗客と乗員が閉じ込められた状況下で何が起こっていたのかを詳細に描写します。感染者数が日々増加する中で、見えない敵との壮絶な戦いと人間ドラマが交錯する様子が、事実に基づいて描かれます。

著者の増本淳氏について
増本淳氏は、映画「フロントライン」の企画・脚本・プロデュースを担当し、ドラマ「THE DAYS」や「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」などの名作を手がけてきたプロデューサーです。彼の初めての小説という形で、社会に鋭い一石を投じることが期待されています。
増本氏は、フジテレビ時代に「白い巨塔」や「救命病棟24時」といった作品をプロデュースし、独立後の「THE DAYS」はNetflixで全世界独占配信され、世界5位、77の国・地域でTOP10入りを果たしました。彼の豊富な経験と視点が、本書にどのように反映されるのか注目です。
ダイヤモンド・プリンセス号での実態
2020年2月、ダイヤモンド・プリンセス号は新型コロナウイルス感染者を乗せたまま、日本の港に足止めされました。この時、災害派遣医療チームDMATが、感染症対応が任務外であるにもかかわらず、厚労省の要請を受けて船内に乗り込みました。彼らの使命は、乗客たちの命を守ることでした。
船内では感染が急速に広がり、メディアからは「致命的な対応ミス」「船内隔離は非人道的」といった批判が寄せられました。しかし、DMATは反論せず、ただ黙々と命の救出に全力を注ぎ続けました。彼らの精神は「命を守るために、やれることは全部やる」というものであり、その姿勢が本書でどのように描かれるのかが注目されます。
本書の内容と特典情報
本書『フロントライン』は、メディアが伝えなかった未知の敵との戦いに身を投じた者たちの実話を基にしています。パンデミック初期の記憶が風化しつつある中で、この一冊は危機に立ち向かった医療者たちの魂の記録であり、あの時何が起きていたのかを伝える重要な証言です。
さらに、初版限定特典として「映画ポストカード」が付属します。この特典は非売品であり、予定数に達し次第終了となるため、早めの予約が推奨されます。
書誌情報と予約方法
『フロントライン』の書誌情報は以下の通りです。
- 著者: 増本淳
- 判型: 四六判並製
- 本体価格: 1,600円(税込1,760円)
- ISBN: 978-4-7631-4181-1
- ページ数: 320ページ
- 初版発行日: 2025年5月30日
本書の予約は以下のリンクから可能です。
項目 | 詳細 |
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タイトル | フロントライン |
著者 | 増本淳 |
発売日 | 2025年5月29日 |
価格 | 1,600円(税込1,760円) |
ページ数 | 320ページ |
特典 | 映画ポストカード(初版限定) |
本書『フロントライン』は、パンデミックという未曾有の危機を乗り越えた人々の姿を描いた作品であり、社会における医療の重要性を再認識させる一冊となることでしょう。興味のある方は、ぜひ予約を検討してみてください。