2025年4月13日開幕!大阪・関西万博でパキスタン館が文化遺産を披露
ベストカレンダー編集部
2025年4月13日 05:43
パキスタン館出展
開催期間:4月13日〜10月13日

2025年大阪・関西万博 パキスタン館が登場
2025年4月12日、パキスタンは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において公式パビリオンを出展することを発表しました。この万博は2025年4月13日から10月13日まで開催され、パキスタン館は「一粒の塩の中に広がる宇宙(Universe in a Grain of Salt)」というテーマのもと、来場者をパキスタンの豊かな文化と遺産の探求へと誘います。
パキスタンのピンクロックソルトは、その美しさ、健康効果、そして深い歴史的意義で知られ、パキスタンのアイデンティティを形作る繊細な物語と伝統を象徴しています。パキスタン館では、単なる塩の展示にとどまらず、その周囲に広がる文化的な物語や自然の驚異にも光を当て、訪問者にパキスタンの奥深い遺産と豊かさを発見する機会を提供します。
パキスタン館の体験内容
パキスタン館のデザインは、自然の要素と現代的な美学が調和した空間となっており、パキスタンの塩の景観の美しさを映し出す没入型の環境を創り出しています。来場者は、塩の展示に直接触れ、感じ、体験することができる特別な感覚体験が待っています。
パビリオンに足を踏み入れると、手作業で作られたピンクロックソルトの柱が立ち並ぶ壮大な空間が広がります。まるで塩の森の中にいるかのようなこの構造物は、探検心をかき立てるとともに、圧倒的なビジュアルを演出します。柔らかな光を放つ塩の輝きが空間を温かみのある色彩で包み込み、穏やかで落ち着いた雰囲気を生み出します。
主要展示コンテンツ
- 塩の歴史を描いたスレートウォール
スレートの壁には、パキスタンのソルトレンジの歴史が描かれています。約8億年前の形成から、アレクサンドロス大王の馬が塩を発見した伝説まで、その壮大な物語が表現されています。 - ヒーリングガーデン
ピンクソルトのロッドで囲まれた癒しの空間で、来場者は塩のスラブに座り、癒しの塩蒸気を体験できます。心身のリフレッシュとリラクゼーションを促す特別なひとときを提供します。 - インタラクティブ・タッチスクリーン
ダイナミックなデジタル体験型展示では、来場者がアルゴリズムに基づいたデジタルの塩の世界と直接触れ合うことができます。
万博の意義とパキスタンの役割
2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、国や組織、個人が地球規模の課題に取り組み、革新的な解決策を展示する世界博覧会です。パキスタン館は、パキスタンの豊かな文化的遺産、革新的な精神、哲学的な深さを称え、没入型の展示やインタラクティブな体験を通じて、観客にインスピレーションを与え、国際的な協力を促進することを目指しています。
パキスタンは161の国と25の国際機関とともに大阪・関西万博に参加し、その革新の精神と経済的可能性を発信します。パキスタン貿易開発庁(TDAP)が代表機関としてこの参加を統括し、文化の多様性と経済的な可能性を鮮やかに表現する展示で、世界中の人々を魅了することを目指します。
パキスタン貿易開発庁(TDAP)について
パキスタン貿易開発庁(TDAP)は、パキスタンの国際貿易を促進・強化することを目的とした主要な政府機関です。TDAPは、パキスタンの輸出拡大および企業のグローバル市場への進出を支援し、貿易振興において重要な役割を担っています。提供するサービスには、市場調査、貿易促進活動、能力開発、ビジネス連携の推進が含まれます。
同庁は、企業の成長を支援し、経済発展を促進するための環境整備に尽力しており、国際貿易機会への「ゲートウェイ」として、パキスタン企業のエンパワーメントを推進しています。
まとめ
2025年大阪・関西万博におけるパキスタン館は、「一粒の塩の中に広がる宇宙」というテーマのもと、パキスタンの豊かな文化的遺産と革新的な精神を称え、来場者に特別な体験を提供します。パキスタンのピンクロックソルトを通じて、その美しさと重要性を示し、国際的な協力を促進することを目指します。
展示内容 | 説明 |
---|---|
塩の歴史を描いたスレートウォール | パキスタンのソルトレンジの歴史を描いたスレートの壁。 |
ヒーリングガーデン | 癒しの塩蒸気を体験できる空間。 |
インタラクティブ・タッチスクリーン | デジタルの塩の世界とのインタラクション。 |
このように、パキスタン館は来場者に対し、文化的な深みと歴史的な背景を感じさせる展示を通じて、パキスタンの魅力を存分に伝えることを目指しています。
参考リンク: