ライトニング・マックィーンデイ (記念日 9月5日)
車体に刻まれたゼッケン「95」。この数字は、ディズニー・ピクサーの名作『カーズ』に登場する天才レーサー、ライトニング・マックィーンのトレードマークです。9月5日はこのゼッケンナンバーにちなんで「ライトニング・マックィーンデイ」とされています。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が制定し、2019年(令和元年)に日本記念日協会により認定・登録されました。アメリカ本国でも同日は「Lightning McQueen Day」として祝われています。
マックィーンが初めてスクリーンに登場したのは、2006年公開の映画『カーズ』です。劇中では2005年シーズンの「ピストン・カップ」にスーパー・ルーキーとして参戦し、一躍注目の的となります。スポンサーは錆取り用クリーム会社「ラスティーズ」で、ボンネットにはそのロゴマーク、両側面には稲妻のマークとゼッケン「95」が貼られています。決めゼリフは「カチャウ(KACHOW)」、日本語版では「カッチャオ」です。
実はこのゼッケン「95」には裏話があります。当初の番号は監督ジョン・ラセターの誕生年1957年から取った「57」でした。しかし最終的に、ラセター監督の代表作『トイ・ストーリー』が誕生した1995年にちなむ「95」へと変更されたのです。ピクサーの歴史を変えた一本への敬意が、マックィーンの車体に刻まれていることになります。
物語の序盤、マックィーンは「レースで勝つことがすべて」という自己中心的なキャラクターとして描かれます。ところがルート66沿いの小さな町ラジエーター・スプリングスに迷い込んだことで転機が訪れます。レッカー車のメーターをはじめとする町の住人たちと交流するうちに、勝利よりも大切なものがあることに気づいていきます。続編ではメーターたちと世界各地を巡り、若手レーサーが憧れるベテラン・スターへと成長しました。
9月5日、ゼッケン95番のあの赤いボディを思い浮かべながら、『カーズ』シリーズをあらためて観返してみるのもよいかもしれません。