警察相談の日 (記念日 9月11日)
「#9110」に電話をかけると、警視庁および各道府県警察本部に設置されている総合相談室につながります。9月11日は、この番号の語呂合わせから「警察相談の日」として制定されました。警察庁が1999年(平成11年)に定めた記念日で、困りごとを抱えたときに警察へ気軽に相談できる手段を広く知ってもらうことを目的としています。
#9110の運用が始まったのは1989年のことです。実際に事件や事故が起きてからでは取り返しのつかない事態になりかねない、という反省が背景にありました。深刻な事件に発展する前に相談を受け付けることで、被害を未然に防ぐ「予防的な窓口」として機能させることが狙いです。
相談できる内容は幅広く、ストーカー被害、家庭内暴力(DV)、悪質商法といった生活の安全・平穏に関わる悩みごとが対象です。「警察に連絡するほどではないかもしれない」と迷う段階でも相談できる点が、110番との大きな違いです。ストーカー被害では、加害者への警告や接近禁止命令といった具体的な対応につながるケースもあり、相談が早期解決の糸口になることがあります。警察や警察官の対応に対する意見・苦情の受け付け窓口としても機能しており、市民が警察と双方向でやり取りできる場として位置付けられています。
受付時間は都道府県によって異なりますが、多くの警察本部では平日の日中を中心に対応しています。9月11日の記念日はあくまで認知向上のための象徴的な日であり、#9110自体は一年を通じていつでも利用できます。困ったことが起きた際、あるいはその予兆を感じたときに、選択肢のひとつとして覚えておきたい番号です。
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