実印の変更手続き完全ガイド:必要な書類とステップを徹底解説

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実印の変更手続きってどうやるの?
実印の変更手続きは、まず旧実印の登録を廃止し、その後新しい実印で再登録します。必要な書類には本人確認書類や登録してある実印などがあります。
銀行印の変更手続きはどうすればいい?
銀行印の変更手続きは、取引金融機関の窓口で行います。旧印と新しい印鑑、通帳、キャッシュカード、本人確認書類を持参して手続きを行います。

実印の変更手続き

実印の変更手続きは、個人の生活の変化や実印の状態に応じて必要となる場合があります。例えば、結婚により苗字が変わった場合や、実印が欠けてしまった場合などが考えられます。以下に、実印の変更手続きについて詳しく説明します。

まず、実印の変更手続きは、以下のステップに従って行います。

  1. 旧実印の登録を廃止
  2. 新しい実印で再登録

具体的な手続きについては、以下の通りです。

手続き 必要なもの
印鑑登録廃止
  • 本人確認書類(顔写真付きの運転免許証など)
  • 登録してある実印
  • 印鑑証明証(カード)
新しい印鑑で印鑑登録
  • 新しい実印
  • 本人確認書類(パスポートや免許証など)
  • 登録費用(100~300円程度)

印鑑登録廃止の手続きは、まず市区町村の役所で「印鑑登録廃止申請書」に記入し、窓口に提出します。この手続きが完了すると、旧実印の登録は抹消され、実印としての効力を失います。

次に、新しい印鑑で印鑑登録を行います。市区町村役所の窓口で「印鑑登録申請書」に必要事項を記入し、新しい実印と本人確認書類を提出します。手続きが完了すると、新しい実印の印鑑登録証(カード)が発行されます。

銀行印の変更手続き

銀行印の変更手続きも、実印の変更手続きと同様に重要です。銀行印は、金融機関での取引に必要な印鑑であり、変更手続きが必要な場合は以下の手順に従います。

銀行印の変更手続きには、以下のものが必要です。

  • 口座の届出印(旧印)
  • 新しい届出印
  • 通帳・キャッシュカード
  • 本人確認書類(顔写真付きの運転免許証など)

手続きは、取引金融機関の窓口で行います。旧印を持参し、新しい印鑑と共に窓口で手続きを行います。手続きは当日で完了しますが、旧印が無い場合でも、本人確認書類を持参すれば対応してもらえます。

また、銀行印の変更手続きには、以下の点に注意が必要です。

  • 預金口座の改印手続きは必須
  • 生命保険や損害保険の契約については、各保険会社によって対応が異なる

例えば、ゆうちょ銀行の場合は、住所や氏名の変更と同時に印章の変更も行うことができます。詳細は、各金融機関のホームページで確認することをお勧めします。

その他のシーン別手続き

実印や銀行印の変更手続き以外にも、以下のようなシーンで手続きが必要となる場合があります。

  • 引っ越しによる住所変更
  • 結婚などによる氏名変更
  • 実印の紛失

引っ越しによる住所変更の場合、引越し先が同じ市区町村内であれば、印鑑登録の手続きは不要です。しかし、他の市区町村へ引越しする場合は、引越し元の役所で印鑑登録の抹消を行い、引越し先で新たに印鑑登録を行う必要があります。

結婚などで氏名が変わった場合、実印に刻印してある名前が旧姓のままの場合は、再度登録しなおす必要があります。例えば、北条政子さんが結婚して源政子さんになった場合、旧姓が含まれる実印は変更が必要です。

実印を紛失した場合、誰かに不正に使われる前に印鑑登録を廃止する必要があります。印鑑登録証(印鑑登録カード)を紛失した場合も同様です。市区町村の役所で「亡失届」に記入し、窓口に提出して印鑑登録の廃止を行います。

以上のように、実印や銀行印の変更手続きは、個々の状況に応じて異なる手続きが必要となります。手続きに必要な書類や手順を事前に確認し、スムーズに手続きを進めることが重要です。

参考情報として、以下のリンクもご確認ください。

これらの情報を参考にして、実印や銀行印の変更手続きをスムーズに進めてください。