かぎ針編みで自分だけのバッグを作る方法とは?
ベストカレンダー編集部
2025年03月22日 22時30分

かぎ針編みのバッグを作るための基本知識
かぎ針編みのバッグは、自分のスタイルや好みに合わせて自由にデザインできる魅力的なアイテムです。まずは、かぎ針編みのバッグを作るために必要な基本的な知識を身につけましょう。ここでは、必要な材料や道具、基本的な編み方について詳しく解説します。
かぎ針編みのバッグを作るためには、以下の材料と道具が必要です。
- 材料
- 毛糸(並太、ウール100%など)
- お好みの布(内布用)
- 道具
- かぎ針(号数は使用する毛糸に応じて選びます)
- 毛糸とじ針
- 布切りハサミ
- 糸切りハサミ
- チャコペン
編み方については、基本的な編み方をマスターすることが重要です。かぎ針編みの基本的な技法には、鎖編み、細編み、長編みなどがあります。これらの技法を使いこなすことで、さまざまなデザインのバッグを作ることができるでしょう。
バッグの基本的な編み方を詳しく見てみよう
かぎ針編みのバッグを作る際には、まずはバッグの底部分から編み始めます。ここでは、楕円形のバッグ底を編む方法を詳しく解説します。
まず、鎖編みで作り目を編みます。毛糸の中心から糸の端を引っ張り出し、輪を作ります。かぎ針を使って、以下の手順で編み進めます。
- 鎖編みを30目(約16cm)編みます。
- 細編みでバッグ底を編みます。右から左へ編む場合、編み地を反転させて編み進めます。
- 細編みを残り29目編み、端の目には細編みが3目になるように編みます。
- 引き抜き編みをして、1周目が完成します。
このように、基本的な編み方をマスターすることで、バッグの底をしっかりと編むことができます。次に、バッグ本体を編む工程に移ります。
バッグ本体の編み方
バッグの底が完成したら、次は本体部分を編みます。ここでは、長編みを使った編み方を紹介します。
まずは立ち上がりの目として鎖編みを3目編みます。次に、以下の手順で本体部分を編み進めます。
- 同じ目に長編みを1目編み入れ、増やし目をします。
- 長編みを43目編みます。
- 次の2目は長編みを2目編み入れ、再び長編みを43目編みます。
- この工程を繰り返し、バッグ本体を編み進めます。
このようにして、バッグ本体が完成します。持ち手を編む工程に進む前に、全体の形を整えましょう。
持ち手の編み方と内布の取り付け
バッグの持ち手は、バッグのデザインに大きな影響を与える重要なパーツです。持ち手を編む際には、以下の手順で進めます。
- 立ち上がりの鎖編みを1目編みます。
- 細編みを15目編みます。
- 編み地から離れるように鎖編みを25目編みます。
- 先ほど編んだ細編みから20目めのところに、細編みを1目編みます。
持ち手を編み終えたら、バッグの内布を取り付けます。内布は、バッグの強度を増し、使いやすさを向上させる役割があります。内布の取り付けは、以下の手順で行います。
- 内布用の布をバッグの形に合わせてカットします。
- パーツを中表に合わせ、脇~底部分を縫い合わせます。
- バッグの中に内布を入れ、入れ口を待ち針で留めて縫い合わせます。
これで、かぎ針編みのバッグが完成します。自分の好みに合わせて色やデザインを変えることで、オリジナルのバッグを楽しむことができます。
かぎ針編みのバッグを作る際の注意点
かぎ針編みのバッグを作る際には、いくつかの注意点があります。これらを把握しておくことで、よりスムーズに制作を進めることができます。
- 糸の選び方:使用する糸の素材や太さによって、バッグの仕上がりが大きく変わります。使用するシーズンや用途に応じて、適切な糸を選びましょう。
- 編み目の確認:編み目が均一でないと、バッグの形が崩れる原因になります。編み進める際には、こまめに編み目を確認し、必要に応じて調整しましょう。
- 内布の取り付け:内布を取り付けることで、バッグの強度が増しますが、取り付け方が不十分だと内布がずれてしまうことがあります。しっかりと固定することが大切です。
これらのポイントを押さえて、かぎ針編みのバッグ作りを楽しんでください。
項目 | 内容 |
---|---|
材料 | 毛糸、布 |
道具 | かぎ針、ハサミ、針など |
基本技法 | 鎖編み、細編み、長編み |
注意点 | 糸選び、編み目確認、内布の取り付け |
最後に、かぎ針編みのバッグは、素材やデザインを工夫することで一年中楽しむことができるアイテムです。特に、麻ひもやビニールヤーンを使えば、春夏にもぴったりのバッグが作れます。ぜひ、さまざまな素材で挑戦してみてください。