ACTA+ ART AWARD 2024、11月26日から最終審査会と作品展を日本橋で開催

ACTA+ ART AWARD最終審査会

開催期間:11月26日〜12月10日

ACTA+ ART AWARD最終審査会
ACTA+ ART AWARD 2024って何をするイベントなの?
ACTA+ ART AWARD 2024は、廃棄物をテーマにしたアート作品を公募し、最終審査会と作品展を通じてサステナビリティを考えるイベントです。
最終審査会や作品展はいつどこで開催されるの?
最終審査会は2024年11月26日に日本橋三井タワーで行われ、作品展は翌日から12月10日まで同施設で開催されます。
本気のサステナビリティをアートで発信|廃棄物を用いた現代アート公募「ACTA+ ART AWARD 2024」にてファイナリストが参加する最終審査会と作品展を開催します。 画像 2

本気のサステナビリティをアートで発信

現代社会において、サステナビリティは重要なテーマとなっています。特に、廃棄物の問題は環境問題の中でも特に注目されており、アートを通じてその意識を高める取り組みが進められています。2024年の「ACTA+ ART AWARD」では、廃棄物を用いた現代アート作品が公募され、その中から選出されたファイナリストによる最終審査会と作品展が開催されます。

本気のサステナビリティをアートで発信|廃棄物を用いた現代アート公募「ACTA+ ART AWARD 2024」にてファイナリストが参加する最終審査会と作品展を開催します。 画像 3

ACTA+ ART AWARD 2024の概要

ACTA+ ART AWARD 2024は、2024年7月1日から8月31日までの期間に、廃棄物をテーマにしたアート作品のプランを募集しました。応募総数は107件にのぼり、厳正な審査の結果、11名のファイナリストが選出されました。最終審査会は2024年11月26日(火)に日本橋三井タワーで行われ、翌日からは作品展が開催されます。

このアワードは、持続可能な社会の実現に向けて、アートを通じて廃棄物について考える機会を提供します。ファイナリストたちは、廃棄物を題材にした作品を通じて、社会に対して様々な問いかけを行います。

本気のサステナビリティをアートで発信|廃棄物を用いた現代アート公募「ACTA+ ART AWARD 2024」にてファイナリストが参加する最終審査会と作品展を開催します。 画像 4

最終審査会の詳細

最終審査会は、以下の概要で開催されます。

  • 日時:2024年11月26日(火)13:00-17:00(招待制)
  • 場所:日本橋三井タワー1Fアトリウム
  • 審査員:井上ルミ子(東京ミッドタウンマネジメント株式会社)、小池藍(THE CREATIVE FUND,LLP 代表パートナー)、西尾美也(東京藝術大学 准教授)、森摂(株式会社オルタナ 代表取締役社長)
  • 後援団体:文部科学省、環境省
  • 協賛企業:株式会社中特ホールディングス、三井不動産株式会社
  • 主催:ACTA+ ART AWARD実行委員会
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作品展の開催

最終審査会の翌日からは、作品展が開催されます。作品展の詳細は以下の通りです。

  • 開催期間:2024年11月27日(水)〜12月10日(火)
  • 場所:日本橋三井タワー
  • 一般公開:入場無料

この作品展では、ファイナリストたちが制作したアート作品が展示され、来場者は廃棄物をテーマにした多様な視点や表現を楽しむことができます。

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ファイナリストとその作品

ACTA+ ART AWARD 2024に選出されたファイナリストは、以下の11名です。それぞれの作品は、廃棄物を用いた独自の視点から社会に問いかけを行っています。

  1. 市川瑛子(いちかわ・ようこ) – 『Trachestry』
    捨てられるコーヒー豆の麻袋を素材としたドローイング作品。廃棄物の裏側にある物語を可視化し、向き合うことをテーマにしています。
  2. キサブロー – 『ポリサマ』
    プラスチック袋製の神様「ポリサマ」をアートで具現化。使い捨て文化への問いかけを行います。
  3. 木村晃子(きむら・あきこ) – 『GOLDEN SUNFLOWER』
    尿入りペットボトルを用いて育てたひまわりの作品。不法投棄の問題をアートで表現します。
  4. 中谷優大(なかや・ゆうだい) – 『Lenticular(レンチキュラー)』
    使い捨て容器や実験用マウスを題材にしたコンセプチュアルアートです。
  5. 中根隆弥(なかね・りゅうや) – 『かじかざわのちりあくた-鰍沢雪の酒宴-』
    経年劣化したおもちゃを用いたドローイング作品です。
  6. 西花純佳(にしはな・すみか) – 『共に生きるということ(仮題)』
    アルミ缶や包装紙を用いた建物型インスタレーションです。
  7. 林田真季(はやしだ・まき) – 『Corn Husks(仮題)』
    とうもろこしの皮を使った銀塩写真の作品です。
  8. FLAG B(ふらっぐ・びー) – 『昭和ガラスから見る欲望(仮)』
    昭和ガラスを用いたアートピースの制作です。
  9. ヘリウム – 『CAN YOU SEE ME? あなたはゴミに見えますか?』
    自身の経験を基にしたモザイク画です。
  10. 堀川和紗(ほりかわ・かずさ) – 『Subgestion』
    再利用した服や布を用いた作品です。
  11. Lu Chih Yun(るー・ちーゆん) – 『昨日星辰(昨夜の星)』
    アート展覧会のチラシを素材としたインスタレーションです。

ACTA+ ART AWARDの意義と展望

ACTA+ ART AWARDは、アートを通じて廃棄物の問題を考え、持続可能な社会の実現に向けた対話を促進することを目的としています。この取り組みは、アートが社会に与える影響を再認識させ、観客に新たな視点を提供することを目指しています。

アートが持つ力を活かし、廃棄物というテーマをユニークに表現することで、より多くの人々がサステナビリティについて考えるきっかけとなることが期待されます。アーティストたちの創造力が、持続可能な未来の実現に向けた新たな道を切り開くことになるでしょう。

まとめ

ACTA+ ART AWARD 2024は、廃棄物をテーマにした現代アートの公募展であり、ファイナリストたちの作品を通じて持続可能性を考える機会を提供します。最終審査会と作品展は、アートを通じた社会への問いかけを行う重要な場となります。以下に、今回のイベントの重要なポイントを整理しました。

項目 詳細
イベント名 ACTA+ ART AWARD 2024
応募作品数 107件
ファイナリスト数 11名
最終審査会日時 2024年11月26日(火)13:00-17:00
作品展開催期間 2024年11月27日(水)〜12月10日(火)
開催場所 日本橋三井タワー

このように、ACTA+ ART AWARD 2024は、廃棄物を用いたアートを通じて、持続可能性についての対話を促す重要なイベントです。アートが持つ力を通じて、社会に新たな視点を提供し、未来を考えるきっかけとなるでしょう。

参考リンク: