生成AIチャットボット「SELFBOT」が11月6日にリリース、イベント対応を強化
ベストカレンダー編集部
2024年11月6日 14:13
SELFBOTリリース
開催日:11月6日
生成AIチャットボット「SELFBOT」のリリース
SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見 臣司)は、生成AI「SELFBOT」において、展示会やイベントの情報サイトに最適なお問い合わせ対応自動化ソリューションをリリースしました。この新しいチャットボットは、来場者の問い合わせを迅速かつ正確に処理し、情報提供を効率的に行うことが可能です。
リリース日は2024年11月6日で、すでに10万人規模のデジタルテクノロジー総合展「CEATEC 2024」の公式Webサイトにも採用されています。これにより、多くの来場者に対して、必要な情報を迅速に届けることが期待されています。
展示会やイベントにおける来場者の課題
展示会やイベントでは、来場者が直面する問題がいくつかあります。特に、以下のような点が挙げられます:
- サイトの情報量が多く、目的のブースが特定できない。
- 興味がある展示の特定ができない。
- イベントスケジュールがわかりづらい。
- 好みの催しをすぐに知りたい。
- 自分のいる場所から会場へのアクセスを知りたい。
これらの問題により、来場者は必要な情報を探すのに多くの時間を費やすことになります。特に、情報量が膨大なサイトでは、特定の情報を見つけ出すのが困難です。
従来のFAQやチャットボットの限界
従来のシナリオ型チャットボットやFAQシステムでは、主催者側が情報を手動で入力する必要があり、その手間が大きな負担となっていました。また、ルールベースのシステムでは、回答できる内容が限られており、来場者に対して正確な情報を提供できないことが多くありました。
その結果、来場者はサイトから必要な情報を探す作業に多くの時間をかけることになり、情報提供の機会損失にもつながります。このような背景から、より効率的な情報提供手段が求められていました。
SELFBOTの特長と利点
SELFBOTは、高精度の生成AIを活用し、以下のような特長を持っています:
- 膨大な展示会やイベントのウェブサイト情報を自動で学習。
- パンフレットやドキュメントなどの詳細情報も学習。
- 会場のサイトやアクセス情報など、補足情報も学習可能。
- 学習や調整に手間がかからず、数日で導入が可能。
- サイト情報の更新にも自動で対応。
- 多言語対応が可能。
これにより、来場者の複雑な質問にも迅速かつ正確に対応できるようになりました。実際に、「CEATEC 2024」では、4日間の展示期間中に1万4千件を超える問い合わせに自動で対応しました。
具体的には、800を超える出展者の情報を正確に把握し、ブース番号や詳細内容を案内。講演会の実施情報も日付ごとに紹介し、ユーザーからの抽象的な質問にも詳細に対応しました。また、展示会場までのアクセス方法も提案し、開催直前の情報更新にも即座に対応しました。
SELFBOTの管理機能とセキュリティ
SELFBOTは、ユーザビリティの高い管理画面を提供しており、設定や学習リソースの追加が容易に行えます。具体的には、以下のような機能があります:
- 使いやすい管理画面で手軽に維持管理が可能。
- 会話ログの閲覧・分析やプロンプトのカスタマイズが可能。
- 個人情報の入力制限機能や話題の限定機能を備え、セキュリティも万全。
- 参照リソースの表示や想定される入力文の提示により、高いユーザービリティを実現。
- Microsoft TeamsやSlackなど、様々な外部サービスと連携が可能。
これにより、企業は社内外での顧客対応を効率化し、業務効率を向上させることができます。
SELFBOTの導入に関する情報
SELFBOTの導入は、最低利用期間が7日間から契約可能で、展示会やイベント、コンサート、物産展などの開催スケジュールに合わせて柔軟に対応できます。詳細については、SELF株式会社の公式サイトから確認できます。
また、SELFBOTは、ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。社内対応はもちろん、顧客対応にも利用が可能です。
ポイント | 内容 |
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リリース日 | 2024年11月6日 |
対象イベント | CEATEC 2024 |
自動対応件数 | 1万4千件以上 |
導入期間 | 数日で可能 |
最低利用期間 | 7日間〜 |
このように、SELFBOTは展示会やイベントにおける情報提供の効率化を実現し、多くの来場者にとって利便性の高いサービスを提供しています。今後もこの技術が広がっていくことが期待されます。
参考リンク: