12月20日開催、能登半島地震1年を振り返るJPFオンラインシンポジウム

能登地震シンポジウム

開催日:12月20日

能登地震シンポジウム
能登半島地震の影響はまだ続いているの?
能登半島地震から1年経った現在も、被災地では多くの人が仮設住宅や避難所での生活を余儀なくされています。
JPFオンラインシンポジウムって何をするの?
JPFオンラインシンポジウムでは、能登半島地震の被災地の現状報告や今後の課題についての討論が行われます。

能登半島地震1年 JPFオンラインシンポジウムの開催について

2024年12月20日(金)午後3時から4時30分にかけて、ジャパン・プラットフォーム(JPF)が主催するオンラインシンポジウムが開催されます。このシンポジウムでは、能登半島地震から1年を迎えるにあたり、被災地の現状や今後の課題についての報告が行われます。

2023年元日、最大震度7を記録した能登半島地震は、奥能登地方に壊滅的な被害をもたらしました。その後、9月には豪雨が襲い、被災地は多重の災害に直面しています。JPFは、発災当日に緊急支援を開始し、翌日には支援プログラムを立ち上げました。このシンポジウムは、被災地の現状を報告し、支援の進捗を確認する貴重な機会となります。

シンポジウムの詳細

シンポジウムの開催に関する詳細は以下の通りです。

  • 開催日時:2024年12月20日(金)15時~16時30分
  • 参加費:無料
  • 開催場所:オンライン(Zoom)
  • 主催:ジャパン・プラットフォーム(JPF)

参加を希望する方は、指定の申込みフォームに必要事項を記入し、参加URLを受け取る必要があります。シンポジウムでは、被災地の現状報告や、今後の課題についての討論が行われます。

プログラム内容

シンポジウムは以下の2部構成で行われます。

  1. 第1部:被災地の現状を報告
    • JPFによる「能登半島災害支援(地震・豪雨)1年間の取組み」
    • ピースボート災害支援センター(PBV)による「豪雨被害にあった輪島市での避難所運営」
    • グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)による「ボランティアバスの被災地派遣」
  2. 第2部:ジョイント・セッション

    「地震から1年、これからの課題を考える」というテーマでの質疑応答が行われます。

登壇者・団体の紹介

シンポジウムには、以下の著名な登壇者が参加します。

モデレーター:村尾信尚
関西学院大学教授であり、JPF顧問を務める。元「NEWS ZERO」キャスターとしても知られ、豊富な経験を持つ。
ピースボート災害支援センター(PBV)
被災地での災害支援活動や、災害に強い社会作りに取り組む団体。
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)
世界各地で緊急人道支援を行う認定NPO法人で、国内ではひとり親世帯への食料支援を実施。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
能登半島地震において発災当日に緊急初動調査を行い、翌日には支援プログラムを立ち上げた団体。

能登半島地震の影響と支援の取り組み

能登半島地震は、発生から1年が経過し、被災地では様々な支援活動が展開されています。JPFは、企業や個人から寄せられた12億円以上の民間寄付を活用し、15の加盟NGOとともに多岐にわたる支援を行ってきました。

具体的な支援内容には、以下のようなものがあります。

  • 食料および生活物資の配布
  • 入浴施設や洗濯機の設置
  • 医療支援や被災者の心のケア
  • 避難所の運営
  • 仮設住宅への家電配布
  • 倒壊した家屋から大切なものを重機で取り出す支援

しかし、仮設住宅で新たな生活を始めた被災者も多い一方で、9月豪雨の影響で仮設住宅から避難所に戻らざるを得なかった方や、家屋の修復が遅れているため雨漏りのする自宅で生活を余儀なくされている方も多くいます。

特定非営利活動法人(認定NPO法人)ジャパン・プラットフォームについて

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、2000年に設立された日本の緊急人道支援の仕組みです。NGO、経済界、政府とのパートナーシップを基に、国内外で迅速かつ効果的な支援を展開しています。

これまでに65以上の国・地域で、総額924億円以上、2,300事業以上の人道支援を実施してきました。JPFは、加盟NGOの多様な強みを活かし、支援を必要とする人々のニーズに応じたプログラムを展開しています。

項目 内容
シンポジウム開催日 2024年12月20日(金)15時~16時30分
参加費 無料
開催場所 オンライン(Zoom)
主催 ジャパン・プラットフォーム(JPF)
モデレーター 村尾信尚(関西学院大学教授、JPF顧問)
参加申込み 指定の申込みフォームに記入

今回のシンポジウムは、能登半島地震からの復旧や支援の進捗を確認し、今後の課題を考える重要な機会です。被災地の現状を知り、支援活動の一環として参加することは、地域の復興を支える一助となるでしょう。

参考リンク: