EG Trans Worksが12月20日から導入開始!生成AIで多言語サポートを強化
ベストカレンダー編集部
2024年12月19日 16:07
翻訳システム導入開始
開催日:12月20日

生成AIを活用した翻訳システム「EG Trans Works」の開発
イー・ガーディアン株式会社は、2024年12月19日に、生成AIを活用した新しい翻訳システム「EG Trans Works」を開発し、これを「多言語サポート業務」および「ローカライズ・カルチャライズ業務」への導入を開始することを発表しました。このシステムは、特にゲーム業界やカスタマーサポートにおいて、言語の壁を越えたコミュニケーションを実現することを目的としています。
イー・ガーディアンは、総合ネットセキュリティ企業として、投稿監視や本人確認、広告審査、ソーシャルリスニング、サイバーセキュリティなど、幅広いサービスを提供しています。近年、ビジネスのグローバル化に伴い、異なる言語や文化への対応が求められる中、翻訳業務の重要性が増しています。

「EG Trans Works」の特徴と機能
「EG Trans Works」は、テキスト入力やExcelファイル形式でのインポートに対応し、指定した言語への翻訳を行います。このシステムは、特に以下のような特徴を持っています。
- 用語集機能: 固有名詞や専門用語、特徴的な言い回しを事前に登録することができ、作品の世界観を崩さずに高品質な翻訳を実現します。
- 類義語提示機能: 翻訳結果と共に各単語の類義語が修正候補として提示されるため、翻訳後に人間が表記揺れを補正することが可能です。
- テキスト翻訳/要約機能: 入力した文章を翻訳し、その内容を要約した文章も表示します。
- ファイル翻訳機能: 特定のExcelテンプレートに入力された文章を読み取り、隣の列に翻訳結果を自動入力します。
これらの機能により、「EG Trans Works」は多言語サポート業務やローカライズ・カルチャライズ業務において、翻訳スピードを向上させ、バイリンガルに限らずすべてのスタッフが幅広い言語に対応できる環境を提供します。

業界への影響と今後の展望
イー・ガーディアンは、翻訳システムの導入により、グローバル化が進むサービスに対して多種多様な言語でのサポート体制を整えることを目指しています。これにより、企業はより迅速かつ効率的に国際的な顧客に対応できるようになります。
また、翻訳業務における人手不足や、翻訳精度の向上が求められる中で、「EG Trans Works」はAI技術を駆使し、従来の翻訳業務の負担を軽減します。特に、秘匿性の高い情報を扱う場合でも、クローズドな環境での対応が可能であるため、情報漏えいのリスクを最小限に抑えることができます。
イー・ガーディアン株式会社の概要
イー・ガーディアンは、1998年に設立され、2016年には東証一部上場を果たし、2022年には東証プライム市場に移行しました。ネットパトロールやカスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断など、ネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供する総合ネットセキュリティ企業として、国内外において19拠点を展開しています。
同社は、最新の技術を駆使し、FintechやIoT業界への参入、RPA開発による働き方改革への寄与など、時代に応じたサービス開発に従事しています。これにより、インターネットの安心・安全を守ることに努めています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
システム名 | EG Trans Works |
開発会社 | イー・ガーディアン株式会社 |
導入開始日 | 2024年12月20日 |
主な機能 | テキスト翻訳、要約機能、ファイル翻訳、用語集機能、類義語提示機能 |
設立年 | 1998年 |
上場市場 | 東証プライム |
このように、イー・ガーディアンの新しい翻訳システム「EG Trans Works」は、グローバル化が進む現代において、企業が必要とする多言語対応を実現するための重要なツールとなることが期待されています。今後も同社は、質の高いサービスを提供し、インターネットの安全を守る活動に注力していく方針です。
参考リンク: