2024年12月から始まるスンバ島支援募金キャンペーンの詳細と寄付の活用方法
ベストカレンダー編集部
2024年12月19日 18:16
募金キャンペーン
開催期間:12月1日〜3月31日
クリスマス・春の助け合い募金キャンペーンの概要
特定非営利活動法人地球の友と歩む会は、インドネシアのスンバ島において貧困をなくすための活動を展開するため、2025年度に向けた募金キャンペーンを開始しました。このキャンペーンは、2024年12月から2025年3月31日までの期間に行われます。2024年12月17日時点で、64万円ものご寄付が寄せられました。
スンバ島は、雨季が2~3カ月しかないため、水が非常に貴重な地域です。この地域では、井戸がない家庭が多く、毎日水を汲みに行く必要があります。片道2時間かけて水を汲みに行く人もおり、そのための燃料費も大きな負担となっています。そこで、地球の友と歩む会は、現地の住民と協力し、持続可能な支援を行うことを目指しています。
具体的な支援内容
地球の友と歩む会は、スンバ島で以下のような支援活動を展開しています。
- 村に水を届ける支援
スンバ島では水を得ることが非常に難しく、住民は日常的に水汲みに苦労しています。地球の友と歩む会は、川の流れる力を利用した給水ポンプの開発を行っており、2019年から改良を進めています。このポンプは、住民が組み立てや修理を行えるように設計されています。
- 収入UPを目指す支援
スンバ島の住民は、自給自足に近い生活を送っており、現金収入を得ることが難しい状況です。地球の友と歩む会では、野菜作りの研修を行い、住民が自生する植物や家畜を利用して肥料や防虫剤を作る方法を教えています。これにより、住民は新たな収入源を得ることができるようになります。
寄付の具体的な使い道
寄付金は、以下のような具体的な支援に使われます。
寄付金額 | 支援内容 |
---|---|
100,000円 | 給水ポンプ1台分の組み立てと設置研修 |
50,000円 | 野菜の種50世帯分 |
10,000円 | 農業研修20人分 |
3,000円 | 果樹の苗木10本 |
寄付は、クレジットカード、銀行振込、ソフトバンクポイントなど、さまざまな方法で行うことができます。また、寄付金は税制優遇の対象となるため、経済的な負担も軽減されます。
現地の声と今後の展望
現地の担当者であるアテン氏は、農業研修を受けた村の方々が「身の回りにある家畜のフンや植物で肥料や防虫剤を作れるなんて知らなかった」と驚いている様子を伝えています。スンバ島では、農業を続けている方でも困難な状況に直面していますが、地球の友と歩む会の支援によって、少しずつ変化が見られています。
事務局長の古賀麻美氏は、「スンバ島にはまだまだ水を必要としている地域がたくさんある。今後も継続的に支援を行うためには、皆様からのご寄付が必要です」と述べています。
また、地球の友と歩む会の支援を受けたヤングランタ氏は、「今年は稲が不作だったが、野菜を売ることで助かった。雨が降らない乾期の間でも収入を得ることができた」と感謝の気持ちを表しています。
まとめ
2024年12月から2025年3月31日までの期間、インドネシア・スンバ島での貧困削減を目指す募金キャンペーンが行われます。以下のような具体的な支援が行われ、寄付金は有効に活用されます。
寄付金額 | 支援内容 |
---|---|
100,000円 | 給水ポンプ1台分の組み立てと設置研修 |
50,000円 | 野菜の種50世帯分 |
10,000円 | 農業研修20人分 |
3,000円 | 果樹の苗木10本 |
この活動により、スンバ島の住民がより良い生活を送れるようになることが期待されています。詳細な情報や寄付方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。
参考リンク: