12月20日発売!「東京かわら版」50周年記念書籍で落語家24人の本音に迫る
ベストカレンダー編集部
2024年12月21日 05:52
東京かわら版50周年書籍発売
開催日:12月20日

「東京かわら版」創刊50周年記念書籍の発売
株式会社朝日新聞出版は、2024年12月20日(金)に「東京かわら版」編集部編の書籍『落語家の本音―日本で唯一の演芸専門誌が50年かけて集めたここだけの話』を発売することを発表しました。この書籍は、1974年11月に創刊された「東京かわら版」の半世紀にわたる歴史を振り返り、落語家たちの貴重なインタビューを集めたものです。
「東京かわら版」は、落語家からの信頼を得るとともに、落語ファンにとっても欠かせない存在となっており、特に巻頭インタビューでは、落語家たちの本音トークが満載です。本書では、特に人気のある24人の落語家のインタビューを厳選し、収録しています。

収録される落語家たちの紹介
本書には、昭和の大名人から令和の爆笑王まで、広範囲にわたる落語家のインタビューが収められています。以下に、収録されている落語家のリストを示します。
- 林家彦六
- 柳家小さん
- 金原亭馬生
- 林家三平
- 桂文治
- 桂歌丸
- 立川談志
- 古今亭志ん朝
- 柳家小三治
- 三遊亭円丈
- 柳家さん喬
- 五街道雲助
- 春風亭一朝
- 柳家権太楼
- 林家正蔵
- 柳亭市馬
- 春風亭昇太
- 立川志の輔
- 柳家花緑
- 柳家喬太郎
- 柳家三三
- 三遊亭兼好
- 春風亭一之輔
- 桂宮治
これらの落語家たちのインタビューでは、彼らの芸に対する思いや、修業時代、師匠との関係、好きなネタ、失敗談、ライバルについてなど、さまざまなテーマが語られています。

落語家たちの本音トークの一部
本書に収録されているインタビューの中から、いくつかの興味深い発言を紹介します。
- 柳家小さん
- 「本当に夜寝ちゃあいられないン」と語り、自身の芸に対する真剣な姿勢を示しています。
- 桂歌丸
- 「噺家になった以上、果たさなきゃいけない責任」と語り、楽をすることの難しさを訴えています。
- 立川談志
- 「人間の業みたいなものでね」と、芸の難しさとその魅力について語っています。
- 古今亭志ん朝
- 「古いまんまの形でした方が、かえって新しい」と、伝統と革新についての考えを述べています。
- 三遊亭円丈
- 「日本人は変わらないものが好きなんです」と、古典落語の魅力について語っています。
これらの発言は、落語家たちの深い思考と、芸に対する情熱を感じさせるものです。

書籍の基本情報と目次
『落語家の本音』は、480ページのボリュームで、定価は2970円(本体2700円+税10%)です。目次は以下のようになっています。
- 昭和の名人たち、大いに語る――今は亡き大看板の本音
- 高座の人気者たち、熱く語る――現役落語家の本音
- 創刊号の落語会情報は18本――会長ブログ「いのど~ん」一挙掲載
- 若手真打にとって「東京かわら版」とは?――三遊亭わん丈・社長の本音対談
この目次からもわかるように、幅広いテーマで構成されており、落語の魅力を余すところなく伝えています。

「東京かわら版」の歴史と影響
「東京かわら版」は、日本で唯一の寄席演芸専門の情報誌として、1974年11月に創刊されて以来、落語や講談、浪曲、漫才、マジックなど、さまざまな演芸に関する情報を提供してきました。毎月1000件以上の演芸会情報を掲載し、落語ファンや演芸業界から愛されてきました。
本書は、その「東京かわら版」の50年の歴史を振り返る重要な資料となることでしょう。落語家たちの本音が詰まった本書は、落語ファンにとって必携の一冊となることが期待されます。
書籍名 | 発売日 | 定価 | ページ数 |
---|---|---|---|
落語家の本音 | 2024年12月20日 | 2970円(本体2700円+税10%) | 480ページ |
以上のように、本書は「東京かわら版」の魅力を凝縮した内容となっており、落語の世界をより深く理解するための一助となるでしょう。落語家たちの貴重な言葉が詰まったこの書籍は、落語ファンにとっての宝物となることが期待されます。
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