12月20日発売!「東京かわら版」50周年記念書籍で落語家24人の本音に迫る

東京かわら版50周年書籍発売

開催日:12月20日

東京かわら版50周年書籍発売
「東京かわら版」ってどんな雑誌?
「東京かわら版」は1974年創刊の寄席演芸専門誌で、落語や講談などの情報を提供し、落語家たちからも信頼されています。
新刊『落語家の本音』にはどんな内容が収録されてる?
24人の落語家による本音トークを収録し、彼らの芸に対する思いや修業時代のエピソードなどが語られています。

「東京かわら版」創刊50周年記念書籍の発売

株式会社朝日新聞出版は、2024年12月20日(金)に「東京かわら版」編集部編の書籍『落語家の本音―日本で唯一の演芸専門誌が50年かけて集めたここだけの話』を発売することを発表しました。この書籍は、1974年11月に創刊された「東京かわら版」の半世紀にわたる歴史を振り返り、落語家たちの貴重なインタビューを集めたものです。

「東京かわら版」は、落語家からの信頼を得るとともに、落語ファンにとっても欠かせない存在となっており、特に巻頭インタビューでは、落語家たちの本音トークが満載です。本書では、特に人気のある24人の落語家のインタビューを厳選し、収録しています。

立川談志、古今亭志ん朝、春風亭昇太、春風亭一之輔……人気落語家24人の“本音トーク”が満載! 創刊50年“日本で唯一”の演芸専門誌「東京かわら版」のインタビューが待望の書籍化 画像 2

収録される落語家たちの紹介

本書には、昭和の大名人から令和の爆笑王まで、広範囲にわたる落語家のインタビューが収められています。以下に、収録されている落語家のリストを示します。

  • 林家彦六
  • 柳家小さん
  • 金原亭馬生
  • 林家三平
  • 桂文治
  • 桂歌丸
  • 立川談志
  • 古今亭志ん朝
  • 柳家小三治
  • 三遊亭円丈
  • 柳家さん喬
  • 五街道雲助
  • 春風亭一朝
  • 柳家権太楼
  • 林家正蔵
  • 柳亭市馬
  • 春風亭昇太
  • 立川志の輔
  • 柳家花緑
  • 柳家喬太郎
  • 柳家三三
  • 三遊亭兼好
  • 春風亭一之輔
  • 桂宮治

これらの落語家たちのインタビューでは、彼らの芸に対する思いや、修業時代、師匠との関係、好きなネタ、失敗談、ライバルについてなど、さまざまなテーマが語られています。

立川談志、古今亭志ん朝、春風亭昇太、春風亭一之輔……人気落語家24人の“本音トーク”が満載! 創刊50年“日本で唯一”の演芸専門誌「東京かわら版」のインタビューが待望の書籍化 画像 3

落語家たちの本音トークの一部

本書に収録されているインタビューの中から、いくつかの興味深い発言を紹介します。

柳家小さん
「本当に夜寝ちゃあいられないン」と語り、自身の芸に対する真剣な姿勢を示しています。
桂歌丸
「噺家になった以上、果たさなきゃいけない責任」と語り、楽をすることの難しさを訴えています。
立川談志
「人間の業みたいなものでね」と、芸の難しさとその魅力について語っています。
古今亭志ん朝
「古いまんまの形でした方が、かえって新しい」と、伝統と革新についての考えを述べています。
三遊亭円丈
「日本人は変わらないものが好きなんです」と、古典落語の魅力について語っています。

これらの発言は、落語家たちの深い思考と、芸に対する情熱を感じさせるものです。

立川談志、古今亭志ん朝、春風亭昇太、春風亭一之輔……人気落語家24人の“本音トーク”が満載! 創刊50年“日本で唯一”の演芸専門誌「東京かわら版」のインタビューが待望の書籍化 画像 4

書籍の基本情報と目次

『落語家の本音』は、480ページのボリュームで、定価は2970円(本体2700円+税10%)です。目次は以下のようになっています。

  1. 昭和の名人たち、大いに語る――今は亡き大看板の本音
  2. 高座の人気者たち、熱く語る――現役落語家の本音
  3. 創刊号の落語会情報は18本――会長ブログ「いのど~ん」一挙掲載
  4. 若手真打にとって「東京かわら版」とは?――三遊亭わん丈・社長の本音対談

この目次からもわかるように、幅広いテーマで構成されており、落語の魅力を余すところなく伝えています。

立川談志、古今亭志ん朝、春風亭昇太、春風亭一之輔……人気落語家24人の“本音トーク”が満載! 創刊50年“日本で唯一”の演芸専門誌「東京かわら版」のインタビューが待望の書籍化 画像 5

「東京かわら版」の歴史と影響

「東京かわら版」は、日本で唯一の寄席演芸専門の情報誌として、1974年11月に創刊されて以来、落語や講談、浪曲、漫才、マジックなど、さまざまな演芸に関する情報を提供してきました。毎月1000件以上の演芸会情報を掲載し、落語ファンや演芸業界から愛されてきました。

本書は、その「東京かわら版」の50年の歴史を振り返る重要な資料となることでしょう。落語家たちの本音が詰まった本書は、落語ファンにとって必携の一冊となることが期待されます。

書籍名 発売日 定価 ページ数
落語家の本音 2024年12月20日 2970円(本体2700円+税10%) 480ページ

以上のように、本書は「東京かわら版」の魅力を凝縮した内容となっており、落語の世界をより深く理解するための一助となるでしょう。落語家たちの貴重な言葉が詰まったこの書籍は、落語ファンにとっての宝物となることが期待されます。

参考リンク: