高島リボンが12月24日からクリスマス装飾回収開始、サステナブルな社会へ貢献
ベストカレンダー編集部
2024年12月24日 12:21
クリスマス装飾回収
開催日:12月24日
高島リボン株式会社によるクリスマスディスプレイ装飾の回収プロジェクト
高島リボン株式会社は、2024年12月24日より、髙島屋のクリスマスディスプレイに使用された装飾リボンを回収し、リユースおよびリサイクルを行うプロジェクトを開始します。この取り組みは、資源循環型社会への貢献を目指しており、サステナブルなモノづくりを推進する企業としての姿勢を示しています。
回収されたリボンの一部は、高島リボンが展開する「I am sustainable(アイアムサステナブル)」ブランドで使用されている再生ポリエステル糸「RENU(レニュー)」の原材料として生まれ変わります。このように、不要な資源を有効活用することで、環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現を目指します。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトでは、髙島屋の下記5店舗で装飾リボンの回収を行います。回収されたリボンは、ECOMMITのリサイクルパートナーを通じて再資源化されます。
- 日本橋店
- 新宿店
- 横浜店
- 大阪店
- 京都店
回収対象商品は、主に装飾で使用された各種リボンです。これにより、使用済みのリボンが新たな製品に生まれ変わることが期待されています。
リサイクルの流れ
回収されたリボンは、伊藤忠商事株式会社が展開するリサイクルポリエステルブランド「RENU」のプロジェクトを通じて、再生繊維(再生ポリエステル)に生まれ変わります。これにより、廃棄物の削減だけでなく、新たな製品を生み出す循環型経済の実現に寄与します。
さらに、高島リボンが展開するオリジナルリボンブランド「I am sustainable」の一部商品では、「RENU」の再生ポリエステル糸が使用されており、消費者に対してもサステナブルな選択肢を提供しています。
ECOMMITの役割
このプロジェクトにおいて重要な役割を果たすのが、株式会社ECOMMITです。ECOMMITは、「捨てない社会をかなえる」ために、不要になったものを回収・選別・再流通する循環商社です。全国に自社の循環センターを持ち、リユース・リサイクル事業を展開しています。
また、ECOMMITは自社開発のトレーサビリティシステムを用いて、リユース・リサイクル率の算出やCO2削減量のレポーティングを行っており、企業や自治体のサステナビリティ推進に向けたサービスを包括的に提供しています。
ECOMMITの基本情報
項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社ECOMMIT |
代表者 | 川野 輝之 |
所在地 | 鹿児島県薩摩川内市水引町2803 |
設立 | 2008年10月1日 |
事業内容 | 循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・リサイクル事業 |
高島リボン株式会社の概要
高島リボン株式会社は1932年に創業し、衣料用副資材やラッピングリボンの企画・製造・販売を行っています。高品質なモノづくりを追求し、国内外の工場で一貫生産を行っています。
同社は、SDGsの「つくる責任つかう責任」に基づき、サステナブルなモノづくりを実現するために、様々なサステナブルリボンの開発に取り組んでいます。
高島リボン株式会社の基本情報
項目 | 詳細 |
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社名 | 高島リボン株式会社 |
本社所在地 | 福井県鯖江市神中町2丁目6-36 |
代表取締役 | 高島洋 |
創業 | 1932年4月 |
HP | https://takashimaribbon.com |
高島リボン株式会社は、サステナブルなモノづくりを通じて、より良い社会の実現に向けて取り組んでいます。今回のクリスマスディスプレイ装飾の回収プロジェクトは、その一環として重要な意味を持つものとなります。
このように、企業が持続可能な未来に向けて具体的な行動を起こすことは、消費者にとっても選択肢を広げることにつながります。高島リボンの取り組みは、今後の持続可能な社会に向けた一歩として注目されることでしょう。