ヒュンメルが12月28日から「FCカルマ」コレクションを日本で開始
ベストカレンダー編集部
2024年12月28日 18:47
FCカルマ開始
開催日:12月28日

ヒュンメルが次の100年を目指して「FCカルマ」スタート
デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、ブランドビジョン「Change the World Through Sport. (スポーツを通して世界を変える)」を掲げ、独自のブランドストーリーを展開しています。2024年には日本で新たな取り組みとして、FCカルマというコレクションを発表し、次の100年を見据えた活動を開始します。
ヒュンメルは1923年のブランド誕生以来、スポーツを通じて社会をポジティブに変えることを目指してきました。特に、サッカーの世界を変えるきっかけとなったスタッド付きフットボールブーツの開発は、ブランドの歴史において重要なマイルストーンです。

スポーツを通して世界を変えるための取り組み
ヒュンメルは、KARMA PROJECT(カルマプロジェクト)を通じて、スポーツを通じた社会貢献を推進しています。日本では、人権やジェンダー、平和をテーマにした多様性の拡充に向けた取り組みを行っています。
2023年秋にスタートした点字シャツは、INAC神戸レオネッサが着用し、3リーグ5クラブに拡大するなど、地域の視覚障がい者支援に寄与しています。名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、名古屋ライトハウスに寄付金を贈呈し、視覚障がい者との交流イベントを開催しました。
- 点字シャツの取り組み
- 視覚障がい者支援のための寄付
- 地域との交流イベント

インクルーシブサッカー大会の発展
知的障がい児・者を対象としたサッカースクールNPO法人トラッソスとの連携により、インクルーシブサッカー大会『ゴチャタノ』が日独交流バージョンに発展しました。ドイツブンデスリーガの1. FCケルンも参加し、サッカーの力を再確認する機会となりました。
トラッソスの吉澤昌好コーチは、「サッカーがいろんな壁を越えていって、改めてサッカーの力を感じた1日でした」と語り、参加者たちの笑顔が印象的でした。

多様なイベントの実施
ヒュンメルは、ガンバ大阪との連携により、障がい者eスポーツイベントを実施しました。このイベントでは、脳性麻痺や精神障がいを持つ方々が集まり、eFOOTBALLプロゲーマーGENKIモリタさんと共にゲームを楽しむことができました。GENKIさんは、「みんないい笑顔ですよね」と語り、障がいの有無に関わらず、共に楽しむことの大切さを強調しました。
また、ヒュンメルは東京レインボープライドに参加し、キャプテンマークのペイントイベントを実施しました。このイベントでは、自分自身のキャプテンマークをデザインし、自己表現の機会を提供しました。
- 障がい者eスポーツイベントの実施
- キャプテンマークのペイントイベント
- ピースユニフォームの取り組み

平和学習に繋がるピースユニフォーム
ヒュンメルは、毎夏行ってきたピースユニフォームの取り組みを10年目に迎え、初めてピースシャツを発売しました。収益の一部は平和学習に繋がり、試合前には広島平和資料館を訪れるなど、平和の大切さを再確認する機会を提供しています。
選手たちからは、「当たり前ではない今に感謝したい」という言葉が多く聞かれ、平和について考えるきっかけとなりました。

FCカルマの新たな展開
次の100年を目指すカルマプロジェクトでは、FCカルマというラインを不定期で実施します。このラインは、ヒュンメルのフットボールルーツを活かし、未来を創造するための試みとして名付けられました。FCカルマでは、サッカーユニフォームを基に、より良い未来のための活動を展開していきます。
ヒュンメルは、1923年にスタッド付きスパイクを開発し、サッカー界に革命をもたらしました。ブランド名は、マルハナバチ(ドイツ語でhummel)の逸話に由来しており、100年の歴史を経て、現在も新たなチャレンジを続けています。
取り組み | 内容 |
---|---|
点字シャツ | 視覚障がい者支援のためのシャツ販売 |
インクルーシブサッカー大会 | 日独交流バージョンの大会実施 |
障がい者eスポーツイベント | eFOOTBALLプロゲーマーとの交流 |
ピースユニフォーム | 平和学習に繋がる取り組み |
FCカルマ | 未来を創造するための新たなライン |
ヒュンメルは、これからもスポーツを通じて社会を変えるための取り組みを続けていきます。次の100年に向けた新たな挑戦が、どのような形で展開されていくのか、注目が集まります。
参考リンク: