2025年3月1日、弁天町駅に新しい価値創造拠点「べんてんひろば」開業
ベストカレンダー編集部
2025年2月17日 21:42
べんてんひろば開業
開催期間:3月1日〜10月13日

大阪環状線 弁天町駅が新しい価値創造の拠点に!
JR西日本グループは、2025年2月17日に発表した内容において、大阪環状線の弁天町駅が新たな価値創造の拠点となることを明らかにしました。これは、2025年に開催される大阪・関西万博に向けたアクセス輸送の取り組みの一環として進められています。弁天町駅は「OsakaMetro 中央線」への乗換駅としての機能を持ち、新駅舎の供用開始が2025年3月1日(土)に予定されています。
新駅舎の開業に合わせて、万博期間中の新しいにぎわい空間として駅前に「べんてんひろば」が新たに開業します。また、大阪駅(うめきたエリア)を中心に進めてきたイノベーションの実験場『JR WEST LABO』の取り組みも水平展開され、弁天町駅周辺は新しい価値創造の拠点として生まれ変わります。

べんてんひろばの詳細
「べんてんひろば」は、2025年3月1日(土)から2025年10月13日(月)までの期間、旧交通科学博物館跡地に設置されます。このスペースは、地域の方々や国内外から訪れる万博来場者など、多様な方々に利用されることを目的としています。特に万博期間中は、イベントスペースとして駅周辺のにぎわい創出に貢献することが期待されています。
以下は「べんてんひろば」に関する基本情報です:
名 称 | べんてんひろば |
---|---|
設置期間 | 2025年3月1日(土)~2025年10月13日(月) |
面 積 | 約3400㎡(人工芝 約1400㎡、アスファルト舗装 約2000㎡) |
利用時間 | 8:00~20:00 |
イベントスペース利用開始日 | 2025年4月13日(日)から |
その他の条件 | 有料、事前申込要、他条件あり |
「べんてんひろば」では、人工芝にミズノ株式会社の『MS CRAFT BASEBALL TURF』を採用し、充填材には株式会社伊藤園とミズノが共同開発した茶殻を配合した人工芝用充填材『Field Chip「Greentea」』を使用しています。このように、環境に配慮した素材が採用されていることも特徴です。

共創パートナーとの取り組み
弁天町駅周辺では、共創パートナーとの連携による価値向上の取り組みも進められています。具体的には、以下のようなプロジェクトが計画されています。
- 3Dプリント技術を活用したベンチの設置
株式会社竹中工務店等との共創により、3Dプリント技術を活用した「3DPベンチ」を2基設置します。この技術の活用により、使用材料の削減および廃レールの再利用が図られ、地球環境保護への貢献が期待されています。 - m-DAC®技術を活用した植物工場の実証事業
Carbon Xtract株式会社、スパイスキューブ株式会社との共創により、空気中のCO2を回収するm-DAC®技術を活用した植物工場の実証事業が実施されます。この取り組みは、環境保護に寄与することが期待されています。 - イノベーションの実験場『JR WEST LABO』の水平展開
AIカメラを活用した可変案内サインや、ユーザーデバイス操作型AI案内システムの共同実証実験が行われる予定です。これにより、より安全で快適な駅環境の実現が目指されています。

環境への配慮と企業の取り組み
「べんてんひろば」では、環境に優しい素材が使用されています。特に、ミズノ株式会社が開発した人工芝は、表面温度の上昇を抑制する効果があることが確認されています。また、伊藤園が再利用した茶殻を使用することで、CO2削減にも寄与することが期待されています。
以下は、関連企業からのコメントです:
- ミズノ株式会社
- ミズノは快適なスポーツ環境を提供するための人工芝を開発しており、環境保全にも取り組んでいます。Field Chip「Greentea」は、通常の人工芝充填材と比較して表面温度上昇抑制効果が期待されます。
- 株式会社伊藤園
- Field Chip「Greentea」は、環境に配慮した製品づくりと廃棄物の削減を目指しており、茶殻を再利用することでCO2削減にも寄与します。

まとめ
弁天町駅の新駅舎と「べんてんひろば」の開業は、2025年大阪・関西万博に向けた重要なステップとなります。地域の方々や万博来場者にとって、新しい価値創造の拠点となることが期待されています。また、環境に配慮した取り組みや共創パートナーとの連携により、持続可能な社会の実現に向けた努力が続けられています。
項目 | 詳細 |
---|---|
新駅舎供用開始日 | 2025年3月1日(土) |
べんてんひろば設置期間 | 2025年3月1日(土)~2025年10月13日(月) |
面積 | 約3400㎡ |
利用時間 | 8:00~20:00 |
3Dプリントベンチ設置 | 2基設置 |
m-DAC®技術の実証事業 | 空気中のCO2を回収 |
これらの取り組みを通じて、弁天町駅が新たな価値創造の拠点として成長していくことが期待されます。
参考リンク: