若手映画作家育成プロジェクト2024、4月18日から全国劇場で短編映画上映
ベストカレンダー編集部
2025年3月21日 13:14
ndjc映画上映会
開催期間:4月18日〜5月15日

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」全国劇場公開決定
文化庁委託事業である「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」が、全国の劇場で公開されることが決定しました。これに伴い、4月18日から東京、5月2日から大阪、5月9日から名古屋で、若手監督による短編映画4作品が一挙上映されます。今回の上映は、映画業界に新たな才能を発掘し、育成するための重要な機会となります。
本プロジェクトは、映像産業振興機構(VIPO)の主催により実施され、数多くの若手映画作家が参加しています。これまでにも、多くの著名な映画監督を輩出してきた「ndjc」ですが、2024年度に選出された若手監督たちも、プロフェッショナルな環境で学び、短編映画を制作しました。

上映作品と劇場情報
上映される作品は以下の4本です。
- 『あて所に尋ねあたりません』 監督:たかはしそうた
- 『スリーピング・スワン』 監督:佐藤そのみ
- 『いちばん星は遠く輝く』 監督:武田かりん
- 『あわいの魔物たち』 監督:守田悠人
各都市での上映スケジュールは次の通りです。
都市 | 劇場名 | 上映期間 | 舞台挨拶 |
---|---|---|---|
東京 | 恵比寿ガーデンシネマ | 4月18日(金)~24日(木) | 4月18日・19日:監督4名による舞台挨拶 |
大阪 | テアトル梅田 | 5月2日(金)~8日(木) | 5月3日:監督4名による舞台挨拶 |
名古屋 | ミッドランドスクエア シネマ | 5月9日(金)~15日(木) | 5月10日:監督4名による舞台挨拶(予定) |
舞台挨拶では、各監督が作品について語る貴重な機会が設けられているため、ぜひ参加してみてください。

監督および作品の詳細
それぞれの監督と作品について、以下に詳しく紹介します。

たかはしそうた監督
作品:『あて所に尋ねあたりません』
この作品は、派遣労働者として働く三石瑞穂が、同じ職場の島木雄史に思いを伝えようと奮闘する姿を描いています。彼女の不器用さが物語の中心となり、感情の葛藤を繊細に表現しています。

佐藤そのみ監督
作品:『スリーピング・スワン』
大学を中退したソウマが、路上での出来事をきっかけに自分を見つめ直す様子を描いた作品です。彼女の成長と再会が、観客に深い感動を与えます。

武田かりん監督
作品:『いちばん星は遠く輝く』
恋愛の寿命をテーマにしたこの作品は、別れた恋人や新しい恋への葛藤を描いています。感情の移り変わりが巧みに表現されており、観客に共感を呼び起こします。

守田悠人監督
作品:『あわいの魔物たち』
佳奈子と倫太郎が愛犬と共に帰省する中で起こる出来事を描いた作品です。自然の中での人間関係の変化が、観客に新たな視点を提供します。

ndjcプロジェクトの意義と今後の展望
「ndjc」は、若手映画作家を支援し、映像製作技術や作家性を磨くためのプログラムです。優れた若手映画作家を公募し、ワークショップや製作実地研修を通じて、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。
今回の上映は、彼らが得た経験や技術を実際に見ることができる貴重な機会です。新しい才能の誕生を感じることができるでしょう。

まとめ
文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」の全国劇場公開が決定し、東京、大阪、名古屋の各都市で若手監督による短編映画が上映されます。上映作品は、以下の通りです。
作品名 | 監督 |
---|---|
あて所に尋ねあたりません | たかはしそうた |
スリーピング・スワン | 佐藤そのみ |
いちばん星は遠く輝く | 武田かりん |
あわいの魔物たち | 守田悠人 |
若手映画作家たちの新たな挑戦と成長を、ぜひ劇場で体験してみてください。詳細については公式サイトや関連リンクをご覧ください。
参考リンク: