ジョニーウォーカーの新作ウイスキー「ブルーラベル ウルトラ」が3月25日発売開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 05:40
ブルーラベルウルトラ発売
開催日:3月25日

ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラの誕生
2025年3月25日より、日本国内で数量限定発売される「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、世界最軽量のガラスボトルに入ったスコッチウイスキーです。この商品は、英国大手酒造企業ディアジオ社の完全子会社であるディアジオ ジャパン株式会社が手掛けており、全世界で888本の限定リリースとなります。
このウイスキーは、ディアジオの「スピリット オブ プログレス アクションプラン」に基づき、環境への配慮を重視した持続可能な取り組みの一環として開発されました。約5年間にわたる研究と技術革新の結果、この軽量ボトルが誕生しました。

持続可能性への取り組みと軽量化プロジェクト
ジョニーウォーカーは、環境保護と再生を重要な使命と考え、持続可能性を追求するために「穀物からガラスまで」の環境負荷削減を目指しています。本商品は、ティアドロップ型の手吹きガラスを使用し、従来の四角形デザインを進化させることによって、ボトルの重さをわずか180gに抑えています。この軽量化により、ボトル1グラムの削減につき0.5グラムのCO2排出量削減が可能となり、環境に優しい製品として評価されています。
また、個箱には精密な格子状のストッパーや竹製フレームを採用し、すべての素材がリサイクル可能または堆肥化可能というサステナブルな仕様となっています。このプロジェクトで取得した特許は無償で提供され、業界全体の軽量化を促進することを目的としています。

希少なウイスキーのブレンドとその特徴
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、マスターブレンダーのエマ・ウォーカー博士が特別にブレンドした、唯一無二のウイスキーです。スコットランドの名門蒸溜所であるオーバン、ブローラ、ロイヤル・ロッホナガーの原酒に加え、すでに閉鎖された蒸留所で生産された希少な「ゴーストウイスキー」をブレンドしています。
このウイスキーは新鮮な赤いベリー、甘いバニラ、ウッドスパイス、トフィー、そして温かみのあるウッドスモークのエッセンスが際立つ、豊かで奥深い味わいが特徴です。アルコール度数は55%で、エマ・ウォーカー博士のサインが各ボトルに刻印されています。これは彼女の職人技と品質へのこだわりを証明する特別な証しとなっています。
デザインと技術革新の背景
この新しいボトルデザインは、ディアジオ社のグローバルデザインディレクター、ジェレミー・リンドレー氏によって主導されました。彼は、アイウェアや高性能自転車など他の業界が軽量化に向かう中で、高級スピリッツも同様の道を辿れるのではないかと考えました。5年間のテスト・アンド・ラーン・プロセスを経て、エレガントで軽量なガラスの製造方法が確立されました。
このプロセスでは、軽量化を巡る技術的な課題に直面し、当初は考えもつかなかったさまざまな設計や製造の仕様を取り入れることになりました。ジョニーウォーカーのボトルが持つ象徴的なスクエアに似せるように形作ったティアドロップ形状を採用し、丸い底部に対応するための保護ケージを追加しました。製造時の破損を防止するために、手作業で各ボトルの製造と充填が行われています。
商品情報と今後の展望
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、全世界で888本限定の貴重なリリースです。日本国内でもごく限られた本数のみが販売される予定で、希少価値の高いウイスキーを求めるファンに特別な体験を提供します。この特別なウイスキーを通じて、ジョニーウォーカーはウイスキー文化の新たな可能性を切り拓いていきます。
項目 | 詳細 |
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内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 55% |
希望小売価格 | 230,000円(税別) |
出荷開始日 | 2025年3月25日(火) |
販売数 | 全世界888本限定 |
このように、「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、持続可能性を追求しながら希少なウイスキーのブレンド技術を駆使した特別な商品です。環境への配慮を重視した新たな挑戦が、ウイスキー業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目されます。
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