長沢慎一郎さんが第49回木村伊兵衛写真賞受賞!4月25日から作品展開催
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 10:11
長沢慎一郎作品展
開催期間:4月25日〜5月8日

第49回「木村伊兵衛写真賞」の受賞者について
2025年3月27日、株式会社朝日新聞出版は第49回「木村伊兵衛写真賞」の受賞者として長沢慎一郎さんを発表しました。この賞は、優れた作品を発表した新人写真家を対象としており、長沢さんはその栄誉に輝きました。受賞に際しては、賞状と賞牌、そして副賞として100万円が贈られます。
長沢さんの受賞作品は、写真集『Mary Had a Little Lamb』です。この作品は、2024年に発表されたもので、彼の独自の視点と技術が光る作品となっています。

受賞作品展の開催情報
受賞を記念して、受賞作品展が開催されることが決定しました。展覧会は、2024年4月25日から5月8日まで、東京のソニーイメージングギャラリー銀座にて行われます。この展示では、長沢さんの受賞作品を直接鑑賞することができる貴重な機会となります。
また、受賞者の詳細や選考の過程については、2025年3月27日付の朝日新聞朝刊社告や「ひと」欄にて紹介されるほか、朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.」や、雑誌『AERA』の3月31日発売号でも取り上げられる予定です。

長沢慎一郎さんのプロフィール
長沢慎一郎さんは、1977年に東京都八王子市で生まれ、現在は世田谷区に在住しています。彼は日本写真芸術専門学校や10BANスタジオで学び、その後、広告写真家の藤井保氏の元で4年半アシスタントを務めました。2006年に独立し、広告写真の分野で活躍を続けています。
長沢さんが写真を撮り始めたきっかけは、2008年に東京都小笠原・父島で出会った約100年前の欧米系島民の写真に衝撃を受けたことです。この経験が彼の作品に大きな影響を与え、2013年には初の写真集『The Bonin Islanders』を出版しました。この写真集では、米軍占領時代の父島での出来事をまとめ、欧米系島民のアイデンティティーを探求しています。
木村伊兵衛写真賞について
木村伊兵衛写真賞は、故・木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設されました。この賞は、新人写真家の優れた作品を表彰するものであり、2008年4月には出版部門が朝日新聞出版として独立し、以降は朝日新聞社と朝日新聞出版の共催によって運営されています。
毎年、優れた作品を発表した新人写真家が対象となり、候補者は写真関係者からのアンケートによって推薦されます。その後、2回の選考会を経て受賞者が決定されます。このような厳正な選考プロセスを経て選ばれた受賞者は、写真界において重要な存在となることが期待されます。
まとめ
第49回「木村伊兵衛写真賞」の受賞者は長沢慎一郎さんであり、彼の受賞作品は写真集『Mary Had a Little Lamb』です。受賞作品展は2024年4月25日から5月8日まで東京のソニーイメージングギャラリー銀座で開催されます。長沢さんは、広告写真家としてのキャリアを経て、独自の視点で作品を発表しており、今後の活躍が期待されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
受賞者 | 長沢慎一郎 |
受賞作品 | 写真集『Mary Had a Little Lamb』 |
副賞 | 100万円 |
受賞作品展開催期間 | 2024年4月25日~5月8日 |
会場 | ソニーイメージングギャラリー銀座(東京) |
受賞者プロフィール | 1977年生まれ、広告写真家・藤井保氏の元でアシスタントを経て独立 |
木村伊兵衛写真賞創設年 | 1975年 |
長沢慎一郎さんの受賞とその作品は、写真界に新たな風を吹き込むものであり、今後の活動にも注目が集まります。