大学生の55%が期待しない「大阪・関西万博」4月13日開催の意識調査
ベストカレンダー編集部
2025年4月1日 11:32
大阪・関西万博開始
開催日:4月13日

大阪・関西万博に対する大学生の意識調査
2025年4月1日、株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、現役大学生を対象に「大阪・関西万博」に関する意識調査を実施しました。この調査は、4月13日から開催される大阪・関西万博に対する大学生の期待や印象を探ることを目的としています。
調査の結果、81%の現役大学生が「大阪・関西万博が4月から開始されることを知っている」と回答しました。大学生の間での情報源としては、テレビが最も多く、68%がテレビから情報を得ていることが分かりました。その他の情報源としては、SNSやYouTubeなどが挙げられています。

期待感の薄さとその理由
調査の中で、「大阪・関西万博についてどう思うか」という質問に対し、55%の大学生が「期待していない」と回答しました。この結果に対して、多くの学生が驚きを示し、期待感の薄さの理由について興味を持っています。
自由回答では、様々な意見が寄せられました。例えば、以下のような声がありました:
- 「様々なものを見れたり学べるのはとてもいい事だと思う。」
- 「あってもなくてもいいが、大きな失敗はしないで欲しい。」
- 「過去の万博と比較すると話題性に欠ける部分があると思う。」
- 「とても楽しみにしている。いつかのタイミングで訪れるつもりである。」
- 「あまり宣伝がされていない印象がある。」
さらに、「大阪・関西万博に行きたいか」という質問では、現役大学生の50%が「行きたい」、残りの50%が「行きたくない」と回答しました。行きたい理由としては、万博に行ける機会の希少性が挙げられ、一方で行きたくない理由としては、入場料の高さやアクセスの難しさが指摘されました。

公式キャラクター「ミャクミャク」の認知度と印象
次に、公式キャラクター「ミャクミャク」に関する調査結果も注目されています。「ミャクミャクを知っているか」という質問に対し、75%の大学生が「知っている」と回答しました。これは、キャラクターの認知度が高いことを示しています。
また、「ミャクミャクについての印象」を尋ねたところ、60%が「好印象」、40%が「悪印象」と回答しました。具体的な意見としては、以下のようなものがありました:
- 「色が可愛い。」
- 「斬新なデザインでおもしろいと考えた。」
- 「見た目が気持ち悪い。」
- 「見た目が集合体恐怖症。」
このように、賛否両論の意見が寄せられています。調査に協力した学生の中には、「初めは抵抗感があったが、何度も見るうちに愛着が湧いてくる」との声もあり、キャラクターに対する印象が変化することもあるようです。

展示内容への関心の薄さ
最後に、大学生が「大阪・関西万博で何が展示されているかを知っているか」という質問に対し、89%が「知らない」と回答しました。この結果は、開催が近づいているにも関わらず、大学生の多くが展示内容について無知であることを示しています。
展示内容の告知が十分に行われていないことが懸念されます。万博の成功には、事前の情報発信が重要であるため、今後の広報活動に期待が寄せられます。

調査概要と今後の展開
今回の調査は、2025年3月26日に実施され、対象は大学1年から4年の学生298人でした。調査方法はサークルアップのアンケートオファーを利用しています。調査結果は、企業向けにローデータとして提供される予定です。
この調査を通じて、Z世代のリアルな意見を知ることができ、今後のマーケティング戦略に役立てることが期待されます。Z世代に特化した調査は、今後も継続して行われる予定です。
調査項目 | 結果 |
---|---|
大阪・関西万博開催の認知 | 81% |
大阪・関西万博に期待していない | 55% |
行きたいか | 行きたい 50%、行きたくない 50% |
ミャクミャクの認知度 | 75% |
ミャクミャクに対する好印象 | 60% |
展示内容を知らない | 89% |
この調査結果からは、大阪・関西万博に対する大学生の期待感や印象、そして公式キャラクターへの関心が浮き彫りになりました。今後の万博に向けて、大学生の意見を反映させた広報活動が求められるでしょう。
参考リンク: