My CareerStudyにオープンバッジ機能が追加!4月2日から利用可能に
ベストカレンダー編集部
2025年4月2日 11:31
オープンバッジ機能追加
開催日:4月2日

キャリア学習サイト『My CareerStudy』にデジタル証明書機能が追加
株式会社マイナビが運営するキャリア学習サイト『My CareerStudy(マイキャリアスタディ)』は、世界共通で証明することができるデジタル証明書『オープンバッジ』機能を搭載しました。この機能により、大学生を中心に全国で15万人以上のユーザーが登録している同サイトは、学んだスキルや知識を証明する新たな手段を提供します。
オープンバッジは、学習歴を証明するためのデジタル証明書であり、SNSでの共有も可能です。この機能は、教育デジタル・トランスフォーメーション(教育DX)を実現するための基盤技術である1EdTech国際技術標準に基づいており、修了したコースやプログラム名、バッジ保有者の氏名を安全に保存し、『My CareerStudy』内のマイページで一元管理されます。

オープンバッジ機能の背景と目的
現代社会は不確実性が高く、学生は数多くの選択肢からファーストキャリアを選ばなければなりません。就職活動が始まる直前にキャリアを模索し始めると、十分な時間が確保できず、内定獲得が目的になってしまうことがあります。そこで『My CareerStudy』では、大学1・2年生の段階から自己理解を深め、働くイメージを持てるように様々なキャリア形成に関連したE-ラーニング形式の講座を提供しています。
今回のオープンバッジ機能の搭載は、修了したコースやプログラム名などを信頼性のある証明書として受講者のスキルや能力を安全に保存するためのものであり、学生が自己PRを行う際に役立つツールとなります。オープンバッジは偽造や改ざんが困難な信頼性のある証明書として使用でき、SNSでの共有や内容証明としても利用可能です。
オープンバッジの種類と取得方法
『My CareerStudy』で取得できるオープンバッジは、主に以下の3種類です。各オープンバッジによって取得条件が異なります。
- コース・講座修了バッジ:発行対象のコースや講座を受講し、確認テストで正答100%を達成することで取得できます。
- イベント・コンテスト参加バッジ:発行対象のイベントやコンテストに参加することで取得できます。
- コンテスト入賞バッジ:発行対象のコンテストで入賞することにより取得できます。
具体的には、コース・講座修了バッジの中で、2つのオープンバッジがリリースされます。一つは経済産業省が提唱する社会人基礎力を体系的に学べる『社会人基礎力の基礎知識コース』、もう一つはキャリア形成の基礎を学べる『キャリア形成の基礎知識コース』です。これらの講座を受講し、各講座の確認テストで正答100%を達成することで、それぞれのオープンバッジが付与されます。
学生向けキャリア学習サービス『My CareerStudy』の特徴
『My CareerStudy』は、学生が自分に足りない知識やスキルを身に着けることができるキャリア学習サービスです。具体的には、以下のような特徴を持っています。
- 適性診断ツール:自分の現在のスキルや知識を客観的に知ることができるツールを提供。
- キャリア棚卸しサポートツール:目指したいキャリアについて整理するためのサポートを行うツール。
- Eラーニング講座:5カテゴリに分かれた200本以上の講座を提供し、学生が自分の将来を考えるための豊富なコンテンツを用意。
これらの機能により、学生は自身のキャリア形成に向けた具体的なステップを踏むことが可能になります。
オープンバッジ機能の利点と活用方法
オープンバッジ機能を活用することで、学生は自分の学習歴やスキルを客観的に証明することができ、就職活動においても大きなアドバンテージを得ることができます。特に、SNSでの共有が可能なため、自身のスキルや知識を広くアピールすることができ、企業とのマッチングを促進します。
また、将来的にはMy CareerBoxを通じて企業に提出することも可能となり、就職活動の自己PR作成時などに役立てることができます。企業と学生の双方にとって納得度の高いマッチングの実現を目指す取り組みが進められています。
オープンバッジの種類 | 取得条件 |
---|---|
コース・講座修了バッジ | 発行対象のコースや講座を受講し、確認テストで正答100%を達成 |
イベント・コンテスト参加バッジ | 発行対象のイベントやコンテストに参加 |
コンテスト入賞バッジ | 発行対象のコンテストで入賞 |
このように、キャリア学習サイト『My CareerStudy』に搭載されたオープンバッジ機能は、学生が自身のスキルや知識を証明し、就職活動において有利に働くための重要なツールとなります。教育DXの進展とともに、今後のキャリア形成における新たな可能性が広がることが期待されます。
参考リンク: