2025年5月2日、山梨県笛吹市にジェラートと干し芋の新工場オープン!

ジェラート工場オープン

開催日:5月2日

ジェラート工場オープン
ジェラート・干し芋の工場と直売所ってどこにオープンするの?
山梨県笛吹市にKEIPE株式会社が新たにオープンするジェラート・干し芋の工場と直売所です。
この新しい施設の特徴は何?
農家の規格外品を活用し、新たな価値を創出する体験型の工場と直売所で、ガラス張りの製造過程が見学可能です。

「ジェラート・干し芋」工場と直売所のオープン

山梨県内で障害者の就労支援事業や地域商社事業を展開するKEIPE株式会社が、2025年5月2日(金)に笛吹市で「ジェラート・干し芋」の工場と直売所をオープンします。この新たな施設は、農家さんの抱える課題を解決するために設計されており、特に規格外品を活用することで新たな価値を生み出すことを目指しています。

オープンに先立ち、4月25日(金)にはメディア関係者向けの内覧会とテープカットが行われる予定です。このイベントでは、工場と直売所の見学や試食が行われ、農家さんとの交流も期待されています。

「ジェラート・干し芋」工場と直売所がグランドオープン!規格外品にも新たな価値を作り、農家さんの課題を解決したい|山梨県・石和温泉駅徒歩3分 画像 2

農家さんの課題を解決する取り組み

KEIPE株式会社の地域商社事業部部長である飯室和希氏は、農家さんからの「後継者不足」や「規格外品の行き場がない」といった悩みを聞き、その解決に取り組むことが事業の原点であると述べています。実際に、規格外の桃を販売したところ、予想以上の反響があり、農作物の可能性に気づくきっかけとなりました。

「農家さんが安心して作物づくりに専念できる環境を作りたい」という思いから、2020年に地域商社事業をスタートしました。今後は、加工・販売を通じて、より多くの農家さんとともに、規格外品を含むすべての作物に価値を創出し、畑から消費者の手元まで繋ぐことを目指します。

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取扱商品について

新たにオープンする直売所では、以下のような商品が販売される予定です:

  • ドライフルーツ(無添加・砂糖不使用)
  • 国産さつまいもの干し芋(自社工場で製造、糖度60度)
  • 国産フルーツと牛乳のジェラート
  • 乳製品を使わないフルーツベースのソルベ
  • 新鮮なフルーツ(桃・ぶどうなどの正規品・規格外品ともに)

また、2024年6〜10月には、ふるさと納税やECサイトを通じて、フルーツ総量100トンの出荷を予定しています。

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顔の見える関係を大切にする

KEIPE株式会社の地域商社事業部の企画・デザイン・ブランディング統括マネージャーである雨宮友美氏は、生産者との「顔の見える関係」を重視しています。山梨県内の農家さんから、正規品も規格外品も直接仕入れることで、信頼関係を築いています。

昨年、何百kgもの桃を買った農家さんが「こんな傷物、全部近所に配っていたよ」と感動し、その農家さんがさらに他の農家さんを紹介してくれるなど、良好な関係が広がっていることが強調されています。生産者の想いを伝えるために、直接会うことを大切にしているのです。

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規格外品へのアプローチ

農家さんは「最高のものをつくりたい」という情熱を持って作物と向き合っています。そのため、KEIPEは「加工するから、規格外品だけを安く譲ってほしい」という関わり方を避けています。直売所のオープンは、規格外品だけでなく秀品も生食用として販売することで、農家さんとの信頼関係を築いてきた結果です。

農家さんが困っているときに、規格外品を適正な価格で買い取ることができることが、KEIPEの強みです。現在は山梨県の農作物を中心に扱っていますが、今後は全国に取り扱う作物を広げていく予定です。

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体験型の直売所と工場

新たにオープンする直売所と工場は、体験型の施設として設計されています。特に、ガラス張りの壁を採用することで、訪れる人々が製造過程を楽しむことができるようになっています。子どもたちが働く大人の姿を見て、未来に希望を持つきっかけとなることを目指しています。

また、フードロス削減につながる現場や農作物が加工される過程を見学できることも、来訪者にとっての大きな魅力です。背の低い子どもでも見やすいように工夫されており、家族連れにも楽しんでもらえる設計となっています。

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内覧会およびオープン情報

内覧会は2025年4月25日(金)11:00~12:10に開催され、10:40に開場します。記者内覧会では、工場と直売所の見学や試食が行われるほか、農家さんとのテープカットも予定されています。一般のお客様は、5月2日のグランドオープンを楽しみに待つことになります。

内覧会のスケジュールは予告なく変更される可能性があるため、参加希望者は事前に申し込みが必要です。詳細はKEIPE株式会社の公式サイトで確認できます。

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KEIPE株式会社の概要

KEIPE株式会社は、2017年10月23日に設立され、障害者の就労支援事業からスタートし、地域課題の解決を目指すソーシャルベンチャーです。飲食事業や資源循環事業、マッチングプラットフォーム事業など多岐にわたる事業展開を行っています。代表取締役は赤池侑馬氏で、従業員は約130名です。

所在地は山梨県甲府市丸の内1丁目15-2 第5丸銀ビル2階で、電話番号は055-225-3262です。KEIPEは「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指し、地域の課題解決に取り組んでいます。

項目 詳細
オープン日 2025年5月2日(金)
内覧会日 2025年4月25日(金)11:00~12:10
所在地 山梨県笛吹市石和町駅前5-5
取扱商品 ジェラート、干し芋、ドライフルーツなど
会社名 KEIPE株式会社
代表者 赤池 侑馬
設立日 2017年10月23日

このように、KEIPE株式会社の新たな取り組みは、地域の農家さんと消費者をつなぎ、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。農作物の規格外品を積極的に活用し、農家さんが安心して生産できる環境を整えることは、今後の地域経済にとっても重要な役割を果たすことでしょう。

参考リンク: