4月13日開幕、大阪・関西万博で新たな体験を提供する『OPEN DESIGN 2025』

OPEN DESIGN 2025

開催日:4月13日

OPEN DESIGN 2025
『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』って何するの?
大阪・関西万博に向けて、会場を装飾や音楽で彩り、新たな体験を提供するプロジェクトです。
どんなアーティストが参加してるの?
25組のアーティストがアートプロジェクトに参加し、7名のアーティストがサウンドスケープを担当しています。

大阪・関西万博に向けた新たなプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』の始動

2025年4月12日、株式会社人間が発表したプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』は、2025年4月13日に開幕する大阪・関西万博に向けて、会場全体をひとつの大きな“いのち”として捉え、様々なクリエイティブを通じてにぎわいを創出することを目的としています。このプロジェクトは、会場の装飾やサウンドスケープを通じて、万博会場を訪れる人々に新しい体験を提供します。

プロジェクトは主に「会場ドレッシング」と「会場サウンドスケープ」の二つの要素で構成されており、これにより夢洲の万博会場を彩り、包み込みます。特に、会場ドレッシングでは、25組のアーティストが参加するアートプロジェクトや、遊び心あふれる案内サインなど、多彩な装飾が計画されています。

大阪・関西万博の会場全体に彩りとにぎわいを創出するプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』が始動 画像 2

会場ドレッシングの詳細

会場ドレッシングでは、以下の三つの主要な装飾が施されます。

  • EXPO2025 Dressing: 会場を彩るデザイン装飾で、モニュメントやフラッグ、サインなどが含まれます。
  • Co-MYAKU Sign: 遊び心あふれる案内サインで、子どもたちの好奇心を刺激します。
  • Co-MYAKU‘25: 25組のアーティストが参加するアートプロジェクトで、万博会場の壁や床に多様な「いのち」を描き出します。

会場を彩るデザイン装飾「EXPO2025 Dressing」は、八百万(やおよろず)のいのちをテーマにしており、モニュメントやフラッグ、サイン、アートなど、あらゆる要素に生命を吹き込むことを目指しています。これは、日本古来の「すべてにいのちが宿る」という世界観を現代に拡張し、視覚的な美しさを提供するだけでなく、共創と参加によって創り上げるオープンデザインのプラットフォームとして機能します。

大阪・関西万博の会場全体に彩りとにぎわいを創出するプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』が始動 画像 3

参加アーティストとその作品

本プロジェクトには、以下のようなアーティストが参加しています。

  1. 大河紀
  2. オートモアイ
  3. カワグチタクヤ
  4. 杉野ギーノス
  5. 田中かえ
  6. 西島大介
  7. ぬQ
  8. はくいきしろい
  9. 原田ちあき
  10. 前田豆コ
  11. ムネアツシ
  12. 水江未来
  13. 横山裕一
  14. CASPER
  15. conix
  16. emma
  17. Hideki Inaba
  18. KAMI
  19. MASAGON
  20. Masanori Ushiki
  21. Sayaka Miyauchi
  22. simo
  23. Summer House
  24. Zennyan
  25. みんな

これらのアーティストたちが描き出す作品は、単なる装飾を超え、万博会場に生命を与える重要な役割を果たします。

大阪・関西万博の会場全体に彩りとにぎわいを創出するプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』が始動 画像 4

会場サウンドスケープの構成

会場サウンドスケープは、「いのちのアンサンブル」というコンセプトのもとに設計されており、会場をいくつかのエリアに分け、それぞれ異なる音をデザインします。サウンドスケープのクリエイティブチームと7名のアーティストが共創し、多様なサウンドが空間に広がります。

このサウンドスケープでは、すべての楽曲が共通のBPM(テンポ)を持つことで、エリアを越えて自然に響き合い、人間、自然、動物、テクノロジーといった世界中の「いのち」の音が溶け合うひとつの大きなアンサンブルを奏でます。これにより、視覚だけでなく聴覚を通じて「いのちの循環」を感じられる体験を提供します。

大阪・関西万博の会場全体に彩りとにぎわいを創出するプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』が始動 画像 5

参加アーティストと楽曲

サウンドスケープに参加するアーティストは以下の通りです。

  • 三浦康嗣
  • evala
  • HIROSHI WATANABE a.k.a KAITO
  • KEIZO machine
  • Kuniyuki Takahashi
  • masayoshi fujita
  • Midori Hirano

各エリアの楽曲はSoundCloudにて視聴可能で、訪れる人々は音楽を通じて会場全体の雰囲気を感じることができます。

大阪・関西万博の会場全体に彩りとにぎわいを創出するプロジェクト『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』が始動 画像 6

プロジェクトの意義と展望

このプロジェクトは、2025年大阪・関西万博の会場デザインコンセプト「多様でありながら、ひとつ」に深く呼応しており、ジャンルや世代、バックグラウンドを越えた多様なクリエイターやアーティストたちが集まり、互いの違いを尊重しながらひとつの空間・ひとつの体験を共に創り上げることを目指しています。

また、万博の会場をより魅力的にすることを目的としており、「いのちってなんやろう?」という問いをきっかけに、様々な人々が関わり、語り合い、創造する過程そのものが“いのちの循環”であると考えています。このプロジェクトから生まれた作品や出会い、つながりが、会期を超えて世界中に広がることが期待されています。

プロジェクト要素 詳細
会場ドレッシング EXPO2025 Dressing、Co-MYAKU Sign、Co-MYAKU‘25による装飾
参加アーティスト(アートプロジェクト) 25組のアーティストが参加
会場サウンドスケープ 7名のアーティストによるサウンドデザイン
コンセプト いのちの循環、いのちのアンサンブル

このように、大阪・関西万博に向けた『OPEN DESIGN 2025「EXPO WORLDs」』は、アートとサウンドを通じて多様な「いのち」を表現し、訪れる人々に新たな体験を提供することを目指しています。プロジェクトの進展を見守ることが期待されます。