生成AI「ChatSense」の新機能、2024年10月29日から利用可能に
ベストカレンダー編集部
2024年10月29日 14:13
ChatSense新機能リリース
開催日:10月29日
法人向け生成AI「ChatSense」の新機能リリース
株式会社ナレッジセンスは、2024年10月29日、法人向け生成AIサービス「ChatSense」に新たな機能を追加したことを発表しました。この機能により、導入後の社内の利用状況を部署ごとに「業務効率化された時間」として自動算出することが可能になり、管理者は生成AIの活用状況をより簡単に把握できるようになります。
「ChatSense」は、セキュリティの高い環境でChatGPTを活用できる法人向けサービスであり、既に400社以上の企業が導入しています。特に、東証プライム上場企業を含む大手企業からの注目を集めています。
新機能の背景と目的
企業向け生成AIサービスの導入が進む中、ナレッジセンスは「企業向け生成AIサービス導入後の効果を、簡単に可視化したい」というニーズに応えるため、新機能を開発しました。従来のChatGPTでは、社内での利用状況を詳細に把握することが困難でしたが、今回のアップデートにより、特定の部署やグループごとの利用状況を把握できるようになりました。
この機能は、導入企業からの要望を受けて開発され、どのカテゴリーで生成AIが使用されているか、どれくらいの業務削減効果があったのかを、より詳細に把握することが可能です。
機能の詳細
新たにリリースされた機能には、以下のような特徴があります。
- 社内での生成AI活用状況の可視化
この機能により、社内で生成AIがどのように活用されているかを視覚的に把握できます。従来のChatGPTでは社内利用の分類ができませんでしたが、ChatSenseでは自動分類機能を追加しました。 - 会話内容の自動分類
ChatSenseでは、会話内容を正確に分類するために生成AIを活用しています。そのため、従来よりも精度の高い分類が可能であり、運営側がチャット内容を確認することはありませんので、セキュリティ面でも安心です。 - 部署・グループごとの絞り込み機能
ChatSenseにはグループ機能があり、部署に基づいてメンバーを管理できます。新機能では、グループごとに業務効率化の時間を可視化することが可能となりました。
法人向けChatGPTサービス「ChatSense」とは
ChatSenseは、米OpenAI社が開発した大規模言語モデルChatGPTを基にした法人向けのサービスです。ナレッジセンスは、このサービスをセキュリティを強化した形で提供しており、コスト面でも優位性を持っています。以下はChatSenseの主な特徴です。
- チャット内容をAIの学習から守る機能
全プラン共通で提供される機能であり、企業の機密情報を保護します。 - 豊富な独自機能
プロンプトの社内共有機能やメンバーの一括管理機能、フォルダ整理機能など、ビジネス向けの機能が充実しています。 - 初期費用無料、最低利用期間の縛りなし
企業が導入しやすいよう、無料で利用できる範囲を広げています。
ナレッジセンスの取り組み
ナレッジセンスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、全ての社員の生産性を向上させるために、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」や生成AIに関するコンサルティングを提供しています。生成AIを活用した複数のサービスを展開し、グローバルなユーザーに向けて実績を積んでいます。
ナレッジセンスでは、生成AIを活用して社員の業務効率を加速したい企業からの問い合わせを受け付けています。これにより、企業の生産性向上と業務の効率化を図る取り組みを進めています。
まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
社内利用状況の可視化 | 生成AIの活用状況を視覚的に把握。 |
会話内容の自動分類 | 生成AIを用いて正確に分類。セキュリティも確保。 |
部署・グループごとの業務効率化時間の可視化 | グループ機能を活用し、業務効率化の時間を把握。 |
以上のように、ナレッジセンスの「ChatSense」は、企業が生成AIを導入する際の効果を視覚化し、業務効率化を実現するための強力なツールです。企業のDX推進に寄与するこのサービスは、今後も多くの企業にとって重要な役割を果たすことでしょう。
参考リンク: