2025年万博で採用!TRANSWOOD® with Prasus®製建材の魅力
TRANSWOOD® with Prasus® 製の建材が2025年日本国際博覧会に採用
2024年10月30日、株式会社hide kasuga 1896は、三井化学株式会社の協力のもと、オールバイオ複合材「TRANSWOOD® with Prasus®」製の建材が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「EXPO ナショナルデーホール」の床材に採用されることが決定したと発表しました。この取り組みは、環境に配慮した持続可能な素材を用いることで、未来の社会に貢献することを目的としています。
TRANSWOOD® with Prasus®とは
TRANSWOOD®は、工学博士の春日秀之氏が“100年持続する素材”をコンセプトに設計した環境調和型素材ブランドです。この素材は、間伐材の木粉やセルロースマイクロファイバー(CMF)などの木由来の素材と、廃食用油などから作られるバイオマス樹脂「Prasus®」を配合した複合材です。
このような素材の特徴として、製造過程でのCO2排出量とプラスチック使用量を削減できる点が挙げられます。また、リサイクル可能な素材であるため、サステナブルな社会の実現に向けた一歩となります。
TRANSWOOD®の主な特長
- 持続可能性: 100年持続する素材を目指す。
- 環境への配慮: CO2排出量とプラスチック使用量を削減。
- リサイクル可能: 環境に優しい循環型経済に貢献。
Prasus®の特性
Prasus®は、三井化学グループのプライムポリマー社が製造するバイオマス樹脂で、石油由来樹脂に比べてGHG(温室効果ガス)排出量を約60%削減できる特性を持っています。この樹脂は、国内製造が可能であり、安定供給が期待されます。さらに、ISCC PLUS認証を取得しており、トレーサビリティが担保されています。
このように、Prasus®は環境負荷を軽減しながら、持続可能な製品の開発に寄与する重要な素材となっています。
Prasus®の主な特長
- GHG排出量削減
- 約60%削減が可能。
- 安定供給
- 国内製造による安定供給。
- トレーサビリティ
- ISCC PLUS認証取得で透明性を確保。
TRANSWOOD® with Prasus® 展の開催
今回の採用を記念して、hide kasuga 1896と三井化学株式会社の共催により、「TRANSWOOD® with Prasus® 展 vol.01 -環境調和型素材の未来-」が開催されます。この展示会では、TRANSWOOD® with Prasus®製の様々な製品や開発品が紹介される予定です。
展示会の詳細は以下の通りです。
- 共催: hide k 1896株式会社 | 三井化学株式会社
- 会場: hide k 1896旗艦店 東京都渋谷区神宮前5-6-5 Path表参道 A棟 1F
- 会期: 2024年11月1日(金) – 2025年1月31日(金)
- 閉館日: 土日祝及び年末年始(12月28日(土) – 2025年1月5日(日))
- 時間: 1枠目13:00スタート / 2枠目16:00スタート
- お問い合わせ: contact@hidek1896.com
まとめ
TRANSWOOD® with Prasus® 製の建材が2025年日本国際博覧会の「EXPO ナショナルデーホール」に採用されることは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップです。環境に配慮した素材を使用することで、未来の世代に対して責任を持った選択を行うことが求められています。
以下に、この記事で紹介した内容を整理した表を示します。
項目 | 詳細 |
---|---|
採用イベント | 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) |
製品名 | TRANSWOOD® with Prasus® |
特長 | 100年持続する素材、環境調和型、リサイクル可能 |
GHG排出量削減 | 約60% |
展示会名 | TRANSWOOD® with Prasus® 展 vol.01 |
会期 | 2024年11月1日 – 2025年1月31日 |
このように、環境に配慮した取り組みが進む中、TRANSWOOD® with Prasus®の採用は、未来の建材の在り方を示す一例と言えるでしょう。
参考リンク: