岡山大学農学部が生物多様性を考えるシンポジウムを開催
ベストカレンダー編集部
2024年11月4日 05:13
第23回農学部シンポジウム
開催日:11月3日
第23回岡山大学農学部公開シンポジウムの開催概要
2024年11月3日、国立大学法人岡山大学の農学部は、第23回岡山大学農学部公開シンポジウムを開催しました。本シンポジウムのテーマは「ネイチャーネガティブからネイチャーポジティブへ-農学が変える?農学が変わる?-」であり、一般の方、高校生、大学生、本学教職員を含む76名が参加しました。
このシンポジウムは、地域の持続可能な発展や生物多様性の重要性について考える機会を提供することを目的としており、参加者は様々な視点からの意見を交わしました。
講演者と講演内容
シンポジウムでは、以下の講演者が登壇し、それぞれの専門的な視点から生物多様性や自然資本の回復に向けた取り組みについて説明しました。
- 兵藤不二夫氏(岡山大学環境生命自然科学研究科教授)
- 宮本由佳氏(岡山県産業労働部長)
- 藤原加奈氏(株式会社フジワラテクノアート副社長)
- 秀田智彦氏(環境省生物多様性保全企画官)
講演では、生物多様性や自然資本を回復する活動がどのように事業活動や消費行動の変容を促し、新たな市場創出に寄与するかについて具体例を交えて解説されました。これにより、参加者は農学の役割とその可能性について深く理解することができました。
リフレッシュメントと総合討論
休憩時には、蒜山酪農農業協同組合から提供された「ジャージーヨーグルトA2」が振る舞われ、参加者はリフレッシュしながら交流を深めることができました。
その後行われた総合討論では、学生や一般の方々とのインタラクティブな意見交換が行われ、様々な疑問や提案、要望が示されました。この討論は非常に意義深いものであり、参加者は農学の未来について活発に議論を交わしました。
シンポジウムの意義と今後の展望
本シンポジウムは、岡山大学のホームカミングデー2024の一環として実施され、地域活性化システム論の第1回講義としても位置づけられています。このような取り組みを通じて、岡山大学農学部は地域に根ざした研究と教育を推進し、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指しています。
今後も岡山大学農学部は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしていくことが期待されています。参加者から寄せられた意見や提案を基に、さらなる活動の充実を図ることで、地域社会や環境に対する責任を果たしていくでしょう。
シンポジウムの詳細情報
シンポジウムに関する詳細情報は、以下のリンクから確認できます。
シンポジウムに関連する過去のイベント
岡山大学農学部では、過去にも多くの公開シンポジウムが開催されており、様々なテーマで議論が行われています。以下はその一部です。
これらのシンポジウムは、農学の最新の研究成果や地域における実践事例を共有する貴重な機会となっています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日 | 2024年11月3日 |
テーマ | ネイチャーネガティブからネイチャーポジティブへ-農学が変える?農学が変わる?- |
参加人数 | 76人 |
講演者 | 兵藤不二夫氏、宮本由佳氏、藤原加奈氏、秀田智彦氏 |
休憩時のリフレッシュメント | ジャージーヨーグルトA2 |
本シンポジウムは、農学の未来について考える重要な場となり、参加者は多様な視点からの意見を交わすことができました。岡山大学農学部は今後も地域社会に貢献するための取り組みを続けていくことが期待されています。
参考リンク: