2024年12月1日開催!ヨコハマホットロッドでサムライバイクが世界初公開
ベストカレンダー編集部
2024年12月1日 09:47
SAMURAI世界初公開
開催日:12月1日

ROYAL ENFIELD カスタムバイク「SAMURAI」の世界初公開
中型モーターサイクルセグメントのグローバルリーダーであるロイヤルエンフィールドは、2024年12月1日(日)に開催される「32nd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2024」において、カスタムバイク「SAMURAI(サムライ)」を世界初公開します。このイベントは、日本最大級のカスタムカーおよびカスタムバイクの展示会として知られています。
「SAMURAI」は、千葉県八街市に拠点を置くカスタムファクトリー「SURESHOT(シュアショット)」の代表である相川拓也氏によって製作されました。このバイクは、ロイヤルエンフィールドの公式カスタムプログラム「CUSTOM WORLD」とのコラボレーションによるもので、日本から3台目となる作品です。

SAMURAIのデザインと性能
SAMURAIの基本コンセプトは「コンパクト・パフォーマンス・チョッパー」です。ベースとなる車両は「SHOTGUN 650(ショットガン・ロクゴーマル)」で、2023年12月に米国ロサンゼルスで発表され、2024年春には大阪・東京・名古屋のモーターサイクルショーで日本初公開される予定です。
このカスタムバイクは、以下のような特徴を持っています:
- メインフレームは相川氏がハンドメイドで製作。
- リアのループフレームはパイプ径や幅、曲げ角度を繊細に変更し、新たに製作。
- フロントフォークやトリプルツリーはSHOTGUN 650のスタンダードを加工して装着。
- スイングアームはアルミ削り出しのオリジナル。
- リアショックは相川氏自身が設計したリンク式モノショック仕様で、シート下に配置。
さらに、前後ホイールはアルミ削り出しのオリジナルで、フロントは21インチ、リアは16インチです。リアにはドラッグレース用のスリックタイヤがセットされています。また、フロントホイールの中央のハブ内にはディスクブレーキを内蔵したインボードディスク構造が採用されています。

エンジンとパフォーマンスの向上
SAMURAIのエンジンは、排気量648ccの空油冷4ストローク並列2気筒SOHCをベースに、S&S製ビッグボアキットを使用して排気量を865ccにアップグレードされています。さらに、DYNOJET製パワーコンマンダーをセットし、フューエルインジェクションのセッティングおよび点火系チューニングが施されています。
相川氏は、シャーシダイナモを導入し、インジェクションおよび点火系チューニングに注力しています。これにより、メーカーを問わず最新モデルのチューニングを行い、レーシングバイクの製作もサポートしています。これらのノウハウを活かし、SAMURAIに吸気および点火系のチューニングを施すことで、パワーアップとともに耐久性や快適性の向上を図っています。

レース参戦とカスタムショーの意義
SAMURAIは、2024年11月4日に茨城県のJARI城里テストセンターで開催されたドラッグレース選手権JD-STAR第5戦のオープントーナメント・クラスに出場しました。ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー(HCS)は独創的なスタイルとその完成度を評価するコンテスト形式のカスタムショーですが、SURESHOTはスタイルとともにパフォーマンスも高めていることを証明するために、ショー前にレース参戦を決断しました。
組み上げたばかりの車体とエンジンで十分にセッティングを煮詰めることができませんでしたが、ベストタイム12秒804を記録しました。
ロイヤルエンフィールドのHCSへの参加は今年で3回目となり、SURESHOT SAMURAIのほかにも3台のカスタムバイクが展示されます。本ショーで、日本人カスタムバイクビルダーとのコラボレーションバイクを世界初公開するのは2回目となります。
他のカスタムバイクの紹介
今回のイベントでは、他にも注目のカスタムバイクが展示されます。以下はその一部です:
- AMS GARAGE(インドネシア)
- ベース車両は「SUPER METEOR 650」で、「PHOENIX(フェニックス)」と名付けられたカスタムバイクを製作。ハンドメイドによるアルミ製の燃料タンクとリアカウルが特徴です。
- ICON ONE THOUSAND(アメリカ)
- 「Always Something」と名付けられたこの車両は、SHOTGUN 650とICON MOTORSPORTSのユニークな美学が融合した最新作です。
- CHERRY’S COMPANY(日本)
- ベース車両はSUPER METEOR 650で、「CHALLENGER(チャレンジャー)」と名付けられたカスタムサイドカーを製作。全てハンドメイドによる装飾が施されています。
ヨコハマ ホットロッド・カスタムショーの概要
「32nd YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2024」の詳細は以下の通りです:
名 称 | 32nd YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2024 |
---|---|
日 程 | 2024年12月1日(日) |
会 場 | パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
入場券 | 前売り4,400円/当日5,500円(小学生以下無料) |
また、SURESHOT製作のSAMURAIとICON ONE THOUSAND製作のAlways Somethingは、12月13日(金)から27日(金)まで、東京浅草のカフェ「ORTIGA(オルティガ)」に期間限定で展示されます。
まとめ
ロイヤルエンフィールドが誇るカスタムバイク「SAMURAI」は、ヨコハマ ホットロッド・カスタムショーでの世界初公開を迎え、カスタムバイクファンにとって注目の一台となります。カスタムバイクの魅力を再確認する機会となるでしょう。
今回の記事で触れた内容を以下にまとめます:
内容 | 詳細 |
---|---|
カスタムバイク名 | SAMURAI |
製作会社 | SURESHOT(相川拓也氏) |
イベント名 | ヨコハマ ホットロッド・カスタムショー 2024 |
開催日 | 2024年12月1日 |
展示場所 | パシフィコ横浜 |
入場券価格 | 前売り4,400円/当日5,500円 |
ロイヤルエンフィールドのカスタムバイクの世界は、ますます多彩さを増しています。興味のある方は、ぜひイベントや展示に足を運んでみてください。
参考リンク: