玉乃光酒造が350×プロジェクト始動、12月13日発売の新日本酒に注目

350×プロジェクト開始

開催日:12月13日

350×プロジェクト開始
350×プロジェクトって何?
350×プロジェクトは、玉乃光酒造がユネスコ無形文化遺産登録を記念し、国内外のクリエイターとコラボして新たな日本酒の価値を創造する取り組みだよ。
いつから日本酒が買えるの?
350×プロジェクトの日本酒は、2024年12月13日から発売されるよ。限定2,000本だから早めにチェックしてね。
「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、玉乃光酒造がクリエイターとともに造る日本酒「350×(カケル)プロジェクト」を始動 画像 2

「350×(カケル)プロジェクト」の始動

玉乃光酒造株式会社は、2024年12月6日に「350×(カケル)プロジェクト」の第一弾を発表しました。このプロジェクトは、ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」を記念するもので、国内外のクリエイター6名とのコラボレーションを通じて日本酒の新たな価値を創造することを目的としています。

第一弾では、岡山県の有機農法で育てた酒米「雄町」を使用し、玉乃光酒造の若手醸造家が自らのクリエイティビティを発揮して醸造した限定2,000本の日本酒が登場します。この日本酒は「日本酒を愛でる。」というコンセプトのもと、アジアのアートクリエイターによる描き下ろし作品をラベルに使用し、作品の展示や販売会も計画されています。

「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、玉乃光酒造がクリエイターとともに造る日本酒「350×(カケル)プロジェクト」を始動 画像 3

プロジェクト立ち上げの背景

近年、日本酒市場は縮小傾向にあり、酒離れが進んでいます。過去50年間で日本酒市場は4分の1にまで縮小し、多様な酒類が選ばれる時代となっています。しかし、日本酒は単なるアルコール飲料ではなく、2,000年以上の歴史を持つ日本の食文化を代表するものであり、職人の技が生み出す伝統産業です。

このような状況の中、2024年12月には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定しました。玉乃光酒造は350年の歴史を持ち、伝統的酒造りを継続的に行ってきた企業として、このプロジェクトを通じて日本酒の価値を再定義し、未来に繋げていくことを目指しています。

「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、玉乃光酒造がクリエイターとともに造る日本酒「350×(カケル)プロジェクト」を始動 画像 4

クリエイティブ企業との共同事業

「350×プロジェクト」は、日本酒業界にとどまらず、さまざまな業界との連携を通じて、「伝統的酒造り」を未来につなげ、世界に発信することを目指しています。プロジェクトでは、ゲームやアートを他産業に展開し、新しい価値を創造するために、Skeleton Crew Studioとの事業提携を行います。

代表取締役の村上雅彦氏は、技術革新と伝統の調和の重要性を強調し、玉乃光酒造との共同事業を通じて日本酒の新たな価値を創造することに期待を寄せています。

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プロジェクト概要

350×プロジェクトの第一弾は、国内外で活躍する多様なジャンルのクリエイターとのコラボレーションで構成されています。国内のクリエイター3名、海外のクリエイター3名が参加し、日本酒という日本の伝統文化をクリエイターと共に成長させていくことを狙いとしています。

以下は、参加クリエイターの紹介です。

  • ムネ アツシ – 日本の昔話を和モチーフで再解釈したアートを制作。
  • たかくらかずき – デジタル表現を用いた作品で東洋思想をテーマに発表。
  • 堀田 昇 – 日本神話を基にしたゲームタイトルを制作。
  • Lili Tae – バンコク拠点のアーティストで、夢や物語を色彩豊かに表現。
  • Abwu – 台湾のイラストレーターで地域文化を探求。
  • Ardneks – インドネシアのイラストレーターで音楽と異文化を融合。
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製法と原料

350×プロジェクトの日本酒『350+』は、350年の歴史を持つ玉乃光酒造が継続的に取り組んできた手造りによる伝統的酒造りで生み出されています。原料は米と水のみで、米は有機農法で栽培された酒米を100%使用しています。第一弾では、岡山県の契約農家が栽培した雄町を採用しました。

水は「日本名水百選」に選ばれた京都・伏見の御香水と同水脈の伏流水を使用しています。玉乃光酒造の若手醸造家がクリエイティビティを発揮し、毎年2回特別醸造を行い、異なる醸造家がそれぞれの個性を表現した日本酒を醸造します。

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プロジェクト発足記念イベント

350×プロジェクトの発足を記念し、2024年12月13日に特別なお披露目イベントが開催されます。このイベントでは、「日本酒のある暮らしをもっと豊かに」をテーマに、プロジェクトのコンセプト紹介や新商品の試飲が行われます。

イベントの詳細は以下の通りです。

日時 内容 参加費用
2024年12月13日(金)14時〜17時 トークセッション、コンセプト紹介、新商品350+の試飲 入場無料

会場は渋谷の『404 Not Found』で、JR山手線「渋谷駅」から徒歩3分の距離に位置しています。参加申し込みは、メールで受け付けています。

「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、玉乃光酒造がクリエイターとともに造る日本酒「350×(カケル)プロジェクト」を始動 画像 8

まとめ

「350×(カケル)プロジェクト」は、伝統的な酒造りを未来へとつなげる新たな取り組みであり、国内外のクリエイターとのコラボレーションを通じて日本酒の新しい価値を創造することを目指しています。日本酒の原料や製法、参加クリエイターの多様性が、このプロジェクトの魅力を引き立てています。

以下に、プロジェクトの主要な情報をまとめました。

項目 内容
プロジェクト名 350×(カケル)プロジェクト
日本酒名 350+
原料 岡山県産雄町米、水(伏流水)
販売数量 2,000本限定
発売日 2024年12月13日
参加クリエイター ムネ アツシ、たかくらかずき、堀田 昇、Lili Tae、Abwu、Ardneks

このプロジェクトを通じて、日本酒の文化がより多くの人々に伝わることが期待されます。

参考リンク: