2025年1月から始まる手紙コンテスト表彰式、SDGs賞など受賞者発表
ベストカレンダー編集部
2024年12月17日 10:28
手紙コンテスト表彰式
開催日:1月1日
小学生「ありがとうの手紙コンテスト2024」受賞者発表
2024年12月17日、株式会社ファミリーマートは、地域社会とともにこどもたちの成長を応援し、感謝の気持ちが溢れる地域社会づくりに貢献することを目的に開催している「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」の受賞者を発表しました。このコンテストは2009年から実施されており、今年で16回目を迎えました。
本年は全国265校・団体から3,451通の手紙が寄せられ、ジャーナリストの池上彰氏を審査員長とする審査員による厳正な審査が行われました。その結果、「文部科学大臣賞」や新設の「SDGs賞」など、各受賞作品と受賞団体が決定しました。
審査員長・池上彰氏の講評
審査員長の池上彰氏は、こどもたちの感謝の対象が自然や地球、木などにまで広がっていることが印象的であると述べました。彼は、こどもたちが書いた手紙の中に、校長先生が毎日一緒にお弁当を食べてくれることや、転任した先生が修学旅行先に会いに来てくれたことなど、こどもたちに寄り添う姿が多く見られたと語りました。
池上氏は「暗い話題が多い昨今、このように素晴らしい先生方が頑張っておられる限り、日本の教育は大丈夫」と感じたとし、環境へのやさしさや学校のやさしさに出合うことができたと述べています。
新設されたSDGs賞の意義
近年、こどもたちの作品は身近な人への感謝だけでなく、自然や環境、住みやすい街などへの感謝にも広がっています。このような背景から、本年より「SDGs賞」が新設されました。SDGs賞を受賞した作品には、「ありがとうお肉さん」「ちきゅうさんへ」「しぜんさんへ」など、日常生活の中でSDGsを感じることができる作品が多数ありました。
これらの作品は、こどもたちの豊かな思考力や表現力が反映されており、将来の社会がより良いものになることを期待させる内容が込められています。
受賞作品と受賞者の詳細
文部科学大臣賞は、国立学園小学校3年生の田中夢乃さんの「伝え続けてくれる人へ」に決定しました。田中さんには文部科学大臣賞の表彰状と副賞が授与される予定です。
受賞作品は、全国を7ブロックに分けて審査され、以下のように各賞が決定されました。
- 文部科学大臣賞: 1作品
- 最優秀作品賞: 20作品
- 審査員特別賞: 28作品
- SDGs賞: 7作品
- 学校団体賞: 14校・団体
受賞作品や団体の詳細は、ファミリーマートのホームページにて確認できます。
受賞者の表彰式について
文部科学大臣賞および最優秀作品賞の受賞者に向けた表彰式は、2025年1月より順次実施される予定です。受賞者には、表彰状と副賞が進呈されるほか、活動報告書として「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2024受賞作品集」が発行され、応募者の在籍する学校へお届けされます。
コンテストの概要
ファミリーマートありがとうの手紙コンテストは、小学校1年生から6年生を対象にしたコンテストで、応募期間は2024年7月1日から9月30日までです。応募の種類は「学校応募」、「その他団体応募」、「個人応募」の3種類があり、今年は265校・団体から3,451通の応募がありました。
審査員は以下のメンバーで構成されています。
- 審査員長
- 池上彰(ジャーナリスト)
- 審査員
- いとうみく(児童文学作家)
- 小峰広一郎(株式会社小峰書店 代表取締役社長)
- 野中柊(作家)
- 岩崎浩(株式会社ファミリーマート 執行役員)
受賞者には、各賞に応じた表彰状と図書カードが贈呈されます。
受賞作品の賞品内容
賞 | 内容 |
---|---|
文部科学大臣賞 | 表彰状・図書カード(3万円分) |
最優秀作品賞 | 表彰状・図書カード(1万円分) |
審査員特別賞 | 表彰状・図書カード(3千円分) |
SDGs賞 | 表彰状・図書カード(3千円分) |
学校団体賞 | 表彰状・図書カード(5万円分) |
ファミリーマートは、地域に寄り添い、お客様一人ひとりと家族のように繋がりながら、なくてはならない場所を目指してまいります。
今回の「ありがとうの手紙コンテスト2024」では、こどもたちの感謝の気持ちが多くの作品に表現されており、今後もこのような取り組みが続けられることが期待されます。詳細については、ファミリーマートの公式サイトをご覧ください。
参考リンク: