東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025、4月5日にジャパングランプリ最終審査会開催

ジャパングランプリ最終審査会

開催日:4月5日

ジャパングランプリ最終審査会
東京ウイスキー&スピリッツコンペティションって何?
日本で唯一、アジア最大級の蒸留酒品評会で、ジャパニーズクラフトウイスキーに特化した部門も新設されています。
ジャパングランプリの最終審査会はいつ開催されるの?
2025年4月5日(土)に東京で開催され、初代ジャパングランプリが決定されます。

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025 ジャパングランプリの最終審査会について

2025年4月5日(土)、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)において初代ジャパングランプリを決定する最終審査会が実施されることが発表されました。この審査会は、審査員が一堂に会する対面形式で行われ、TWSCが初めて開催された2019年から6年ぶりの開催となります。

TWSCは日本唯一、アジア最大級の蒸留酒の品評会であり、2025年にはジャパニーズクラフトウイスキーに特化した新たな部門「ジャパングランプリ」を新設しました。初代ジャパングランプリを決めるための最終審査会は、2025年3月13日17時10分に発表されました。

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025 “ジャパングランプリ” 最終審査会を4月5日(土)に実施決定 画像 2

最終審査会の詳細情報

最終審査会は、一次審査を経た高得点の「ジャパングランプリ対象アイテム」に対して、特別審査員21名がリモートで事前審査を実施し、その結果を受けて上位アイテムが選ばれます。特別審査員は、TWSC実行委員、メーカー、インポーター、酒販店、オーナーバーテンダー、マスターオブウイスキー、一般愛好家など、TWSC審査員約300名の中から選抜されたメンバーです。

以下は、最終審査会の詳細です:

  • 日時:2025年4月5日(土)13:00-16:00
  • 会場:ウイスキー文化研究所 セミナールーム(東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル2階)
  • 出席者:TWSC実行委員長 土屋守/ジャパングランプリ特別審査員
  • プレス入場可能時間:13:00-14:30(入退場自由)

受賞アイテムの決定は、プレス非公開時間に行われるため、報道関係者は入場可能時間内に取材を行うことができます。

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ジャパングランプリの意義と背景

TWSCは今回で7回目を迎え、ますます注目を集めています。特に、近年ではジャパニーズウイスキーのクラフト蒸留所が増加しており、2020年には30ヵ所だった蒸留所が、現在では110を超える勢いとなっています。これらの多くは、コロナ禍の2020年から2023年頃に誕生した蒸留所であり、日本洋酒酒造組合が定める3年熟成の基準をクリアしています。

TWSCでは、ジャパニーズクラフトウイスキーに特化したカテゴリーを新設し、クラフト蒸留所の製品を広く一般消費者に知ってもらうことを目指しています。また、3年熟成以外の新たにニューメイク、ニューボーンウイスキーを独立したカテゴリーとして定義し、審査方法もリモート審査に加え、対面での審査を行う方針を採用しています。

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ジャパングランプリの出品対象と条件

ジャパングランプリへの出品対象は以下の条件を満たす必要があります。

  1. 1日の仕込み量が麦芽2トン以内であること(麦芽以外の穀物を使う場合はその総量が2トン)
  2. 2025年4月末時点で発売されている商品であること(限定商品・完売商品も可)
  3. 日本洋酒酒造組合が定めたウイスキーの表示基準を満たしていること

原材料は、麦芽、穀類、日本国内で採水された水に限る必要があり、製造は日本国内の蒸留所で行われなければなりません。また、貯蔵は内容量700リットル以下の木製樽に詰め、3年以上日本国内で貯蔵することが求められます。

さらに、ジャパニーズニューボーンスピリッツ(熟成3年未満)やジャパニーズニューメイクスピリッツ(樽熟成前、またはタンク貯蔵の無色透明のウイスキー)も出品対象として認められています。

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受賞後のPR活動

受賞アイテムには、以下のようなPR活動が行われます:

  • 誌面でのPR:受賞アイテムを掲載した「TWSC公式ガイドブック」を毎年発行し、日本唯一のウイスキーとスピリッツの専門誌「ウイスキーガロア」にも掲載します。
  • WEB・SNSでのPR:TWSC公式ページでは全受賞ボトルや特別賞を掲載し、SNSでは受賞報告写真を掲載します。
  • 授賞式の開催:受賞者を招き、壇上で賞状を授与する機会を設けます。食事やドリンクも用意され、懇親の場となります。
  • 大試飲会の開催:受賞ボトル数百本が一堂に会し、参加者が試飲できるイベントを開催します。

これらの活動を通じて、受賞アイテムの認知度を高めることが期待されています。

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東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)について

TWSCは、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。ウイスキー評論家の土屋守が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて国内外の高品質なウイスキー・スピリッツを発信し、文化の発展に寄与しています。

2019年に開催が始まり、2020年からは焼酎・泡盛の魅力を広めるため焼酎部門も新設されました。過去6回で洋酒部門は3,178本、焼酎・泡盛部門は1,283本の合計4,461本のエントリーがありました。

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ウイスキー文化研究所について

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める民間のウイスキー文化普及団体です。2001年に設立以来、ウイスキー・酒文化の研究や情報発信を行い、業界関係者とともにウイスキー愛好家の育成に努めています。また、ウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行や、ウイスキーフェスティバルの企画・運営、資格認定試験なども行っています。

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まとめ

項目 詳細
イベント名 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025 ジャパングランプリ最終審査会
日時 2025年4月5日(土)13:00-16:00
会場 ウイスキー文化研究所 セミナールーム
出席者 TWSC実行委員長 土屋守 他特別審査員
プレス入場時間 13:00-14:30

以上の情報をもとに、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025の最終審査会は、ジャパニーズクラフトウイスキーの新たな時代を切り開く重要なイベントとなることが期待されます。ウイスキー文化の発展に寄与するこのコンペティションに注目が集まります。