ニッセイプラス、2025年4月から精密検査費用保険を導入開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月26日 16:13
精密検査保険導入
開催日:4月1日

新商品「精密検査費用保険」の導入
ニッセイプラス少額短期保険株式会社(以下「ニッセイプラス」)は、2025年4月より新たに「精密検査費用保険」を提供します。この商品は、綜合警備保障株式会社(以下「ALSOK」)に導入されることが決定しました。ニッセイプラスは日本生命保険相互会社の子会社であり、従業員の健康を支援するための新たな取り組みとして、この保険商品を展開します。
この保険は、従業員が自己負担なく精密検査を受診できることを目的としており、保険金の上限は1万円となっています。これにより、従業員の精密検査受診率の向上が期待され、健康経営の一環としての効果が見込まれています。

制度導入の背景
ALSOKは、警備業務に従事する企業として、従業員の健康増進を経営の重要な課題と位置付けています。従業員の健康を支える制度の導入は、企業の生産性向上にも寄与するため、ニッセイプラスの「精密検査費用保険」はそのニーズに応えるものです。
この制度を通じて、従業員がより健康的な生活を送ることができるよう、企業は福利厚生制度を充実させ、従業員の満足度を向上させることを目指しています。精密検査を受けやすくすることで、早期発見・早期改善が促進され、生活習慣病のリスクを軽減することが期待されています。
「精密検査費用保険」の特徴と概要
この保険商品は、全員加入型の団体保険として設計されており、契約者や保険料負担者は企業、被保険者や保険金受取人は従業員となります。以下に「精密検査費用保険」の具体的な特徴を示します。
商品概要
項目 | 内容 |
---|---|
支払事由 | 定期健康診断等で精密検査が必要とされ、受診日から240日以内に精密検査費用を負担した場合 |
保険金 | 負担した精密検査費用を上限1万円まで補償 |
保険料 | 性別・年齢により異なるが、デジタル完結を前提とした設計で加入しやすい保険料を実現 |
保険期間 | 1年間(自動更新) |
この商品は、従業員が負担する精密検査費用を保険金で補填することで、健康診断の結果に基づく早期の検査受診を促進します。特に、血圧や脂質、肝機能、糖代謝、腎機能に関する基準に該当した場合に適用されます。
手続きのデジタル化
ニッセイプラスは、近年のデジタル化に対するニーズの高まりを受け、加入申込や保険金請求手続きのデジタル化を実施しています。これにより、従来の紙ベースの手続きを見直し、企業の事務負荷を大幅に軽減することが可能となります。従業員は、直接ニッセイプラスに保険金請求を行うことができ、迅速かつ効率的な手続きを実現します。
このようなデジタル完結型のサービスは、企業にとっても従業員にとっても利便性が高く、健康経営の一環として非常に重要な要素となります。
会社概要
「精密検査費用保険」を提供するニッセイプラス及び関連企業の概要は以下の通りです。
会社名 | 代表者 | 所在地 | 設立 | 公式HP |
---|---|---|---|---|
日本生命保険相互会社 | 清水 博 | 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12 | 1889年7月4日 | 公式HP |
ニッセイプラス少額短期保険株式会社 | 光本 正 | 東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル FINOLAB内 | 2021年4月30日 | 公式HP |
綜合警備保障株式会社 | 栢木 伊久二 | 東京都港区元赤坂1-6-6 | 1965年7月16日 | 公式HP |
ニッセイプラスは、従業員の健康を支援するための新しい保険商品を通じて、企業の健康経営を推進し、従業員の満足度向上に寄与することを目指しています。
このように、企業が従業員の健康を支援するための新しい取り組みが進められており、今後も多くの企業がこの流れに続くことが期待されます。