でじるみ名古屋星ヶ丘が6月に開所予定、サブカル特化の新しい就労支援

「でじるみ」：サブカル特化型就労支援B型事業所の新たな取り組み

名古屋市千種区に新たにオープン予定の就労継続支援B型事業所「でじるみ名古屋星ヶ丘」は、2025年6月に開所する予定です。この事業所は、サブカルチャーに特化した新しいスタイルの就労支援を提供し、利用者が自分の「好き」を「仕事」に変えることを目指しています。運営は株式会社ミライベクトルが行い、障がい者の方々が安心して過ごせる居心地の良い場所を提供します。

「でじるみ名古屋星ヶ丘」では、一般企業との連携を通じて障がい者の活躍の場を増やすことに注力し、やりたいことを学びながらそれを実現するための支援を行います。特に、福祉経験豊富なスタッフが障がいへの理解や配慮を行い、クリエイタースタッフが本物の技術で利用者の「好き」を尊重し、実現をサポートします。

事業所の基本情報

「でじるみ名古屋星ヶ丘」の基本情報は以下の通りです：

• 利用定員：20名
• 所在地：〒464-0802 愛知県名古屋市千種区星ヶ丘元町15-22
• 営業時間：月～土 10時～15時（祝日は営業、日曜は休業）
• アクセス：星ケ丘駅 徒歩3分
• 連絡先：0120-949-783（フリーダイヤル受付時間 平日10:00～18:00）
• ウェブサイト：https://digilumi.jp/hoshigaoka/

見学や無料体験会も随時実施しており、詳細は公式サイトのメールフォームからお問い合わせ可能です。

就労継続支援B型事業所の背景と必要性

2023年現在、日本における障がい者の総数は1160.2万人、人口の9.2%を占めています。身体、知的、精神障がい者の数は増加傾向にあり、障がい者が活躍できる場所の確保が急務となっています。そこで、就労継続支援B型事業所が重要な役割を果たします。

就労継続支援B型事業所では、一般企業での雇用契約が困難な方々に対して、就労機会や生産活動の提供、必要な知識や能力の向上のための訓練・支援を行います。これにより、障がい者の方々が自立した生活を送るための支援が行われています。

クリエイティブスキルのニーズと「でじるみ」の役割

現代ではフリーランスの働き方を選ぶ人々が増えており、2020年には日本の労働人口の22.8%にあたる1,577万人がフリーランサーであるというデータがあります。また、IT時代においてはクリエイティブスキルの需要が高まっています。「でじるみ」は、こうした背景を踏まえ、クリエイティブスキルやサブカルチャーに特化した新しい形の就労支援を目指しています。

全国には15,500を超えるB型就労支援事業所が存在しますが、その中には「儲かるから」といった理由で他業種から参入する事業所もあり、十分な支援が行き届かない状況が見受けられます。「でじるみ」は、17年の福祉経験を持つスタッフが一人ひとりの本当にやりたいことを実現するための支援を行い、福祉制度のフル活用を図ります。

「でじるみ名古屋星ヶ丘」の特徴と提供する支援内容

「でじるみ名古屋星ヶ丘」では、利用者が自身の「好き」を「仕事」に変えるための様々な支援を行います。具体的には、以下のような特徴があります：

• 技術的な指導：利用者が学びたいスキルを身につけるための指導を行います。
• 社会体験：各種イベント参加や興行支援を通じて、社会とのつながりを深める機会を提供します。
• でじるみ応援団：プロのクリエイターによる応援を受けられる制度を設けています。
• アニメやゲーム好きのスタッフ：スタッフもサブカルチャーが好きで、利用者が楽しく通えるような環境を整えています。

このように、「でじるみ名古屋星ヶ丘」では利用者自身のペースで進められる支援を提供し、共に作品を完成させることができる環境を整えています。

まとめ

「でじるみ名古屋星ヶ丘」は、サブカルチャーに特化した就労継続支援B型事業所として、利用者が自分の「好き」を「仕事」に変えるための支援を行います。福祉経験豊富なスタッフが、安心して過ごせる環境を提供し、クリエイティブなスキルを身につけるための多様なコースを用意しています。また、社会体験やプロクリエイターによる応援を通じて、利用者の未来を広げるサポートも行います。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます：

「でじるみ名古屋星ヶ丘」は、障がい者の方々が自分の「好き」を活かしながら、安心して働ける環境を提供することを目指しています。