ジャパネットとMSCクルーズが2026年1月からの新提携でクルーズ市場拡大へ
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 21:43
業務提携契約締結
開催期間:1月1日〜12月31日

業務提携契約の締結について
2025年3月27日、株式会社ジャパネットホールディングスは、グループ会社である株式会社ジャパネットツーリズムが、MSCクルーズS.Aと5年間の業務提携契約を締結したことを発表しました。この契約は、2030年までの期間にわたり、日本国内でのチャータークルーズの継続を含んでいます。
MSCクルーズはスイス・ジュネーブに本社を置く企業で、CEOにはジャンニ・オノラート氏が就任しています。今回の提携により、両社はクルーズ事業の拡大を目指し、さらなる連携を強化していく方針です。
ジャパネットグループとMSCの取り組み
ジャパネットツーリズムは、「ジャパネットクルーズ」というブランドでクルーズ事業を展開しています。この取り組みでは、テレビやラジオ、カタログ、チラシ、DM、インターネットなど多様なチャネルを活用し、日本国内でクルーズの魅力を広めることに努めています。特に、日本人にとって馴染みの薄いクルーズ船を身近に感じてもらうための工夫がなされています。
2023年には、両社が「潜在需要の掘り起こしに寄与」したことにより、クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023グランプリ(国土交通大臣賞)を受賞しました。この受賞は、国内のクルーズ市場の拡大に寄与したことを示しています。
日本一周ツアーの成功
MSCが所有する客船「ベリッシマ」をチャーターして企画運航する日本一周ツアーは、2018年から始まり、2025年には就航回数が32回に達します。これまでに延べ106,275人がこのツアーに参加し、そのうち約80,000人は初めてのクルーズ旅行者です。
船内ではお客様からのフィードバックを迅速に反映し、サービスの向上に努めています。その結果、総合満足度は97.7%という高評価を得ており、快適で感動的なクルーズ旅行を提供するために両社は協力しています。
新たな業務提携の概要とフライ&クルーズの連携
今回の業務提携契約により、ジャパネットツーリズムとMSCは、2026年から2030年の5年間、MSCが所有する客船のチャータークルーズを継続することに合意しました。また、フライ&クルーズツアーについても協力を強化することが決まりました。
フライ&クルーズツアーは、航空機での移動とクルーズを組み合わせた旅行スタイルで、特に日本在住者が海外発着のクルーズに参加する際に利用されます。ジャパネットクルーズでは、2024年10月からMSCの「MSCワールドエウローパ」を利用したフライ&クルーズツアーを販売開始し、開始から1週間で完売するなど、非常に高い人気を誇っています。
クルーズ市場の成長に向けた取り組み
今回の提携強化により、クルーズ旅行の本場である地中海クルーズを、日本のお客様が利用しやすい形で提供することが期待されています。これにより、国内での認知度を拡大し、ジャパネットクルーズに新たな選択肢を加えることが可能になります。
さらに、MSCはジャパネットグループの株式会社V・ファーレン長崎が運営するプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」のトップパートナーとしても支援を行うことが決定しました。この協力は2030年まで続き、地域貢献にも寄与することが期待されています。
関係者のコメント
MSCクルーズのCEO、ジャンニ・オノラート氏は、「ジャパネットとMSCクルーズは長年にわたり重要なパートナーとして協力し、日本の皆様に最高品質のクルーズホリデーを提供してきました。この度の新たな契約により、私たちの共通のビジョンをさらに発展させ、クルーズ市場の成長を共に推進できることを嬉しく思います」と述べています。
一方、ジャパネットツーリズムの代表取締役社長、茨木智設氏は、「総トン数17万トンクラスの大型船を5年間、日本配船できることは日本のクルーズ市場にとっても価値があり、大変嬉しく思います。コロナ以降減少傾向にあるヨーロッパへの日本人送客にも貢献できるよう、これまで培ってきた改善をフライ&クルーズツアーにも反映し、日本人のお客様にご満足いただきたいです」とコメントしています。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
提携会社 | 株式会社ジャパネットツーリズム、MSCクルーズS.A |
契約期間 | 2026年から2030年までの5年間 |
主な事業内容 | チャータークルーズの継続、フライ&クルーズツアーの連携強化 |
日本一周ツアー開始年 | 2018年 |
乗船者数(2024年12月末時点) | 106,275人 |
総合満足度 | 97.7% |
このように、ジャパネットツーリズムとMSCクルーズの業務提携は、日本のクルーズ市場において重要な意味を持つものです。両社の協力により、今後も多くの日本人がクルーズ旅行を楽しむことができる環境が整っていくことでしょう。
参考リンク: