ジンジブとみのり高等学校が4月1日からキャリア教育連携を開始

キャリア教育連携開始

開催日:4月1日

キャリア教育連携開始
ジンジブとみのり高等学校の提携って何?
ジンジブがみのり高等学校の大阪都島学習センターでキャリア教育を開始し、高校生の進路選択を支援する取り組みです。
ジョブドラフトCareerってどんなプログラム?
高校生にキャリアのきっかけを与える体験型プログラムで、進路選択を自己理解を通じてサポートします。

ジンジブとみのり高等学校のキャリア教育連携

2025年4月1日より、大阪市に新たに開校するみのり高等学校大阪都島学習センターにおいて、株式会社ジンジブがキャリア教育の支援を開始することが発表されました。この提携により、高校生が早期から様々な職業や企業について知識を深め、主体的に進路選択を行える環境を整えることを目指しています。

ジンジブは、高校生の就職を支援する企業として、キャリア教育プログラム「ジョブドラフトCareer」を通じて、進路決定に向けた自己理解を促進することを重視しています。このプログラムは、進学や就職を考える高校生に対して、将来を自分で考えるきっかけを提供することを目的としています。

ジンジブとみのり高等学校、高校生の進路選択や多様なキャリアを支援 画像 2

支援開始の背景

みのり高等学校は、2024年に設立された通信制高校で、2025年に大阪都島学習センターを開校する予定です。近年、社会経済の変化により、子どもたちの環境は多様化・複雑化しています。学習意欲や進路選択に対する不安が高まる中、家庭や学校だけでは解決できない課題も増えています。

特に、インターネットの普及によるコミュニケーションの変化や社会構造の変動は、「いじめ」や「不登校」、「ひきこもり」、「ニート」といった問題を深刻化させています。このような状況の中で、若者が自分らしく学び、未来に向けての一歩を踏み出せる環境を整えることが求められています。

ジンジブとみのり高等学校、高校生の進路選択や多様なキャリアを支援 画像 3

キャリア教育プログラム「ジョブドラフトCareer」

ジンジブの「ジョブドラフトCareer」は、高校生にキャリアの「きっかけ」を創出する体験型のキャリア教育プログラムです。このプログラムは、進路決定前の生徒に対して、将来を自分で考えるきっかけを提供します。

2023年度には438校で実施され、多くの高校生が参加しました。プログラムは1コマから実施可能で、「おしごとフェア」や「ジョブドラフトFes」などのイベントと連携し、学校の課題に応じた支援を行っています。また、2025年度には新たに9つのプログラムを追加し、自己理解や社会理解、進路、社会人基礎力に関する47個の内容を提供する予定です。

ジンジブとみのり高等学校、高校生の進路選択や多様なキャリアを支援 画像 4

年間スケジュールと授業内容

No. 授業内容 実施予定 実施場所
1 やりたいことの見つけ方 4月中旬予定 大阪都島学習センター
2 高校生のおしごと体験会「おしごとフェア」参加 5月8日(木) 13:00~17:00 OMMビル
3 未来展望!高卒と大卒の就職事情! 6月中旬予定 大阪都島学習センター
4 高校生の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」参加 7月17日(金) 13:00~17:00 OMMビル
5 自己PR(自己紹介)の「型」を作ろう! 11月予定 大阪都島学習センター
6 資産形成ゲーム 12月予定 大阪都島学習センター
7 情報収集をしてみよう(大学編・専門学校編・就職編) 2026年1月予定 大阪都島学習センター
ジンジブとみのり高等学校、高校生の進路選択や多様なキャリアを支援 画像 5

みのり高等学校の概要と教育方針

みのり高等学校は、中学生の時に学校に行きづらかったり、高校でなじめなかったりする生徒に寄り添い、少人数制で個別対応を基本とした教育を行っています。大規模校のような集団授業は行わず、生徒一人ひとりに対してクラス担任、学習アドバイザー、キャリアアドバイザーの3人のサポーターがつき、学校生活を支援します。

本校は、徳島県三好市に本校を持ち、大阪都島学習センターは大阪市都島区に位置しています。教育の質を高めるために、少人数制の環境を整え、生徒それぞれのニーズに応じたサポートを行っています。

学校所在地と連絡先

本校所在地
〒779-4805 徳島県三好市井川町井内西4896-1
大阪都島学習センター
〒534-0012 大阪府大阪市都島区御幸町2丁目3-26
校長
領田 佳之(りょうでん よしゆき)
設立
2024年10月1日
公式サイト
みのり高等学校公式サイト

キャリア教育協力への想い

みのり高等学校大阪都島学習センターの学習センター長兼学習コーチである梅村吉範様は、「学校へ行くのがつらかった」「自分の居場所がなかった」といった経験を持つ生徒に寄り添い、支援を行うことの重要性を語っています。このセンターは、いったん立ち止まって自分のやりたいことにチャレンジできる場所を提供し、ジンジブのキャリア教育を通じて、将来に向けた一歩を踏み出す手助けをしたいと考えています。

ジンジブのキャリア教育開発部次長である濵上綾様も、今回の提携に対して大変光栄に思っており、高校生が主体的に進路やキャリアを考えるきっかけを提供することに尽力する意向を示しています。

まとめ

ジンジブとみのり高等学校の連携により、高校生に対して多様なキャリア選択の機会を提供し、主体的な進路決定を支援する取り組みが始まります。以下に、この提携の重要なポイントをまとめます。

ポイント 内容
キャリア教育プログラム 「ジョブドラフトCareer」を実施し、高校生にキャリアのきっかけを提供。
お仕事体験 職業理解を深めるためのイベントを開催。
就活サポート 通年での就職活動支援を実施。
少人数制教育 個別対応を基本とした支援を行い、一人ひとりに寄り添う。

このように、ジンジブとみのり高等学校の連携は、高校生の進路選択やキャリア形成において大きな意味を持つ取り組みとなるでしょう。

参考リンク: