ミャンマー地震被災者支援のため国連WFPが募金活動を開始！3月29日から

国連WFP協会が「ミャンマー地震緊急食料支援募金」を開始

2025年3月29日、認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会（以下、国連WFP協会）は、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の地震を受けて、「ミャンマー地震緊急食料支援募金」を開始しました。この募金は、被災地域への迅速な支援を目的としており、日本国内からの寄付を呼びかけています。

地震は2025年3月28日（金）に発生し、震源地は武力紛争の影響を受けている地域であり、通信環境も限定されています。このため、被災地のニーズ把握が難しい状況にありますが、国連WFPは支援の準備を進めています。

募金の受付方法と詳細

国連WFP協会では、募金の受付方法を以下のように案内しています。

• クレジットカードおよびコンビニエンスストア払い
  こちらから募金が可能です。
  使途は「緊急支援」を選択し、ご寄付のきっかけ（任意）の問いには「ミャンマー地震」とご入力ください。
• PayPayからの寄付
  こちらから募金が可能です。

また、募金に関する問い合わせは、以下の連絡先で受け付けています。

0120-496-819（通話料無料・年始を除く年中無休9時～18時）

国連WFPの見解と支援体制

国連WFPは、今回の地震によって被災地の人々が直面するニーズを深く懸念しています。ミャンマーは地震発生前から深刻な食料危機に直面しており、2025年には1,520万人が食料不安に陥る見込みです。この災害により、人道的ニーズがさらに悪化する可能性があるとしています。

シーラ・マシュー国連WFPミャンマー事務所副代表は、次のように述べています。「この強い地震は、最悪のタイミングでミャンマーを襲いました。すでに国民の4人に1人が深刻な食料不安に直面している中で、ミャンマーはこれ以上の災害に耐えられません。」

国連WFPは、すぐに食べることができる食料の備蓄を持っており、必要に応じて迅速に対応する準備が整っています。国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連唯一の食料支援機関であり、2023年には120以上の国と地域で1億5,200万人の人々に食料を提供しました。

国連WFP協会の役割と活動

認定NPO法人国連WFP協会は、日本における国連WFPへの民間の公式寄付窓口として、募金活動や企業・団体との連携、広報活動を行っています。2024年には外務大臣表彰を受賞しており、信頼性の高い団体として活動しています。

国連WFP協会は、緊急支援のみならず、長期的な開発支援にも取り組んでおり、紛争や自然災害が発生した際には、迅速に支援を行う体制を整えています。

まとめ

この度の「ミャンマー地震緊急食料支援募金」は、ミャンマーで発生した地震によって影響を受けた人々を支援するために重要な取り組みです。国連WFP協会は、迅速な支援を行うための募金を募っています。以下に、募金方法や国連WFPの活動についてまとめます。

国連WFP協会の活動は、困難な状況にある人々を支援するために不可欠です。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。