モリンガシード-TN-Wが11月18日発表!乾燥肌を救う新成分の効果とは
ベストカレンダー編集部
2025年4月1日 10:40
モリンガシード-TN-W発表
開催期間:11月18日〜11月20日

スーパーフード「モリンガ」の新たな可能性
株式会社テクノーブルは、スーパーフードとして知られるモリンガの種子から新たな肌あれ防止成分「モリンガシード-TN-W」を開発しました。この成分は、慢性的な肌あれの原因となる乾燥刺激を抑える効果を持ち、特に湿度の変化やストレスが肌に与える影響に着目した研究に基づいています。
モリンガはその栄養価の高さから「奇跡の木」とも呼ばれ、多くの健康効果が期待されています。今回の研究では、モリンガの種子から得られるエキスが肌内部での活性酸素種(ROS)の持続的な発生を抑制することが確認されました。これにより、慢性的な乾燥肌に悩む多くの人々に新たな解決策を提供することが可能となります。

乾燥刺激と肌あれの関係
乾燥肌の原因は多岐にわたりますが、特にエアコンの使用や季節の変わり目による湿度の変化が大きな要因となります。これらの環境要因は、肌に乾燥刺激を与え、一時的にROSの産生を促進します。
この一時的なROSの増加は、肌のバリア機能に重要な役割を果たすタイトジャンクション構造の形成を低下させ、さらなる乾燥を引き起こします。結果として、慢性的な肌トラブルが発生することになります。したがって、ROSの産生を抑制することが、慢性的な乾燥肌の改善には重要であると考えられています。

モリンガシード-TN-Wの効果
モリンガシード-TN-Wは、慢性的な肌トラブルの原因であるROSの持続的な発生を抑える効果を持っています。この効果は、培養細胞および培養表皮3次元モデルを用いた実験によって実証されました。
具体的には、モリンガシード-TN-Wを使用することで、肌のバリア機能が改善され、乾燥によるトラブルの軽減が期待できます。これにより、多くの人々が抱える乾燥肌の悩みを解決する新たなアプローチが提供されます。

ネオモリンギンⓇの開発
モリンガには生理活性成分「モリンギン」が含まれており、抗酸化作用が知られています。しかし、この成分は水溶液中では不安定であり、化粧品への配合が難しいとされています。そこで、テクノーブルでは独自の製法(DG製法)を用いてモリンギンを2量体化し、安定的な状態での活用を可能にしました。
この結果、安定したモリンギンである「ネオモリンギンⓇ」が開発されました。ネオモリンギンⓇは、肌の抗酸化に関与する酵素の1つであるSOD1の遺伝子発現促進効果が、モリンギンと比較して約1.3倍高いことが確認されています。この特性により、より効果的なスキンケア製品の開発が期待されます。
モリンガシード-TN-Wの特性
モリンガシード-TN-Wは、モリンガの種子から独自の製法で得られたエキスであり、抗酸化作用を持つモリンギンを安定化させた製品です。この成分は、乾燥ストレスによって発生するROSの抑制に寄与し、肌のバリア機能を保つ役割を果たします。
テクノーブルでは、モリンガの国産化に取り組む企業と提携し、素材の国産化も検討しています。これにより、持続可能な方法で高品質なスキンケア製品を提供することを目指しています。
研究成果の発表
今回の研究成果は、2024年11月18日から20日に神戸国際会議場で開催される第2回日本化粧品技術者会学術大会にて発表される予定です。これにより、業界内外での関心が高まり、モリンガシード-TN-Wの有効性が広く認知されることが期待されています。
テクノーブルは、今後も技術力を磨き、より多くの人々のお肌の美しさとQOLの向上に貢献することを目指しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | モリンガシード-TN-W |
開発企業 | 株式会社テクノーブル |
主成分 | モリンギン(安定化したネオモリンギンⓇを含む) |
効果 | ROSの持続的な発生抑制、肌のバリア機能の改善 |
発表予定 | 第2回日本化粧品技術者会学術大会(2024年11月18〜20日) |
以上の情報から、モリンガシード-TN-Wは、慢性的な乾燥肌に対する新たな解決策として注目される成分であることが明らかになりました。肌の健康を維持するための新しいアプローチとして、多くの人々にとって有益な選択肢となることが期待されます。