ChatSenseが4月1日から画像編集機能を追加、法人向けAIサービスの新展開

ChatSense画像編集開始

開催日:4月1日

ChatSense画像編集開始
ChatSenseの新機能って何?
ChatSenseは画像編集機能を追加し、AIが生成した画像の一部を選択して再生成できるようになりました。
画像編集機能はいつから使えるの?
画像編集機能は2025年4月1日から法人プランの「ビジネス」プラン以上のユーザーに自動でアップデートされます。

法人向け生成AI「ChatSense」が新たに「画像編集」機能を追加

株式会社ナレッジセンスは、法人向け生成AIサービス「ChatSense」に新たに「画像編集」機能を追加したことを発表しました。この機能は、AIが生成した画像の一部をマーキングし、再生成を行うことができるもので、ユーザーはより簡単に好みの画像を生成することが可能になります。このアップデートは2025年4月1日から適用され、法人プランの「ビジネス」プラン以上のユーザーには自動でアップデートが完了します。

「ChatSense」は、社内データを生成AIに追加学習(RAG)することで、独自の専門家AIを作成できる法人向けのChatGPTサービスです。新しい画像編集機能により、ユーザーはAIによって生成された画像を基に、特定のエリアだけを選択し、再生成を行うことができるため、業務効率化に寄与します。

法人向け生成AI「ChatSense」がAIによる「画像編集」機能に対応 画像 2

画像生成の課題と「ChatSense」の解決策

企業において、画像生成AIの活用が進んでいますが、従来の画像生成にはいくつかの課題が存在しました。特に、ユーザーが思い描いた通りの画像を得るためには、何度も試行を重ねる必要があり、これが時間とコストの両方に影響を及ぼしていました。

「ChatSense」では、OpenAI社の「DALL·E 3」やGoogle社の「Imagen 3」に対応しており、ユーザーはこれらの技術を活用して業務効率化を図っています。しかし、従来の方法では、理想の画像を得るために多くの時間と労力がかかっていました。そこで、ChatSenseは「画像編集」機能を導入し、ユーザーが生成した画像の一部を選択して再生成することを可能にしました。

法人向け生成AI「ChatSense」がAIによる「画像編集」機能に対応 画像 3

画像編集機能の詳細

新たに追加された画像編集機能の主な特徴は以下の通りです。

  • 特定エリアの再生成: ユーザーは生成した画像の中から特定のエリアを選択し、その部分だけを再生成することができます。
  • 編集画面の立ち上げ: 生成した画像をクリックすると、編集画面が表示され、簡単にエリアの塗りつぶしが可能です。
  • 料金体系: 画像編集機能によって生成された画像も、通常の画像生成機能と同様の料金が適用されます。最初の5枚までが定額、その後は10円/枚の従量課金となります。

この機能により、ユーザーはより効率的に、自分の意図に即した画像を生成することが可能になります。

法人向けChatGPTサービス「ChatSense」について

「ChatSense」は、法人向けに特化したChatGPTサービスであり、セキュリティ面やコスト面での優位性を持っています。このサービスは、企業や自治体の業務効率を向上させるための機能を提供しています。

「ChatSense」の主な特徴は以下の通りです。

  1. チャット内容の保護: エンタープライズプラン、スタンダードプラン、無料のスタータープランにおいて、チャット内容をAIの学習から守る機能を提供しています。
  2. プロンプトの社内共有: 法人契約向けの独自機能として、プロンプトを社内で共有できる機能を搭載しています。
  3. 初期費用無料: ChatSenseは初期費用が無料で、最低利用期間の縛りがないため、企業が導入しやすい環境を整えています。

これにより、企業は「使ってみないとわからない」という不安を軽減し、導入のハードルを下げることができます。

ナレッジセンスの企業理念と今後の展望

株式会社ナレッジセンスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、社員の生産性を向上させるための取り組みを行っています。法人向けChatGPTサービス「ChatSense」だけでなく、生成AIに関する様々なサービスを展開し、グローバルなユーザーに提供しています。

ナレッジセンスでは、生成AIを活用して業務効率を向上させたい企業からの相談を受け付けており、今後もさらなるサービスの充実を図っていく方針です。

会社概要

株式会社ナレッジセンスの基本情報は以下の通りです。

会社名 株式会社ナレッジセンス
本社所在地 東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
代表者 代表取締役CEO 門脇 敦司
設立日 2019年4月10日
事業内容 ChatSenseおよび生成AIテストサービス「Ozone」の企画・運営、生成AIを活用したDX戦略コンサルティング、社内外向けのソリューション開発など

このように、ナレッジセンスは生成AIを利用した業務効率化を進めており、今後も企業のニーズに応じたサービスを提供していくことが期待されます。

今回の「画像編集」機能の追加により、法人向け生成AI「ChatSense」はさらなる利便性を提供し、業務プロセスの改善に寄与することが期待されます。

参考リンク: