ベネックス長崎ブリックホール、4月1日から新運営体制で地域文化を強化
ベストカレンダー編集部
2025年4月1日 14:49
新運営体制開始
開催日:4月1日

新たな運営体制の概要
長崎県長崎市が所有する公共施設「ベネックス長崎ブリックホール」と「長崎市茂里町駐車場」は、2025年4月1日から新たな指定管理者である「長崎文化振興共同事業体」によって運営されることが決定しました。代表団体は株式会社長崎国際テレビで、代表取締役は川畑年弘氏です。この新体制により、地域との連携を強化し、文化と利便性を向上させることが目指されています。
施設の役割と運営方針
ベネックス長崎ブリックホールは、長崎市の文化芸術の拠点として、市民に多彩な文化体験を提供することを目的としています。具体的には、コンサート、演劇、講演会などのイベントを通じて、地域の文化振興に貢献し、市民が集い創造的な活動を楽しめる場を提供します。
また、市民の生涯学習やコミュニティ活動を支援し、文化活動の発展を後押しします。市民団体やアーティストとの連携を強化し、より多くの方々に利用される施設を目指すとともに、利用者の利便性を高めるためにサービスの充実や地域との連携を進め、長崎市ならではの文化的魅力を発信する拠点としての役割を強化します。
子育て支援センターの併設
ベネックス長崎ブリックホールには子育て支援センターも併設されており、地域の子育て支援活動にも貢献しています。今後も文化活動との連携を深め、親子向けイベントを通じて、幅広い世代に親しまれる施設運営を目指します。
駐車場の利便性向上
施設に付帯する「長崎市茂里町駐車場」についても、スムーズな利用を促進するための管理体制を整備します。デジタル決済の導入検討などにより、より快適な利用環境の実現を目指します。
ベネックス長崎ブリックホールの概要
ベネックス長崎ブリックホールの所在地は、〒852-8104 長崎県長崎市茂里町2-38です。管理者は長崎文化振興共同事業体で、構成団体には株式会社長崎国際テレビと株式会社城保安警備が含まれています。館長には藤田敏明氏が就任し、これまでの経験を活かしながら運営を行います。
館長の略歴
藤田館長は、1978年より阪急東宝グループにて宣伝プロモーションやイベントプロデュースに携わり、1983年には「国際博覧会つくば85」協会のプランナーとして出向しました。1990年代には三菱総合研究所の客員研究員として集客施設等の立案に関与し、2000年代にはロッテホールディングスにて「ロッテワールド」の建設計画やミュージカル専用劇場「シャルロッテ」の建設計画に携わるなど、多くの集客事業や運営プランを担当してきました。
主な施設と機能
ベネックス長崎ブリックホールには、以下のような主な施設と機能があります。
- 大ホール(2,002席)
- 国際会議場(最大526席)
- 会議室、特別室、ラウンジ、和室
- リハーサル室、練習室
主な機能としては、コンサート、オペラ、演劇などの総合舞台芸術や、大規模会議、各種講演会が行われます。
設備の詳細
設備面では、以下のような特徴があります。
設備 | 特徴 |
---|---|
大ホール | 残響可変装置、音響反射板、オーケストラピット |
国際会議場 | 昇降式ステージ、音響調整卓 |
バリアフリー対応 | 視覚障害者用受付誘導ブロック、点字ブロック |
アクセスとホームページ
ベネックス長崎ブリックホールへのアクセスは、JR長崎駅から車で約5分、バスまたは路面電車で約10分(茂里町下車)徒歩約3分です。また、JR浦上駅からは徒歩約5分の距離です。詳細な情報は公式ホームページにて確認できます。
まとめ
新たな運営体制により、ベネックス長崎ブリックホールは地域文化の振興と市民生活の向上を目指し、様々な取り組みを進めていきます。施設の利用者にとって、より充実した文化体験が提供されることが期待されます。
項目 | 内容 |
---|---|
新運営開始日 | 2025年4月1日 |
指定管理者 | 長崎文化振興共同事業体 |
所在地 | 長崎県長崎市茂里町2-38 |
主な施設 | 大ホール、国際会議場、会議室など |
アクセス | JR長崎駅から車で約5分 |
このように、ベネックス長崎ブリックホールは今後も地域の文化拠点としての役割を果たし続けることが期待されます。
参考リンク: