ジーゼ、4月3日にあまた株式会社を完全子会社化しVR・XR開発体制を強化
ベストカレンダー編集部
2025年4月3日 11:06
あまた社子会社化
開催日:4月3日

あまた株式会社の完全子会社化に関するお知らせ
株式会社ジーゼ(以下「当社」)は、2025年4月3日11時00分にあまた株式会社(以下「あまた社」)の発行済株式を全て取得し、完全子会社化したことを発表しました。この決定により、両社は新たなグループとしての一体感を強化し、VR・XR、コンソールゲーム等の新たなタイトル開発に注力することになります。
当社は、250名以上の開発体制を持つこととなり、これまで得意としてきたソーシャルゲームに加えて、VR・XR領域でのさらなる進化を目指します。

背景と概要
当社は2013年に設立以来、ソーシャルゲーム開発・運営を中心に事業を展開してきました。また、VR・XRや教育などの分野にも取り組み、エンターテインメントの幅を広げています。
一方、あまた社は2008年に設立され、モバイルゲームやコンソールゲームの開発を行ってきました。近年では、VR・XR分野で顕著な成長を遂げ、日本最大級の開発体制を誇っています。あまた社は、PCや家庭用ゲーム機、スマートフォン向けのタイトルを手掛けており、その実績は高く評価されています。

あまた社の実績と強み
あまた社は、ゲーム業界の中で数々の成功を収めており、特にVR・XR開発においては代表作が多く存在します。以下はその一部です:
- Last Labyrinth – VR脱出アドベンチャーゲームで、2017年に『Laval Virtual Awards Best VR/AR Contents』を受賞。
- オノゴロ物語 – 2023年の『The NYX Game Awards』や『Webby Awards』で受賞歴あり。
これらのタイトルは、Meta社をはじめとするプラットフォーマーからも高く評価されており、今後もVR・XRコンテンツの開発に注力していく予定です。

ジーゼの事業内容と強み
ジーゼは、スマートフォンやPC向けのソーシャルゲーム開発・運営を主な事業としており、ユーザー動向の分析を徹底的に行っています。これにより、長期にわたって飽きさせないゲーム体験を提供することが可能となっています。
当社の開発したタイトルの中には、11年以上運営を続けているものや、独自のゲーム性とキャラクター表現で国内プラットフォームのトップを維持しているものもあります。今後も日本のゲーム市場において、さらなる成長を目指します。

完全子会社化後の体制
あまた社の経営陣は維持され、企業成長と事業シナジーの最大化を図ります。具体的には、当社の代表取締役である鈴木があまた社の取締役として参画します。これにより、両社の強みを最大限に活かし、協業体制を構築することが期待されます。

今後の協業予定
あまた社がグループに加わることで、当社のグループは総勢250名以上の規模に成長します。この新たな体制を活用し、VR・XR・コンソールゲームの開発に取り組むことで、デバイスに囚われない新たなゲーム体験を創出することを目指します。
ジーゼが持つ長期運営のノウハウと、あまた社のマルチデバイス対応の高品質なクリエイティブ制作体制を融合させることで、より革新的で魅力的なゲームをユーザーに提供できるよう尽力します。
両社代表のコメント
株式会社ジーゼの代表取締役鈴木智洋は、「あまた社を当社のグループに迎えられることを心より嬉しく思います。特にVR・XR領域においては日本最大級の開発体制を持つあまた社の技術力は、ジーゼグループの大きな競争力となると確信しております」と述べています。
また、あまた社の代表取締役会長兼社長髙橋宏典は、「ジーゼグループの一員として新たなスタートを切ることとなりました。これまでの経験とジーゼ社の運営ノウハウが融合することで、エンターテインメントの可能性を大きく広げることができると確信しております」とコメントしています。
企業概要
以下は、ジーゼとあまた社の企業概要です。
企業名 | 所在地 | 代表者 | 設立 | 主な事業内容 | URL |
---|---|---|---|---|---|
株式会社ジーゼ | 大阪府大阪市西区土佐堀1-5-11 KDX土佐堀ビル9階 | 鈴木智洋 | 2013年3月1日 | ソーシャルゲーム開発・運営、VR・XR、教育 | https://gzeal.co.jp/ |
あまた株式会社 | 東京都新宿区北新宿一丁目4番1号 アルマビル | 髙橋宏典 | 2008年6月25日 | ゲーム事業、VR・XR、映像、メディア | https://amata.co.jp/ |
このように、ジーゼとあまた社はそれぞれの強みを活かし、今後のゲーム開発においてさらなる成長を目指していくことになります。両社の協力により、新たなエンターテインメント体験が生まれることが期待されます。