2024年10月19日開催!スポGOMI甲子園島根大会で開星高校が優勝

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スポGOMI甲子園ってどんなイベント?
スポGOMI甲子園は高校生がチームを組み、制限時間内にごみを拾い、その質と量を競うイベントです。
どのチームが優勝したの?
開星高校のチーム「なっ会」が優勝しました。彼らはたばこの吸い殻やペットボトルを中心に集めてポイントを稼ぎました。
『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』を開催 優勝は開星高校「なっ会」チーム参加者66人で36.9Kgのごみを集めました! 画像 2

『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』の開催について

2024年10月19日(土)、出雲市多伎町のキララビーチにて、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションと一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねが主催する『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』が開催されました。この大会は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たちが、制限時間40分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競うイベントです。

大会には22チーム、合計66人の高校生が参加し、全員で収集したごみの量は36.9kgに達しました。特に開星高校から出場したチーム「なっ会」が見事優勝を果たしました。

『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』を開催 優勝は開星高校「なっ会」チーム参加者66人で36.9Kgのごみを集めました! 画像 3

イベント概要と参加者の様子

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されました。以下はイベントの概要です:

  • 日  程:2024年10月19日(土)9時30分~12時00分
  • 開催場所:キララビーチ(出雲市多伎町多岐)
  • 参加人数:1チーム3名×22チーム=66人
  • 協力団体:株式会社多伎振興、出雲市環境政策課

会場のキララビーチには、島根県内各地の高校から22チームが集まり、過去最多の参加者数を記録しました。新たに参加した横田高校、三刀屋高校、浜田高校、矢上高校の初出場が特に目を引きました。参加者たちは部活のユニフォームを身に着け、海岸でのごみ拾いに活気を与えました。

キララビーチは県内外からの海水浴客に人気の美しい海岸ですが、この日はたばこの吸い殻やペットボトルなどの生活ごみ、さらには漁具などが散乱している様子が見受けられました。

『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』を開催 優勝は開星高校「なっ会」チーム参加者66人で36.9Kgのごみを集めました! 画像 4

特別参加チームとユニークなアイテム

今夏の甲子園で注目を浴びた大社高校野球部も参加し、「可能性は無限大」と「チーム マネ」の2チームが出場しました。地域からの応援に感謝し、地域への恩返しを目的に参加した彼らは、野球とは異なる「甲子園」でのごみ拾いに挑戦しました。

また、今回の大会では5チームが独自のオリジナルアイテムを製作し、競技に挑みました。これらのアイテムは以下のような特徴を持っていました:

  • 「Notポイ捨て、Let’sごみ拾い」とキャッチフレーズが記された箱
  • ソリを付けた箱
  • 細かく分別できるように仕切られた箱

参加者たちは「少しでも海岸をきれいにしたい」「スポGOMIは楽しみながらごみが拾える」といった感想を述べ、楽しみながらも真剣に取り組んでいました。40分間の競技が終了すると、全員で拾ったごみの総量は36.9kgとなりました。

『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』を開催 優勝は開星高校「なっ会」チーム参加者66人で36.9Kgのごみを集めました! 画像 5

優勝チームと今後の展望

大会の結果、優勝は開星高校の「なっ会」となりました。彼らはポイントの高いたばこの吸い殻やペットボトルを中心に集める戦略を採用し、見事な成績を収めました。具体的には、同チームが拾ったごみの総量は5.1kgで、510.5ポイントを獲得しました。開星高校の野球部チームはこれで3年連続の優勝となります。

以下は大会の結果です:

順位 チーム名 ポイント
1位 なっ会(開星高校) 510.5ポイント
2位 情熱バンビーノ(開星高校) 442.5ポイント
3位 チーム マネ(大社高校) 441ポイント
特別賞 TEAM友達(松江南高校) オリジナルアイテム賞

全国から40都道府県の代表が集まる「スポGOMI甲子園全国大会」は、2024年12月1日(日)に東京墨田区で開催され、全国一のごみ拾いを目指して競います。優勝チーム「なっ会」のメンバーは、「東京でも優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを見せています。

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団体概要と関連プロジェクト

この大会を主催した一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションでは、スポGOMI甲子園に関するイベントの開催や運営に必要な業務を行っています。詳細は以下の通りです:

また、海洋ごみ問題を解決するために、日本財団が推進する「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクトも重要な役割を果たしています。このプロジェクトは、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、海にごみを出さない意識を高めることを目指しています。

プロジェクトの詳細は以下のリンクから確認できます:

今回の『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』は、地域の高校生たちが環境問題に取り組む良い機会となり、多くの人々に海洋ごみの問題への関心を高める結果となりました。今後もこのような活動が広がり、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。

イベント名 開催日 開催場所 参加人数 優勝チーム ごみの総量
スポGOMI甲子園2024・島根県大会 2024年10月19日 キララビーチ(出雲市多伎町) 66人(22チーム) なっ会(開星高校) 36.9kg

これらの活動を通じて、今後も地域社会の環境保護への意識が高まり、持続可能な未来に向けた取り組みが進んでいくことが期待されます。

参考リンク: