ウイングマンBlu-rayが3月26日発売！キャスト舞台挨拶で語る作品の魅力

「ウイングマン」Blu-ray発売記念舞台挨拶の概要

2025年3月10日、株式会社キョードーメディアスから発表されたプレスリリースによると、ドラマ「ウイングマン」のBlu-ray発売を記念して、3月9日に東京・丸の内TOEIにて舞台挨拶が行われました。このイベントには、キャストの藤岡真威人、加藤小夏、片田陽依、上原あまね、丈太郎が登壇し、作品の魅力や撮影時のエピソードを語りました。

本作「ウイングマン」は、80年代に『週刊少年ジャンプ』に連載された桂正和の人気コミックを実写化したもので、特撮やアクション映画界の第一人者である坂本浩一が監督を務めています。また、原作者の桂正和も総合監修として参加しており、原作の魅力を最大限に引き出す作品となっています。

物語の背景とキャストの紹介

物語は、幼い頃から「ヒーロー」になることに憧れ、特撮ヒーロー番組に夢中になっていた広野健太の成長を描いています。彼は自作のコスチュームを着用し、ヒーローの技やポーズを真似して不良たちに立ち向かう日々を送っています。ある日、彼は異次元世界ポドリムスから逃れてきた美少女・アオイと出会います。健太がアオイの持つ「ドリムノート」に空想のヒーロー“ウイングマン”のことを書き込むと、実際に変身できるようになりますが、三次元にはアオイを狙う刺客が次々と現れます。

この物語の主人公・広野健太役を演じるのは藤岡真威人、アオイ役には加藤小夏がキャスティングされています。また、片田陽依はジャーナリスト志望の布沢久美子役、上原あまねはアクション演劇部の元気印・森本桃子役、丈太郎は健太の親友・福本智夫役として出演しています。

舞台挨拶の様子とキャストのトーク

イベントの進行役を務めた丈太郎がステージに登場し、他のキャストを呼び込むと、会場は盛り上がりを見せました。藤岡は「今日は皆さんとお会いできることをすごく楽しみにしておりました。丸の内TOEIは今年の7月に閉館するとのことで、演者としてここに立つのは今回が最後になると思います」と感慨深い挨拶を行いました。

最初のコーナーは「『ウイングマン』生コメンタリー」で、エピソード１本を見ながら撮影時の思い出を語り合うというものでした。ここではSNSでの反響が大きかった第3話を上映し、アクション満載のシーンに観客も釘付けになりました。加藤は「見入っちゃってる！見入っちゃってる！喋んなきゃ！」と他のキャストに促す場面もあり、和やかな雰囲気が漂いました。

上映中には、加藤が演じるアオイのエクステについての話や、アクションシーンの撮影時の裏話など、キャストならではのエピソードが披露されました。藤岡は「やっぱアクションパートじゃないかな。僕だけじゃなくて、みんなが本当にすごく頑張っていて圧倒されました」とアクションシーンの大変さを語り、加藤も撮影時のハプニングを明かしました。

思い出アルバムトークと観客との交流

続く「思い出アルバムトーク」では、スクリーンに“アクション演劇部”の集合ショットが映し出され、撮影時の思い出を語り合いました。藤岡は「アクション演劇部を始めたばかりの頃で、僕（健太）だけ勢いがあって、みんなは『あ、撮ろうか』みたいな感じでさめてて」と振り返り、加藤も「アオイさんは初めて写真を撮ったので、健太が『アオイさんはこう』ってポーズを取らせてくれた感じでしたね」とその時の状況を説明しました。

また、片田は「私、好きなポイントがあって」と切り出し、上原が背伸びしている足元を指差しました。上原は「さっき楽屋にBlu-rayの特典のポストカードがあって、『この時頑張って背伸びしたんだよね』って話してたら、『待って！写ってるよ！』って（笑）」とそのエピソードを明かしました。

観客からの質問に対して藤岡は「漫画やアニメ版を意識しましたか？」と問われ、「漫画もアニメも見させてもらったんですけど、テイストや空気感が違うじゃないですか。今回のドラマ版は、桂先生が『新しいウイングマンにしたい。そうしないと面白くない』とおっしゃっていて、原作やアニメ版を踏まえた上で、さらにドラマで新しいウイングマンの良さをどう出せるかをすごく考えました」と答えました。

Blu-rayの発売情報と締めくくり

最後に藤岡が「皆さん、楽しかったですか？」と呼びかけ、イベントは盛況のうちに終了しました。藤岡は「『ウイングマン』の放映は終わっちゃったんですけど、Blu-rayも発売されますし、引き続き応援していただくことで、もしかしたら先に何か続くかもしれないのでよろしくお願いします！」と期待感を煽るメッセージで締めくくりました。

『ウイングマン』Blu-rayは、3月26日に「東宝ビデオオンラインショップ限定予約版」「豪華版」「通常版」の3タイプで発売されます。これに伴い、ファンからの期待も高まっています。

この舞台挨拶では、キャストの熱意や作品への愛情が伝わり、ファンとの絆を深める素晴らしい時間となりました。今後の「ウイングマン」の展開にも注目が集まります。