4月21日から開催！日中韓アニメ・映画・テレビ業界交流イベントの詳細

北京国際映画祭提携 日中韓アニメ・映画・テレビ業界交流＆企業訪問の概要

2025年4月21日（月）から24日（木）にかけて、特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）が主催する「日中韓アニメ・映画・テレビ業界交流＆企業訪問」が開催されます。このイベントは、経済産業省の「クリエイター・事業者支援事業費補助金」の一環として行われ、北京アニメゲーム産業協会の協力を得て実施されます。

このイベントは、日中韓のアニメや映画、テレビ業界の関係者が集まり、相互交流を図ることを目的としています。特に、昨年末に行われた日中外務大臣による「第2回 日中ハイレベル人的文化交流対話」において、映画などのコンテンツを通じた双方向の交流や著作権に関する共通の課題解決が確認されたことからも、この交流の重要性が伺えます。

プログラム内容とスケジュール

本プログラムは3泊4日の日程で構成されており、参加者は日中韓国際フォーラムに参加し、現地の大手有力コンテンツ企業を訪問します。以下は、具体的なスケジュールの概要です。

• 1日目（4/21）
  午前：北京に向けて出発
  午後：北京市内ホテルチェックイン（宿泊ホテルは現地映画祭側より提供）
• 2日目（4/22）
  午前：日中韓共同製作フォーラム＆ビジネスマッチング／各国政策紹介
  昼食
  午後：日中韓共同製作フォーラム＆ビジネスマッチング／企業紹介＆交流会
• 3日目（4/23）
  午前：北京電影学院訪問
  昼食
  午後：中国電影集団訪問／iQIYI Technology訪問
• 4日目（4/24）
  午前：Tencent北京本社訪問
  昼食
  午後：Sina Weibo（新浪微博）訪問
  北京出発～帰国

参加対象と費用について

このイベントは、中国企業との協業を目指す映画、映像、アニメ制作会社を対象としています。定員は約10社程度で、参加費は無料です。ただし、現地への渡航費（日本⇔北京）やその他必要な経費は各自で負担する必要があります。現地映画祭側からは宿泊ホテル（3泊分）が提供されます。

参加申し込みは、3月27日（木）まで受け付けており、詳細は公式Webサイトで確認することができます。申し込みが多数の場合は、北京協力団体と共に選考が行われることがありますので、早めの申し込みをおすすめします。

北京アニメゲーム産業協会の役割

今回の交流イベントにおいて、北京アニメゲーム産業協会が重要な役割を果たしています。この協会は、北京市民政局に認定された5A級の産業協会であり、アニメ・ゲーム産業の振興を目的に、展示、交流、協力のための専門的なプラットフォームを提供しています。

近年、同協会は中日、中韓、中米および東南アジア諸国とのアニメ文化国際交流活動を数多く開催しており、国内外のアニメ・ゲーム企業に対して、アニメ・ゲーム輸出入のプラットフォームを構築しています。これにより、「海外進出」、「国内導入」、「ワンストップ」の実行サービスを提供し、中国文化貿易の国際的な競争力を高めています。

まとめ

このように、日中韓のアニメ・映画・テレビ業界の交流を深めるための貴重な機会として、北京国際映画祭提携のもとで行われるこのプログラムは、今後のビジネス展開に向けた足掛かりとなることが期待されます。詳細については、公式Webサイトを参照し、参加を検討されることをお勧めします。