ハーゲンダッツの日 (記念日 8月10日)

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ハーゲンダッツの日とは何か

記念日の由来

東京都目黒区上目黒に本社を置くハーゲンダッツジャパン株式会社が制定したこの「ハーゲンダッツの日」ですが、実は高級アイスクリームブランドとして広く知られるようになったのは、1984年(昭和59年)の創業以来のこと。この日が選ばれたのは、同社の創業日であり、日々の生活をちょっとステキな日にランクアップしてくれる美味しいアイスクリームを、より多くの人に味わってもらいたいという願いからです。

2017年(平成29年)には、一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。記念日としては比較的新しいですが、既に多くのアイスクリームファンに愛されている特別な日ですね。

ハーゲンダッツの歴史

ハーゲンダッツは1961年(昭和36年)にアメリカ・ニューヨークで誕生しました。創始者ルーベン・マタスの「究極のアイスクリームを作りたい」という熱意と信念が、今日のハーゲンダッツブランドを支える原動力となっています。彼のモットー「Dedicated to Perfection」(完璧を目指す)は、ブランドの哲学を象徴しています。

ハーゲンダッツアイスクリームの主原料は、ミルク、砂糖、卵の3つ。理想の素材を探して世界中から厳選した素材だけを使用するという徹底したこだわりが、その高品質を保証しています。例えば、ストロベリーアイスクリームを完成させるためには、イチゴ探しに3年、開発に3年も費やしたという逸話もあります。

ブランド名の由来

「ハーゲンダッツ」という名前には、実は深い意味はありません。ルーベン・マタスがデンマーク産のアイスクリームに対するポジティブなイメージを利用し、デンマークの首都コペンハーゲンを連想させる「ハーゲン」と、その余韻を持たせる「ダッツ」を組み合わせて作り出した造語なのです。

ハーゲンダッツの魅力と楽しみ方

素材へのこだわり

ハーゲンダッツのアイスクリームは、その豊かな味わいと滑らかな口当たりで、多くの人々を魅了しています。素材へのこだわりは、ただのアイスクリームではなく、「食するアート」とも言えるほど。特に、ミルクは乳脂肪分が高く、濃厚でクリーミーな味わいを生み出しています。

また、砂糖の甘さは控えめでありながら、卵のコクと相まって、絶妙なバランスを実現しています。さらに、添加物を極力使用せず、自然の風味を大切にしている点も、ハーゲンダッツのアイスクリームが支持される大きな理由の一つです。

バリエーションの豊富さ

ハーゲンダッツには、バニラやストロベリーといった定番のフレーバーから、季節限定のフレーバーや地域限定の珍しいフレーバーまで、多種多様なラインナップがあります。それぞれのフレーバーには、素材の良さを最大限に引き出すための工夫が施されており、一つ一つが特別な味わいとなっています。

季節ごとに新しいフレーバーが登場するので、年間を通してハーゲンダッツのアイスクリームを楽しむことができます。また、限定フレーバーは発売されるとすぐに話題になり、アイスクリーム好きの間では見逃せないイベントとなっています。

ハーゲンダッツの日をさらに楽しむために

記念日の過ごし方

ハーゲンダッツの日を記念して、特別なフレーバーや限定商品が発売されることもあります。この日に合わせて新しいフレーバーを試してみたり、お気に入りのフレーバーを改めて堪能するのも良いでしょう。

また、家族や友人と一緒にハーゲンダッツアイスクリームを楽しむのも素敵な過ごし方です。一人一つ好きなフレーバーを選んで、それぞれの感想を共有しながら味わうのは、コミュニケーションを深める絶好の機会です。

さらに、SNSで「#ハーゲンダッツの日」をつけて投稿することで、全国のハーゲンダッツファンと繋がることができます。まさに、アイスクリームを通じてコミュニティが形成される瞬間ですね。

ハーゲンダッツを使ったレシピ

ハーゲンダッツアイスクリームはそのまま食べても絶品ですが、アイスクリームを使ったオリジナルのデザートレシピに挑戦するのもおすすめです。例えば、アイスクリームを使ったスムージーや、ケーキのトッピングとしても素晴らしいですよ。

ハーゲンダッツのアイスクリームを使ったレシピは、家庭で簡単に楽しむことができ、特別な日のデザートにもぴったりです。自分だけのオリジナルレシピを考えることで、ハーゲンダッツの日をより特別なものにすることができるでしょう。

最後に、ハーゲンダッツの日は、ただ単にアイスクリームを楽しむ日ではありません。日々の生活にちょっとした贅沢と幸せをもたらす日として、私たちの心にも甘くて優しい余韻を残してくれるのです。ぜひ、この記念日をきっかけに、ハーゲンダッツのアイスクリームを新しい目線で味わってみてください。