北斗の拳の日 (記念日 9月13日)

北斗の拳の日

「おまえはもう死んでいる」——このセリフを知らない日本人は少ないでしょう。1983年(昭和58年)9月13日、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載を開始した『北斗の拳』は、40年以上が経った現在も世界中でファンを持つ作品です。この連載開始日を記念日として制定したのが、株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ。同社が手がける『北斗の拳』の魅力を世界に向けて広く伝えることを目的としており、2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

作品の舞台は核戦争によって文明と秩序が崩壊した199X年。暴力と弱肉強食が支配するポスト・アポカリプスの世界に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者・ケンシロウが立つというハードボイルドアクションです。原作を手がけたのは武論尊(ぶろんそん)、作画は原哲夫(はら てつお)。圧倒的なバイオレンス描写と骨太なドラマ性が当時の少年読者を熱狂させ、一大ブームを巻き起こしました。

連載は1988年(昭和63年)35号まで続き、全27巻(集英社・ジャンプ・コミックス)として刊行。連載開始翌年の1984年(昭和59年)にはテレビアニメ化も果たし、ケンシロウの声を担当した神谷明の演技とともにアニメ版も社会現象となりました。2019年(令和元年)11月時点では、累計発行部数が全世界で1億部を突破しています。東京都武蔵野市に本社を置くノース・スターズ・ピクチャーズは、『北斗の拳』のコミック事業・映像化事業を中心に展開する企業です。9月13日の「北斗の拳の日」は、単なる記念日にとどまらず、原作誕生から40周年を迎えた2023年(令和5年)も各種イベントやコラボレーションの軸となりました。連載開始から40年を超えてなお新たなファン層を獲得し続けるこの作品の歩みは、9月13日という一つの日付から始まっています。