ディスクジョッキーの日 (記念日 12月28日)

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ディスクジョッキーの日の由来と意義

ディスクジョッキーの日は、ラジオの世界における重要な役割を果たすDJたちを称え、その業績を讃える日として制定されました。この記念日は、ラジオプレスの上野修氏によって提唱され、日本のディスクジョッキー界の草分けである糸居五郎氏の命日にあたる日です。糸居氏は、ラジオの深夜放送で大きな影響を与えた人物であり、彼の死を悼んで、彼の業績をしのぶ意味を込めてこの日が選ばれました。

ディスクジョッキーの魅力やパーソナリティーの重要性を広く伝えることを目的とし、ディスクジョッキー界の発展と繁栄を願う想いがこの記念日には込められています。一般社団法人・日本記念日協会によって認定されたこの記念日は、業界のプロフェッショナルだけでなく、一般の音楽ファンにとっても特別な意味を持つ日となっています。

株式会社サンディとは

ディスクジョッキーの日を制定したのは、株式会社サンディです。1983年に創業されたこの会社は、ディスクジョッキーの養成や番組製作など、ラジオDJやパーソナリティーの事務所として広く知られています。東京都渋谷区笹塚に本社を構えるサンディは、ディスクジョッキーマネージメント、放送タレントキャスティング、ラジオ番組の企画制作、イベントの企画制作・運営管理など、多岐にわたる事業を展開しており、業界におけるその役割は非常に大きなものです。

ディスクジョッキーとは

ディスクジョッキー、略してDJは、ラジオ番組で音楽を選曲し、操作する人物であり、また、演奏会場やクラブなどで音楽を再生し、聴衆に楽しんでもらう役割を担います。かつてはレコード盤を使用することが一般的でしたが、時代と共にCD、CD-R、デジタルオーディオファイルなど、さまざまな音楽媒体がDJの手によって操られるようになりました。

糸居五郎氏は、日本のディスクジョッキーの先駆者であり、特にニッポン放送での深夜ラジオ番組『オールナイトジョッキー』や『糸居五郎のオールナイトニッポン』などを通じて、多くのリスナーに愛されました。彼の番組は、リクエストに応える形式であり、リスナーとの交流を大切にするスタイルは、後のラジオ番組にも大きな影響を与えています。