福の日 (記念日 12月29日)

5146

福の日とは

日本の伝統的なお正月を彩る食卓に欠かせない「おせち料理」。その中でも特に目を引くのが、色鮮やかで縁起の良い水産練り製品です。そんなおせち料理に欠かせない食材を提供しているのが、株式会社紀文食品です。同社が制定した「福の日」は、12月29日に設けられており、「ふく」の語呂合わせから来ています。

この記念日の背景には、正月行事の本来の意味や謂われ(いわれ)を知り、福を招くという願いが込められています。また、年末のこの時期には、買い物や大掃除をして新年を迎える準備をしようという提案もなされています。この記念日は、一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。

紀文食品の歴史

紀文食品は、1938年に東京・八丁堀で「山形屋米店」として創業しました。その後、同社は「革新と挑戦」のスピリットを胸に事業を拡大し、現在は東京都中央区銀座に本社を構えるまでに成長しました。紀文グループは、水産練り製品を中心に、チルド食品の製造・販売を行い、売上高1000億円を超える企業集団へと発展しています。

紀文食品の代表的な商品

紀文食品といえば、おせち料理に不可欠な蒲鉾(かまぼこ)や伊達巻(だてまき)、おでんの具材として親しまれるはんぺん、ちくわ、さつま揚げなどが有名です。これらの商品には、紀文の焼印が入っており、品質の高さと伝統を感じさせます。

時代のニーズに合わせて、紀文食品は「我が家のおせちセット」のような盛り付けるだけですぐに食べられる簡単おせちシリーズも販売しています。これにより、忙しい現代人でも手軽に伝統的なお正月の味を楽しむことができるようになりました。