アールティが挑む4足歩行ロボット、2025年度内に発売予定!

4足歩行ロボット開発

開催日:1月1日

4足歩行ロボット開発
アールティが開発する4足歩行ロボットってどんなもの?
アールティの4足歩行ロボットは、高度なバランス制御や機械学習機能を備え、教育や産業分野での応用を目指しています。
この4足歩行ロボットはいつ発売されるの?
2025年度内に受注生産での発売が予定されています。具体的な日程はまだ発表されていません。

アールティが挑む国産4足歩行ロボットの未来

株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子)は、2024年12月17日16時00分に、国産4足歩行ロボットの開発に着手したことを発表しました。アールティはAI・サービスロボットの分野で高度な人材育成やロボットプラットフォーム、教材の開発・販売を行っており、今回のプロジェクトでは教育・研究機関や産業分野での活用を目指した受託開発ベースの製品化を進めています。

このプロジェクトは、国内の4足歩行ロボットのニーズを広げるとともに、新たな技術開発の基盤を提示することを目的としており、2025年度内の受注生産による発売を予定しています。

アールティが挑む、国産4足歩行ロボットの未来 画像 2

開発中の4足歩行ロボットの特徴

開発中の4足歩行ロボットは、特に以下の特徴を備える予定です。

  • 高度なバランス制御:多関節構造と高度なセンサ技術を採用し、不整地に強い自然なモーションを実現します。
  • ROS 2対応:オープンソースソフトウェアとの互換性を持ち、研究や開発環境での柔軟な活用が可能です。
  • 機械学習機能の統合:人間が遠隔操作したり、デジタルツインで生成された動作を学習する技術を搭載し、AI学習データの効率的な再現をサポートします。
  • モジュール型設計:カスタマイズ可能な設計で、教育用教材から産業プロトタイピングまで幅広く対応します。

これらの特徴は、国内外の教育・研究機関や産業界での応用を視野に入れたものであり、特に歩行モーションに関しては、機械学習による実用化が期待されています。

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4足歩行ロボットの応用範囲

4足歩行ロボットの応用は、国内外で急速に広がっています。以下はその一部の具体的な活用例です。

  1. 段差や狭所での作業における利用。
  2. ロボットアームを搭載し、ドアを開けたりピッキングタスクを行うなど、人手に頼っていた作業のロボット化。
  3. 火山での降灰礫回収など、産学連携によるフィールドでの応用。

アールティは、研究開発においても幅広い分野での活動を行っており、実際の工場では食品工場における人型ロボットの軽作業導入やライン構築、検査装置の開発なども手掛けています。これにより、労働力不足の解決や新しい価値創造につながることが期待されています。

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発売予定とお問い合わせ先

本製品は現在試作段階にあり、受託開発に関しては随時相談を承っています。ロボット単体でのターゲット価格は数百万円の価格帯で、2025年度内の販売開始を予定しています。詳細なスペックやデモ機については、以下のお問い合わせ窓口までご連絡ください。

株式会社アールティ 広報チーム
E-mail:info@rt-net.jp
Tel:03-6666-2566(代)
公式ウェブサイト:https://rt-net.jp

株式会社アールティの概要

株式会社アールティは、「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」をビジョンに掲げ、AIとロボティクスの分野で最先端の技術開発に挑戦しています。教育用ロボットの自社開発から受託開発まで幅広い事業を展開しており、代表取締役の中川友紀子は、ロボットミドルウェア「ROS」の普及にも貢献しています。

近年では、2足歩行ロボットの開発プロジェクトを受注し、高度なモーション制御やシステム統合技術を提供しています。また、サービスロボット開発で培ったノウハウを活用し、食品工場向けの協働ロボットや製造ライン構築にも力を注いでいます。

項目 詳細
会社名 株式会社アールティ
代表者 中川友紀子
設立日 2005年9月
事業内容 ロボット及び人工知能に関する教育事業、自社開発事業、受託開発事業など
公式ウェブサイト https://rt-net.jp

アールティは、ロボット技術を社会実装し、より効率的で持続可能な未来を創造することを目指しています。技術革新を追求し続ける中で、国産4足歩行ロボットの開発がどのような成果をもたらすか、今後の展開に注目が集まります。