2025年2月7日、exaBase生成AIがマブチモーター全社導入で業務効率化を実現

exaBase全社導入

開催日:2月7日

exaBase全社導入
exaBase 生成AIって何?
exaBase 生成AIは、法人向けの生成AIサービスで、セキュリティやコンプライアンスに配慮し、業務効率化をサポートします。
マブチモーターはどうやって生産性を上げたの?
exaBase 生成AIを導入し、翻訳やアンケート集計などの業務を効率化。3ヵ月で9,500時間の業務時間を削減しました。

国内市場シェア1位の「exaBase 生成AI」導入の背景

2025年2月7日、株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIは、マブチモーター株式会社が国内市場シェア1位を獲得した法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」の全社利用を開始したことを発表しました。この導入は、日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)との連携により実現しています。

マブチモーターは、「経営計画2030」を策定し、2030年を最終年とする目標を掲げています。その中で、モーターの周辺技術やビジネスにスコープを広げた「e-MOTO」コンセプトを推進しており、業務プロセスの効率化や自動化を通じて生産性の向上を目指しています。

業務時間の削減と生産性向上の実績

マブチモーターは、2024年10月より「exaBase 生成AI」の全社利用を開始しました。導入から3ヵ月間で、既に9,500時間以上の業務時間削減を達成しています。これは、対象となるユーザーの総労働時間約384,000時間に対して、約2.5%の削減効果に相当します。

具体的な活用例としては、以下の業務が挙げられます:

  • 海外拠点とのメール文書等の翻訳
  • アンケートの集計作業
  • VBAのコード生成
  • 文書や報告書の添削

これらの業務において、生成AIが効率的な支援を行い、業務のスピードアップに貢献しています。

「exaBase 生成AI」の特徴と機能

「exaBase 生成AI」は、2023年6月に有料サービスとして開始され、現在約650社、6万以上のユーザーに利用されています。このサービスは、法人が生成AIを利用する際のセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者が利用状況を把握できる機能や禁止ワードの登録が可能です。

また、各ユーザーが生成AIを利用した際の生産性向上を推定し、グラフ形式で確認できる機能も備えています。さらに、自社独自のデータを基にした活用も可能であり、利用者や管理者が独自のファイルをアップロードし、その内容を基に対話や生成を行うことができます。

エクサウィザーズとNSSOLの業務提携

エクサウィザーズとNSSOLは、2023年5月に業務提携契約を締結しました。この提携により、両社は顧客基盤や営業戦略、デジタル及びAI領域における技術力を活かし、様々な取り組みを行っています。業務提携によって、より多様なソリューションを提供することが可能となり、顧客のニーズに応じたサービスの拡充が期待されています。

以下は、両社の会社概要です:

Exa Enterprise AI
所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立:2023年10月
代表者:大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービスの企画・開発・販売
エクサウィザーズ
所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立:2016年2月
代表者:春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決

まとめ

今回のマブチモーターによる「exaBase 生成AI」の全社利用開始は、業務の効率化と生産性向上に向けた重要なステップです。導入からわずか3ヵ月で9,500時間以上の業務時間を削減する成果を上げており、今後の活用が期待されます。

以下の表に、今回の内容をまとめます:

項目 詳細
サービス名 exaBase 生成AI
導入企業 マブチモーター株式会社
導入開始日 2024年10月
業務時間削減実績 9,500時間以上(約2.5%)
活用業務例 翻訳、アンケート集計、VBAコード生成、文書添削
提携企業 日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)

このように、生成AIの導入は企業の業務改革において重要な役割を果たすことが期待されており、今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: