2025年4月から始まる新キャリア教育プログラム、山野美容芸術短期大学とハッシャダイソーシャルの連携
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 10:32
新キャリア教育開始
開催日:4月1日

新たなキャリア教育プログラムの開始
一般社団法人HASSYADAI social(以下、ハッシャダイソーシャル)は、2025年度より山野美容芸術短期大学と共同で新しいキャリア教育プログラムを開始します。このプログラムは、学生が主体的に未来を選択し、行動に移せるような教育を目指しています。美容業界に限らず「生き方の多様性を広げ、やりたいことを見つけられる教育の実現」を掲げており、従来の美容教育にキャリア形成支援の視点を加えた内容となっています。
本プログラムの実施により、学生は美容業界以外の価値観や働き方に触れる機会を得ることができ、自身に合ったキャリアの選択肢を広げることが期待されています。

連携の背景と目的
山野美容芸術短期大学は、美容技術の習得を重視し、「美しく生きる力」を育むことを目指して教育を行っています。建学の精神である「美道5大原則」に基づいた教育理念を持ちながら、専門性の高い学びを提供しています。しかし、専門性が高いがゆえに、美容業界以外の選択肢に触れる機会が限られているという現状があります。
このような背景から、ハッシャダイソーシャルとの連携が実現しました。学生が多様な生き方や価値観に触れることで、「やりたいことが見つかる教育」の実現を目指すものです。

「美道5大原則」と「Choose Your Life!」の融合
山野美容芸術短期大学は、美容技術のみならず内面の美しさや社会貢献を重視した教育を行っています。美容を軸に、栄養、心理、ビジネス、グローバルコミュニケーションなど、7つの学問領域を横断しながら幅広いスキルを養う教育を展開しています。
ハッシャダイソーシャルは「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる。」というスローガンを掲げ、全国の教育機関と連携し、若者が人生を主体的に選択できるきっかけを提供しています。2024年度には経済産業省キャリア教育アワード最優秀賞を受賞し、実践的なキャリア支援の実績を持つ団体として知られています。

連携プログラムの内容
本プログラムでは、年間を通じて多様なキャリア教育の機会を提供し、学生が実際の体験を通じてキャリア選択を促すことを目指しています。「知る」「体験する」「つながる」という3つのステップを軸に、単なる知識の習得にとどまらず、実践的な経験を重視しています。

プログラム詳細
- 「Choose Your Life!講演」
多様な生き方を実践するゲストを招き、「美容は好きだが、やりたいことが見つからない」学生に向けて、新たな視点や多様な選択肢を提示する講演を実施します。
- トークセッション形式の取り組み「お仕事図鑑」
「お仕事図鑑」は、日本のさまざまな業界を代表する企業・団体と連携し、その業界の歴史や文化、現場で働く人の想いを次世代へ伝えるプログラムです。学生が主体的に多様なキャリア選択を考えるきっかけを提供します。
- 企業・プロフェッショナルと連携した「弟子入り企画」
学生が実際の現場で学ぶ機会を提供し、関心を持った職業の現場に足を運ぶことで働くことのリアルを学びます。また、ゼミとの連携により社会貢献活動を通じた学びの場も創出します。
- 効果測定とプログラム改善
実施後の効果測定とプログラム改善にも重点を置き、受講した学生の意識変容を測定します。「自分がやりたいことの解像度の変化」や「選択肢が広がることで得た学び」などを分析し、フィードバックを実施します。

期待される成果
本プログラムを通じて、以下の3つの変化が期待されます。
- 学生が自ら未来を考え、行動に移す力を養う
- 美容業界に限らず、多様な生き方を知る機会を得る
- 企業や社会との接点を持ち、リアルなキャリア体験を積む

関係者コメント
関係者からは、学生が主体的に未来を選択する力を身につけることが期待されており、教育の新たな形が生まれることに対する期待が寄せられています。
会社概要
以下に、山野美容芸術短期大学とハッシャダイソーシャルの概要を示します。
団体名 | 設立年 | 所在地 | URL |
---|---|---|---|
学校法人 山野学苑 山野美容芸術短期大学 | 1992年4月 | 東京都八王子市鑓水530 | https://www.yamano.ac.jp/ |
一般社団法人HASSYADAI social | 2020年3月 | 東京都港区六本木3丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー 24階 | https://social.hassyadai.com/ |
本プログラムは、学生が主体的に未来を選択できる環境を構築するための重要な一歩となるでしょう。今後の進展が注目されます。